自然界の一員として、
人間はどうあればいいのか、
ある時期から、
ずっとそのことを考えてきました。
その昔、当たり前だった、
おじいさんは、山へ芝刈に
おばあさんは、川へ洗濯に
今はその必要がなくなった。
ボタンを押しただけで、炎がついて
寒さに震えることはなくなる。
洗濯ものはあっという間にきれいになる。
飢えの恐怖、
獣におびえることのない暮らし。
古代人からしたら、
今の私たちの暮らしは、
魔法で奇跡にあふれた世界・・・。
こんな歌知ってます?
おとぎ話の王女でも♪
昔はとても食べられない
アイスクリーム♪
今は、いくらだって食べられちゃう。
そんな、
天国みたいな暮らしのはずなのに。
なのに
なぜ私たちのはいつまでたっても、
ラクにならないの?
いつまでたってもなぜ私たちは苦しがってるの?
なぜ人間はいつまでたっても
豊かになれないのか
豊かになれないどころか、
文明や物質的豊かさがなぜ、
人間を蝕んでいくのか。
・・・
それは心が貧しいからと言ってしまえば、それで終わる。
でも、それがまさにカミサマからの大きな問いかけ。
そこがまさに霊的な成長。
人間性の成長。
ここからがまさに、
真の豊かさに目覚める時代なんですよね。
精神性を高め、
地球の命と共に生きていくるという・・・。
そのために、私たちに必要なことは何か
科学だけではもう限界だけど、
かといって、
祈りとか、感謝とか、
観念的なことだけじゃダメなことは歴史が証明しています。
だって、宗教が戦争を起こすんだもの。
と、ぐるぐる、ぐるぐる何十年も、
実は小さい頃から考えてきた・・。
半世紀生きて、
自分なりに出た一つの答が
私たちひとりひとりが、
当事者意識に目覚めること、なんじゃないかなと。
逆に言えば、
うまくいかないのは、
ひとりひとりの当事者意識の
欠如からなんじゃないかなと。
地球のお客さん、
日本のお客さん、
会社や社会のお客さん、
その根本にあるのは、
自分の人生
自分を幸せにすることすらも、
他人任せのお客様気分でいるという事実。
他人の神話を生きているから。
でも多分、それすらも大きな視座で観た時に、
天のはからいで、
今この時代に、
私たちはそこに目覚めなさいねっていう
神さまからの宿題のように思っています。
私は、
人が苦手で、人間嫌いと思っていたけれど、
縁あってリクルートで人材系のビジネスの畑に入り、
人の心について、生き方や働き方、
そしてそれを司る、人間のエネルギーについて、
深く関わる流れに導かれた(というか追い込まれてというか)
人の心だけで何とかなるほど
世の中は簡単でもなくて、
でも、
さまざまな分野で、
同じ方向を向いている人が、
たくさんいることを、
ひしひしと感じています。
自分のことだけでなく、
自分を含めた世界をどうしていくか、
そこに本気で取り組んでいる人たちが確実に増えている。
先週30年ぶりに再会した高校の同級生はまさに、
その一人で、
彼は、日本という国をけん引する
大きなお役目を持った人だなと思いました。
この本の著者:井上岳一氏
本の顔つきが険しめですが、
日本という国が、
なぜ今のようなありさまになってしまったのか、
そしてそこからどうやって、
豊かさや喜びに満ちた世界を作っていくか、
について
歴史、経済、政治、そして風土や、
文化、教育など、さまざまな観点での考察があり、
いわゆる、頭が良い人向けに書いた文章ではなくて、
普通の私にも十分理解できる言葉で書かれていて、
昨年の今頃、出版されたニュースを聞いて、
分厚いんだけど一気に読んだんですね。
面白かったしとても勉強になったので、
ぜひ読んでください!
