前回、服への想いを書きなぐりましたが、

当時は、まさかそこにかかわる仕事をしようなんてことは、

露ほども思っておりませんでした。

実は、27歳くらいの頃、
同じ編集や制作の仕事をするなら、好きなジャンルがいいな、と
女性雑誌社への転職を考えたことがありました。

でも、ただの読者ではなく、
自分がそれを作る立場という視点で眺めてみると、

どうも違和感。

リクルートでさんざん、
人材育成のDNAをすりこまれたからなのか?

流行の服をきれいなモデルさんが着せ並んでいる誌面。

華やかだけど、表面的な感じがして、
自分がかかわるものじゃないと思ったのでした。
(もちろんそうじゃないと、今では思うのですが)

当時のその記憶もあったのか、
社会復帰を果たし、服っていいな~とあらためて思いつつも、
そこに関わろうとは全く思わなかった。

あ、そもそも、
30半ばの子持ち女を受け容れてくれるところなんて、
あるはずもないんだよ、えらそーなんだよお前って感じ(笑)

ま、そんなわけで、
とにかく自分が着ることを楽しんでいました。

クリエイティブに関する講師の仕事は、
ありがたいことに引き合いが多く、
仕事としてはとても順調。

なので、稼いだそばから服を買う、
みたいなことになっていました。

それはそれでとても楽しかったので、
すっかり病は治ったかのように見えました。

でも・・・、いつもなんだか、
不安があったのです。

過去の経験を食いつぶしている感じ。

なんで会社を辞めたんだっけ?

地方への出張の仕事も入ると、息子は実家にお泊まり。

子供を両親に預けてまで、やるべき仕事なんだっけ?

そんなことを思っていました。

贅沢と言えば贅沢ですが、
自分にしかできないことって何だろう?

いつもそう思っていました。

もちろん、この仕事ができる状態が
いつまでも続くわけはない、という不安もありました。

そんな中、知人からコーチングをすすめられました。

その方も、詳しく知っていたわけではなく、

ただ、講師をしているんなら、
そういう勉強もいいんじゃない、と言われたのです。

少し調べてみたら、
なんだか面白そう・・・。


今でこそセミナーや新しい場に、
ばんばん行くようになりましたが、

知らないことは怖いこと、そんな想いを持っていた自分。

新しいことを始めるのは、割と勇気がいるタイプ。
(そんなヤツが、なぜ、スリランカまで行ったか・・自分でもよくわからないっ)

でも、何かを始めないと、
これまでとは変わらない。そんな想いがあって、

夫と両親に相談し、まずは3日間の基礎コースに参加。

そこが私の運命を変えたと言ってもいいかもしれません!

あら・・・、
この後書こうと思ったことが本日のテーマのはずだったんだけど、

長くなったので、今日はここまで。