こんにちは
自分の神話ナビゲーター 冨永のむ子です。

うららかな春、うれしいですね~

4月3日のメルマガの記事なので、少し前のことですが・・・、

長嶋茂雄さんと松井秀樹さんの国民栄誉章のニュースを受けて、

松井選手が、2006年に左手を骨折し復帰するまでについての記事を
書き取ったものを読み返してみました。

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松井の骨折から復帰までにあったのは、
「潔さ」という美質。

「骨折は運命」とすぐに現実を受け容れ、
グラブをはめることが許されない間、
右手だけのキャッチボールを繰り返していた

「もし今年出られなかったら、
それはしょうがないという気持ちもあった。
怪我をしっかり治すということに集中していました。
試合に出たいといって出られるもんじゃないし、
やらせろっていってできるもんんじゃない。
ただ、僕は自分のできる範囲で、
できることをやればいいと思っていた」

彼の口癖は
「今、できることにベストを尽くす」

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松井秀樹さんは、かつて

マスコミに誹謗中傷された時に、
名誉棄損で訴えるべきだという周囲のアドバイスに対して、

「その人には養う人がいるんでしょ。必死なんだよ。
俺にはまだその人が持つ責任感が分からないし。
それに、生きていけない程の痛手じゃないし
何より大事な野球に影響出る訳じゃない。我慢するよ。」

とおっしゃったそうです。

ああ彼は自分に起きることすべてを
宇宙に預けている方、と思いました。

天の起こしたことの全てを受け容れた上で、
人としての自分のできるベストを尽くす。

あるがままの境地とはこういうことですね。

だから彼にはたくさんの奇跡が起きるんですね。

彼の神話はこれから、野球選手としての章から、
新しい章へと移りこれからも続いていく・・。

私も、自分の身に起きることのすべてを、
後から振り返って、
心の奥底で一番良かったと感じられる
選択をしていきたいとあらためて思いました。

感謝をこめて

▼自分の神話の歩き方 2013年4月3日配信号