表紙の帯にあるように、
水と緑こそが、日本の大切な財産であり、
それを、「引き受ける」ということこそが、
この国の当事者としての生き方なんだと。
森や水という豊かな資源は、
それを使いこなす叡智なくしては
使いこなせない
山へ芝刈に、
川へ洗濯に行かなくなったことで、
山や川と暮らす智慧と同時に
それを通して無意識に受け取っていた、
メッセージや豊かさ喜び、を
失ってしまった現代人に、
それを取り戻すためのメッセージが
この本にはつまっています。
この著書が出てから、
彼の活動が少しずつ広がっているようで、
日本中に点在している、
地域を生き返らせたい想い、
資源を生かそうという想い、
人をつなげようという想い、
色んなものがつながって、
それを取り持ったり、アイデアを出したり、
その取り組みに化学反応が生まれている、
天が彼を使い始めたんでしょうね。
その一つが、今回の
Good Design Marunouchiでの
「山水郷のデザイン:自立共生のナラティブ」展でした。
残念ながら、記事を書くタイミングが遅くなって、
回帰が終わってしまったのですが・・・
展示会には、
吉垣花園のご夫妻をお誘いしました。
ご夫妻も、
里山を7年かけて、自然農法に切り替えた、
未来を担う当事者だから。
三人で色んな話を聞かせてもらいました。
彼の活動や展示に関する話も
すごく勉強になったのですが、
それは彼の著書や展示のサイトを見てもらうとして
私の中で印象に残ったというか、
シンクロしたのは、
彼は、高校時代から森に興味があって、
大学は農学部に進んだそうで、
当時は、
アフリカでマングローブを植えるとか考えていたんだけど、
その前に日本の森をなんとかしなきゃ、と今は思っている、
と言っていて、
実はそこが
私も全く同じだったんですよね。
私はアフリカの子どもを救いたいと思って、
子どもの頃には募金をしたりとか、
大学時代にはケニアで井戸堀りしたり、とか、
いろいろしてたけれど、
ふさわしい技能を持たず、
身に着ける努力もしなかった私にとって
それはただの自己満足で、
そんな遠い国の子をなんとかする前に
まずは自分の子どもだし、
日本の子どもたちだし、
そして、私が自分にできる一番の貢献は、
子どもたちに直接何かをすることではなく、
その親である、大人に対してで、
ひとりひとりが当事者意識を持って、
自分の神話を生きることへの応援が、
結果として、私なりの地球への貢献だと思ったんですね。
吉垣花園夫妻は、
未来に自分たちが残せるものは何か、
と考えて、7年かけて土づくりからやり直し、
完全な自然栽培でお花を育てることを実現した、
未来を担う当事者。
たまに紹介する、
とか。
自分の神話で起業する塾においでいただきたいのは
彼女たちのように、
自分たちさえ幸せにお金が儲かれば、
それでいい、という利己的な起業家ではなくて、
自分を含めた世界の豊かさに当事者としてかかわろうとしている人。
こんなに儲かったとか、
こんなにオファーが来たとか、
そういった、
自己承認欲求を満たすためではなく、
真の自己実現を果たそうとしている人。
天に使ってもらうってそういうことだから。
ライトワーカーってそういう存在だから。
人にはそれぞれ天分があり、お役目があって、
井上くんのように賢い頭脳と人望がある人には、
マクロの視点で大きなことをしてもらう、
そして私のように、
気合と毒舌しかなくても、
その自分でできることをする。
まずは自分を引き受ける、
その先に、家族や、地域や、社会や、
そして日本という国、
地球という星がつながっているんだなと。
井上君は、東大卒の、
いわゆるエリート中のエリートだけど、
高校時代から、
頭の良さ、とは別のところで、
誰もが一目おく器の大きい人でした。
日本は彼に任せた!
そして、でも、
私も私にできることを、しよう!そこは任せて!
だし、
塾生のみんなや、
そして
同じ思いを持って、
それぞれの現場で頑張っている方に、
それぞれの分野を、
あなたにお任せするよ、
頼むよ!
私も頑張るよ!
と言いたいなと思っています。
吉垣夫妻を囲んで、井上君と一緒に、
事務局の方が撮影してくれました。
30年ぶりに会って、全然変わらないと言われ、
複雑な気持ちですが。君もねー。
地球の
人間以外の命と、
いかに共存共栄するか、
目に見えるものも、
そして見えないエネルギーも、
人、モノ、金、理想、そして現実、
全部ひっくるめて
未来に向かって、
さあどうあろうか、
ということを
それぞれの立場で、
本気で考えていけたらいいな。
地球のためにも、
日本のためにも、
そしてもちろん自分のためにも、
そのために、
私は私のお役目、
それぞれが自分の神話を生きることを
全力で応援いたします!
あなたはあなたにできることを本気でしませんか?
それは必ずしも、
起業という形であるとは限らない。
あなたがあなたの神話を生きること、
あなたの人生の当事者になること、
それがあなたの最大の社会貢献の形のはずです。
自分のことばっか考えてんじゃねーよ!
ということと、
まずは自分のお世話です!
という
この大きな矛盾を生きるのが私たち人間。
その葛藤すらも楽しめたらいいですよね。
【天から与えられた使命を生きる 自分の神話塾】
へおいでくださいね。
起業家の方は、
【自分の神話で起業する塾】でお待ちしています。
あなたにできる最高の社会貢献をしよう!
それぞれお待ちしています!
お読みくださってありがとうございます。
感謝をこめて
冨永のむ子
追伸:この本ぜひ買ってね!
お読みくださってありがとうございます。
感謝をこめて。
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