春の息吹たっぷりの今日は北鎌倉へ。
お目当てはAkizuki。
ようやく行けた。
カウンター席でシェフの秋月さんが
お料理している姿を間近に見させてもらう。
丁寧で楽しそうで、
何よりも食材への敬意と愛が
あふれんばかりに伝わって来る。
料理の腕が大事なのは当たり前として、
それがあるかないかで味は大きく変わるだろうし、
そこも含めて腕のよしあしなんだと思う。
料理に限ったことじゃなく、
音楽でも絵でも、スポーツでも、
そしてそういう特別な表現活動に限らず、
日常生活で何かをするのでも、
そこに心がこめられるかどうか、
楽しく取り組めるかどうかで、
結果やその場に宿るエネルギーが変わっていくし、
受け取り手に伝わるものも全く違う。
人間とAIの違いはそこにあるんじゃないかな。
知識をつめこみ、技術ばかりを磨いても到達できない、
人間だけがたどり着ける可能性のある次元。
そこにあるのは
ありていに言うとやっぱり愛なんだろうなあ。
春の日差しが入りこんで、
白梅が影を落とす空間と、
たわいもないおしゃべりもとても楽しかった。
なんと夜の仕込みにカモの羽をむしる様子まで見せてもらい、
命をいただいているということにも想いを馳せました。
まさかのサプライズも超嬉しかったです、
秋月さん、ひろみちゃん、
美味しく楽しい時間をありがとうございました。
また江の島の頃のように、
ちょくちょく伺わせてもらいまーす。
予約してくれた夫にも感謝!



