本日の物語の持ち主は、

ドラえもんのように、

のぞみ通りのシステムを作ってしまう、

IT会社 株式会社コミットの代表 天間晃彦さん。

$世界にたったひとつの物語。クレド作家 冨永のむ子ブログ


永久(とわ)に繁る林檎の樹


時間と空間を司る神が地上に植えた、
林檎の樹の話をご存じですか?

人類を目覚めさせ、引力の法則を生み出し、
革新の象徴にもなった林檎が、

新しい使命を背負うために、
再び地上に舞い降りてきました。

水のきれいな森に神はその苗を植え

「さあ、試練に立ち向かうが良い」とその場を後にしました。

根こそぎ吹き飛ばされることもありました。

日照りの日々もありました。

ほころびかけた夢の花が、
しぼんでしまうこともありました。

まわりの木々が、楽しそうに太陽を浴びている時でも、
その樹だけは大きな試練に立ち向かっていました。

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誇り高くあろうした林檎の樹。

これでもかと神が試練を与え続けても、
けっして折れ曲がろうとせずに、
あらゆる試練、自らの糧にコツコツと努力を重ね、
天に向かって伸びることをあきらめませんでした。

そんな樹のもとに、
色んな人が集まってくるようになりました。

人々の話に笑顔で耳を傾け、
その想いを受け止め、
惜しみなく実を差し出す林檎の樹・・。

人々がその林檎を食べると、

時間や空間から解き放たれる。

自由で独創的な人生を歩むようになる。

そして、未来への夢を語り出す。

果実に宿った力に感謝し、
林檎の樹は、ますますよい実を創ろうと、
たくさんの人の話を聞きながら、
研鑽と努力を忘れずに、天に天にと腕を広げ続けていきました。

神がその努力を見逃すはずはありません。

「そなたの本当のお役目は、
進化のエネルギーを与え続けること」、

あらゆる変化や試練を受け容れ、
最もふさわしく在り続けられる命を増やすこと」

神のそんな声が幹を貫いた瞬間・・・、
大きな地響きとともに、林檎の樹は見上げるような大樹となりました。

大樹となった林檎の樹が、足元を見下ろすと、
自分のまわりを囲むようにして、
小さな苗木がたくさん生えておりました。

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「この苗木たちと共に、
進化のエネルギーをもたらす果樹園となろう」

そう決意した林檎の樹の根元に、
いつの間にか大きな洞(うろ)があいていました。
洞の中に小さな宇宙が広がっています。

中を流れるのは
優しく、ひたむきで、それでいて力強い、
進化のエネルギー。

そのエネルギーを受け取った者は誰でも、
自らを信じ、共に生き共に栄え、進化し続けるのでした。

人々の姿を見守りながら、
神の魂が宿る果樹園は、
100年たっても、1000年たっても、
静かに風に吹かれていることでしょう。

永久に繁る林檎の樹
天間晃彦さん それがあなたです。

2011年 7月17日
共に進化し続けることを願って 冨永のむ子

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天間さん
ありがとうございました☆