$自分が見えてくる物語・パーソナルクレド作家 冨永のむ子



自分探しと自己表現の専門家 

パーソナルクレド作家の冨永のむ子です。

今年の干支、ウサギに意識を沿わせると、

大地に根付きながら、

躍進するようにというメッセージ。

というわけで、うさぎから授かった物語をお伝えします。


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2011年のうさぎの物語

その兎は、
なぜかいつもやたらに飛び跳ねてしまうのでした。

行き先がわからず、
やみくもに進む自分に焦っていたのでしょうか?

周りの動物たちの走る姿と違うのが、
不安だったのでしょうか?


「時間が無い!」と、
ただただ、地団太を踏んでみたり、


「人参は足りなくなったりしないだろうか?」と、
意味もなく畑のまわりをうろうろしたり、


不安をかき消すつもりで、
ぴょんぴょん跳ねまわったり・・


いつもいつも飛び跳ねているけれど、
一向に楽しくありませんでした。


そんな兎を見て、月がいいました。


「そんなに跳ねなくても、
私の光はあなたにちゃんと届くわよ」


太陽が言いました。

「私の温かさを感じてほしいのに、
そんなに跳ねてちゃ暑くてバターになっちまうよ」


雨雲がいいました、

「天からの恵みの雨を、蹴散らしてしまうじゃないか」


風が言いました。

「君の跳ねる音はすごいけど、

ボクのそよぎと歌にも、たまには耳を傾けてもらえないだろうか」



最後に、虹が言いました。

「大地に足をつけて、ゆっくり息を吸って、
のんびり空をながめてご覧なさい」


・・・


はっと我に返った兎は、石に腰かけて、

虹に言われた通り、ゆっくり息を吸って、

ただただ、七色の光を感じてみることにしました。

不安と焦りの虫がすうっと、
光の彼方に消えていき、

温かい力が、体の中を流れていくような気がしました。


そんな兎の頭上を越して、ドラゴンが先を行きました。

蛇・馬・羊がその後を続きました。

猿も鳥も犬も、兎を追い越して行きました。


なぜか、兎はあわてませんでした。


どのくらい時間が経ったでしょうか。


猪が行き過ぎ、

ネズミが駆け抜けて、

牛の地響きが遠のき、

虎が走り去った土煙りが消えた頃、


兎はようやく、立ち上がり・・・、


しっかりと地面を蹴って、大きく跳躍しながら、

目の前に広がる道をまっすぐに進んでいきました。


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みなさまもどうか、地に足をつけながら、

まっすぐに進んでくださいね。

感謝をこめて。

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