北海道で地震の被害にあわれた方、

大阪で台風に見舞われた方、お見舞い申し上げます。

 

 

各地で何かがあるたびに、

はるばる訪れて下さった受講生の方々の顔が浮かびます。

 

 

直近だと塾生に北海道や大阪の方が多く、

それぞれにご本人のブログやFBの発信から安否を確認し、

ほっとしております。

 

 

何かあると知っている方の安否を知りたくなったり、

お見舞いメッセージを届けたくなるのは人情。

 

 

 

でも、身内じゃないのに、

相手の安否を安易に問うのは、

災害直後にすることじゃないかなと思っています。

 

 

近しい人との安否確認だけで精一杯のはずだし、

通信もそれだけで混んでしまうので・・・。

 

 

大丈夫? というメッセージを受け取るだけで、

その人のスマホのバッテリーは減っていくんだもの。

 

電気の供給が不十分な中で、

そのために、その方がいざという時に必要なことができなくなってしまったら、

それは罪に近いと思います。

 

 

安易な大丈夫?・・・

 

安易な優しさ、は、

 

 

こういう時に限らずだけど、

どうかなと私は思います。

 

 

相手の安否を知りたいという

自分のエゴを解消するためだけに、

身内以外の相手の時間やエネルギーを奪うより、

 

 

非常事態の間は

遠くから心の中でお祈りして、

 

 

通常モードに戻って、

相手の心が、

ちょっと遠い他人からの優しさを

欲するようなタイミングで、

その時、自分が連絡したいと思うならばする、

くらいがいいんじゃないかな、と私は思います。

 

 

あくまでこれは私の考えだし、

もちろん相手の状況や関係性しだいだけど・・。

 

 

すぐに連絡しないから、

それで薄情と思われるなら、それまで。

 

そういう関係だということだと思うし、

 

 

自分が相手をどれだけ大切に思っているか、は、

自分が一番わかっているし、

 

何よりもお天道様は見ているから・・・。

 

 

と、こんなことを書きたくなったのは、

 

北海道にお子さんがいるある友人が、

 

色んな方からメッセージをもらったけど無事です、

と、FBでアップされていたのですが、

 

近所なので、

ばったり会ったら、

 

はっきり言って、すげーありがた迷惑なんだよね。

 

って・・・

 

 

だって自分のお子さんとの

安否確認に必死なはずだもの・・。

 

でも心配してくれる人に対して、

そんなこと思っっちゃいけないとすら思うわけで、

心労がかさむよね。

 

 

そりゃそうだよね。

 

 

安易な優しさの押し売り、

気を付けたいと思います。

 

 

相手のエネルギーも、

貴重なバッテリー内のエネルギーも奪いますからね。

 

 

というわけで、湧いてきたこと。