
こんな絵がかけるほど、大きくなってくれてありがとう。
昨日、ある集まりに参加し、
一緒に参加していた、コクーンという音楽ユニットの方々が歌を披露してくれた。
主婦のPTAのママ同士で結成したバンドということで、
家族のこと、生きることなどについて、とても深いメッセージのこもった歌だった。
中でも、
「永遠の絆」という歌にこめられたメッセージは、
息子への愛、家族への愛、そして人間そのものへの愛。
深い深い愛情に、魂がゆさぶられた。
歌の中に(息子さんへの)「生まれてきてくれてありがとう」という言葉が何度も何度も出て来た。
これまでにもブログに書いているけれど、
私の長男は、持病を持って生まれて
自分も他人も大切にできない愚かな私を戒め、
今このお役目にたどり着くよう道案内をしてくれた。
私が自分を大切にできるようになったら、
うそのように完治し、それもまた感謝せずにはいられない。
さらに別の奇跡もあって・・・
長年ブログを読んでくださってる方は、またかって感じかもしれないけれど、
夫が足に大怪我をし、
当初お医者さまからは、
「歩けるようになっても、走ることや正座は難しい」と言われたのに、
看護婦さんが、手術終了後のレントゲンを見て
思わず「すげ~!」と言葉を発するほど、手術がうまくいき、
リハビリの間に家族のつながりの大切さと、
仕事以外の人生の楽しみを知り、
長年の単身赴任生活を辞めるべく会社を辞め、
今は子育てとジョギングとサーフィンを楽しむ毎日。
それまでの私や私たち夫婦があまりにも人間らしくない生活をしていたかでもあるんだけど、
息子が体を張って私を目覚めさせてくれ、
夫も痛い目にあいながら、大切なことに気づき、
次男も生まれて、今とても幸せな毎日を過ごしている。
だから私はいつも寝る前に、
息子たちに
「パパとママのところに生まれてきてくれてありがとう」と言う、
そして、夫に対して
「ママと結婚してくれてありがとう」とも。
それに対して家族、特に夫がどう思っているかはわからないけれど、
本当にそう思うので、ありがとうと言い続けようと思う。
コクーンの歌を聴いて、これまでのことをたくさん思い出し、
本当に生きているだけでありがたく、幸せだなあとあらためて思いました。
コクーンのお二人、そして素晴らしい場を作ってくださったみなさま、
ありがとうございました。

こんな絵がかけるほど、大きくなってくれてありがとう。
