
今度二年生になる長男が、お小遣いを寄付すると言ってくれましたが、
いざ、お財布をあけ、
彼にとって一番高い100円玉を全部出そうとして・・・、考え込んでしまいました。
そして
「あげたいけど自分のが無くなっちゃったら、どうしたらいいんだよ~?」
とおいおい泣きだしました。
そうだよね、自分のことがまず心配だよね~。
しばし抱きしめた後、
困っている子供たちがたくさんいること、自分がいかに恵まれていること、
大事にしているものを分けてあげてほしいこと、
などなどを話していると・・・・
「そうだ!」と突然引き出しをあけて、大事にだいじにしていた、
キッザニアのキッザ(キッザニアで使える紙幣)を「これもあげる!」と。
そこで私は、キッザは東北では使えないことを説明し、
その代わりにママがこれを買ってあげると1000円札と交換し、一緒に寄付しに行くことにしました。
お年玉は全て私が貯金してしまうためお札を持ったことのない息子、
1000円札を見てドキドキしていましたが、
わかった!とにっこり。
そして、自分のお道具箱の中を見て、岩手の子にこれもあげよう、と
色鉛筆をきれいに削りなおしてくれました。
お手紙を書くことになり、
「誰にかけばいいの?」「何て書けばいいの?」とさんざん悩んで、
シンプルにひとこと。でもとっても嬉しそうでした。
人のために自分ができることに一生懸命になったら、
自分がうれしくなったんですね。
このような機会をいただけて本当に感謝です。
盛岡の小学生へ送る文房具、引き続き募集しています
4月10日までに届けていただければ責任もってお届けいたします。
よろしくお願いいたします。
