こんにちは冨永のむ子です。
昨日は長男の大学の入学式でした。
スーパー晴れ男の次男と真反対の、
正真正銘雨男の長男。
高校の入学式も冷たい雨でした。
学長がしてくださった
マハトマ・ガンジーが唱えた
「七つの社会的罪 (Seven Social Sins)」
に、なるほどと膝を打ちました。
- 理念なき政治 Politics without Principle
- 労働なき富 Wealth without Work
- 良心なき快楽 Pleasure without Conscience
- 人格なき学識 Knowledge without Character
- 道徳なき商業 Commerce without Morality
- 人間性なき科学 Science without Humanity
- 献身なき信仰 Worship without Sacrifice
学長のお話の中に出てきたのは、
5【道徳なき商業】について。
欲望に任せて消費することで
地球を破壊している今、
そんな社会を変革する役割を担う人材を育成したい
というような内容のお話(だったと思う・・)
そうよねーと
その考えに賛同するからこそ
大学の授業という【現場で】
具体策が表現されることを願います。
【七つの社会的罪】
知らなかったので
帰宅後調べてみて、
深く同意しています。
発信などでよく、
心地よいことと怠惰であることとは違う、
とお伝えしていますが、
【良心なき快楽】がまさにそれですね。
先日のお花見瞑想会でも
そこについてふれてる方がいらっしゃいまして。
怠けていることと
楽に心地よいことって
似ているようで全く違うんですよね。
当たり前のようででもそれは難しいし、
怠けることだって必要な時もあるし、
だからそのバランスが本当に難しいんだろうなと。
快楽だって、それ自体は全然悪いことじゃなくて、
時には快楽に身を任せたいよね。
っていうか快楽にふけらなければ、
人類は繁栄しないもんね💦
でもその頻度や内容が
自分の良心に恥じないものかどうか、
要するに
おてんとうさまに顔向けできるものかどうかが
真の心地よさ・・
スピ的には波動の高さ、
と関連するんですよね。
そのバランスを失って、快楽に比重がのしかかると
結果的に自分にすべてふりかかってくるし、
自分だけの問題じゃなく、
周囲や環境にも波及しますよね。
身近なところでいけば、
食欲に任せて、
無節操に食べるとか、
ラクチンという理由だけで、
歩ける距離を車で移動しちゃうとか、
考えるのめんどくさい、と、
何でもマニュアルに頼るとか、
結局自分の体も心も脳みそも衰えるし
体も心も肥満になるし脳もボケる。
そしてそれは、
地球から資源を奪う方向に向かっている。
良心なき快楽、
私もうっかりやりがちなので、
気を付けようと思います。
食べ過ぎとかね・・・。
そして、
道徳なき商業は、
私の身近なところでは、
スピリチュアルバブルや資格販売ビジネスかな。
自分の利益だけの目的で
資格を簡単に売り飛ばし、
その後は依存させて骨抜きにして搾取し続ける仕組み。
ある意味、お金儲けだけを目的にしたら、
すごい商売うまいと思えるビジネスモデルでもあります。
まあ
お金がありあまる依存体質の人は一定数いるし、
そのビジネスモデルは
そういう方の起業ごっこ遊びの道具だからね。
宇宙が認めているものだから、
その存在の是非を私が問う権利も資格もない。
ごっこ遊びって、楽しいしね。
それ自体がダメじゃない。
でも、ごっこはあくまでごっこなので、
ごっこじゃなくて、
本気で天命を仕事にしたい、
という場合は
そのための道具としては不適切ですよね。
それは
絶対的な善悪ではなくて。
それぞれによって
適切かどうか異なるということ。
あなたにとって良いかそうでないか、というだけ。
だから確認が重要です。
でも、もしも
提供する側が、
それを考えずにやっているとしたら、
それは
【道徳なき商業】
社会的罪かもしれません。
資格販売ビジネスの中身は
【労働なき富】の場合が殆どだけど、
それを知らないでやっているケースが多いから
恐ろしいなと思う。
経験や知恵ではなく、
机上の知識だけを伝えているという意味で
虚業の張りぼて商法だと私は幹事てしまうけれど・・・。
でも、それは
提供する側だけの罪ではなくて、
自分で確認したり、
それがどういうものか、
どういうことかを調べることなく、
盲目的にそこに飛びつくから。
受け取る側も
それを見過ごしてしまうことこそが
恐ろしいことじゃないかなと。
【七つの社会的罪】が蔓延していくと、
結局社会は崩壊に向かう。
自分の既得権に溺れていることで
結果的に自分の身を亡ぼすことにもなる。
と・・・入学式の話から随分それていったけれど、
長男の世界が広がることをきっかけに、
私も新しい気持ちで世の中について
学び、気づきをこうして言葉にすることで
自分のものにしたいなと。
ガンジーの【七つの社会的罪】についても、
折に触れて考えて
メルマガなどで発信させていただきますね。
スーパー晴れ男のチビジャイアンとは真反対の、
まぎれもないスーパー雨男の長男。
高校の入学式も冷たい雨だったけれど、
まさか天気予報が大きく覆す真冬のような気温の雨降り。
やっぱり雨だったね、というと。
オレ、雨好きだよ・・と。ぽつりと。
雨の日も、風の日も、あっていいし
それが自然界を育んでいくんだもんね。
というわけで今日はこのへんで。
お読みくださってありがとうございます。
感謝をこめて
冨永のむ子


