父と大喧嘩をしました。
相性がは良かったので、
小競り合いはしょっちゅうありつつも
怒鳴り合ったのは、生まれて初めてでした。
85歳だけど、
見た目も健康状態も70代前半る若くて元気
さすがに耳とか色々衰えてきた。
幼いころから、
父をボスだと信じて疑わなかった私には、
父が老いていく姿を、
認めたくないし、
受け要れられませんでした。
いま家族で大きなプロジェクトがあるので、
そこに向き合うことが多く
ある時、そこに気づいて
息子の前で嗚咽しながら泣いてしまったら、
保育園の送迎をしてもらっていた次男がびっくりして、
じいじに恥じないように、と勉強をはじめたとゆー。
(すぐに飽きたけど)
まあ、そんなこんなの毎日の中で、
そのプロジェクトのやりとりについての、
行き違いなどなどから売り言葉に買い言葉の応酬が最近多かったのだけど、
昨日は怒鳴ってしまってついに決裂。
チャクラを整えているおかげで、
悩んで眠れないことはなかったし、
仕事もまあたんたんとできてしまうんだけど、
さすがに、この後、どーしたもんかなと
久々に思考がぐるぐる・・・
こういう時は海へ行くに限る!と思い、
海まで歩き
波に尋ねてみたら、
「謝ったら」と言われ
素直に「そうね」と思えた。
そこで桜餅を買って実家へ。
椅子に座って口がへの字に閉じたまま
窓の外を眺めている父の前に座って、
目をじーっと見て
「昨日はごめんなさい」と言ったら
しばらく瞑目した後に
「わかった・・・」と頷いてくれて
その後は、いつも通りの会話に戻りました。
海に行く前まで、
「私は絶対悪くない!」とか、
「なんであの人あんなになっちゃったの?!」とか、
久々に思考が超うるさくて、
イライラマックスでしたが・・。
風や波のエネルギーが、
正しさより平和を選ぶ方に
意識を向けてくれました。
今月は、
天命の稽古場(オンラインサロン)で
ステッキワードのワークをしています。
ステッキワードとは、
パーソナルクレドの中で
その時々に、心の杖にすべきフレーズ
今月は、ステッキワードを一つにしぼって、
そこからビジョンを描くワークをしています。
このワークの意味や意図や効果は、
また別のところで報告したいのですが、
今月の私のステッキワードが、
「眼を見開いて生きていく」で・・・
海でこの言葉を意識に浮上させた時、
ああ、父の老いにも、自分の怒りや悲しみにも、
目をそらしちゃだめなんだ・・・と思えた。
そこで、海にむかって、
私は、目を見開いて生きていくよー!
と声に出していってみたら、
滅茶苦茶スッキリし、たまっていたマイナスのエネルギーが
のどを通して外に解き放たれ、
同時に肚に力が宿り、
そのまま実家にまっすぐ向かい、
父の目を、まさに「目を見開いて」覗きこんで
謝ることができました。
お互いのキャラや普段の接し方からすると
かなり恥ずかしく照れくさく、
絶対にやりたくなかったことだったけど。
そしてそれができた時、自分でもとても嬉しくて、
夫に「なんか私、良い子だった!」と報告したら呆れられた・・・
目の前は鏡というけれど、
日々気づきを与え、成長させてくれる存在だらけ
特に家族は、互いに大きく変容させ合う関係だから、
眼をそらさずに、それぞれの問題と向かいあうと、
大きな気づきや祝福などなど、
たくさんのことを受け取ることができますね。
20年くらい前に、母と向きあう時間がありました。
幼少期から続く母との葛藤にというか母とガチで向き合った。
それはかなりタフな時間でしたが、
おかげで今は
お互いにとても良い関係になりました
私にとって父は
母との葛藤で苦しかった子供時代
灯台ような存在だったので、
その父とこの年で向かい合うことは、
タフでありつつ
多分とてつもなく大きなギフトなんだろうと思っています。
最愛の父がラスボスだったとは、
人生ってすごい。
そういう意味で、恐ろしくもあり
でも、悪いようにならないとわかっているので、
とても楽しみでもあります。
喧嘩できるほど元気なのはありがたいし
喧嘩できることもありがたいし、
そして喧嘩できなくならないで、とも思うけど、
人生は有限なので・・・。
いつまで仲良く喧嘩できるかわからないので、
大切に過ごそうと思います。
あ、もともとこの記事は・・、
海や波の、受けとめてくれる力について
書こうと思ってたんだけど、
ただのお恥ずかしい話で失敬失敬。
でもせっかく書いたし
出さないと書いた時間がもったいないのでアップします。
海は、ゴミを捨てまくる私達人間のことも
責めずに受け止めてくれている。
私も、自分の思い通りにならない相手のことも、
価値観が違う人のことも、
受け容れる器になるために、
パーソナルクレドに沿って生きようと思います。
私のパーソナルクレドはこちら
と、いつも以上にとりとめなく長くなり
そしてただの自分語りでしたが、
ここまでお読みくださってありがとうございます。
良き週末を!
自分も周囲もゼロストレスの
自分の神話を歩きましょ。