昨日から書きだした、「ここにいたるまで」二回目です。

さて、ありのままの自分に自信が持てないことに、

気がつくことすらなかった私は、

スーパー・会社の言いなり・サラリーマンとして、

それなりに楽しく暮らしておりました。

実は、当時の自分に自信が無かったということに気がついたのは、

ずっとずっと後のこと。

会社にいたころは、全くわかっていませんでした。


ほめられること、頼りにされることで、
自分の存在を確かめていたのかもしれません。

とにかく必死こいて、

周囲の期待をしょいまくる私。

でも、体は正直でした。

3000円のユンケルのドーピング三昧の副作用かどうかはわかりませんが、

徹夜続きでふらふらにもかかわらず、

眠ることができなくなってしまったのでした。

忘れもしない、ロケで金沢へ出張へ行った時のこと。

羽田から小松空港までの、飛行機の中。

連日の深夜残業で、体はふらふら。

ここは睡眠を確保する時間!・・・のはずなのに、

眠れなくて、とにかくとても苦しかったのを覚えています。

金沢について兼六園で撮影のアテンドをしている最中。


しんどくてしんどくて、座り込みたいんだけど、

クライアントの方もいらしているので、

そうするわけにもいかず、

たまーに、こっそり、建物のかげに行って、数秒間しゃがみこんで、

倒れないように必死でこらえたのでした。

そのへんから、何かがおかしいな~と、

思ったのですが、

実はその金沢ロケをした仕事は、

社内で話題になった大きな仕事で、

周囲からの期待や評価に、励まされると同時に、

本当はどうしたいのかは、うやむやなまま、

朦朧としながら激流に流されつつ、毎日が過ぎていたのでした。

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どんなシチュエーションだったかも忘れたし、

言った本人は、100%忘れていると思うのですが、

会社の先輩であった夫が言った、

「自分にしかできない仕事しかしない」という言葉が、

なぜかずうっと心の片隅にありました。


言われたことを言われたままに引き受けている自分は、

これでいいのだろうか。

と、いつもどこかで思っていたのかもしれません。

今思うと、全ては今につながっているSerendipityとしか思えないのですが、

その頃に、ひょんなことから、スリランカの輸入雑貨店をする計画が浮上しました。

ほんとに突然で、なんじゃそりゃーって感じなんですけど。。。。


・・・・・・・・・・なんてことを書き出すと

朝まで書き続けてしまいそうなので、

この続きはまた明日ということで。


・・・・なんじゃそりゃー(笑)



※ あ、ここまで書いておもった のですが、深夜残業も、徹夜での仕事も、自らの意志で勝手にしていたわけで(もちろん必要に迫られてなんだけど。。)会社が奴隷として一方的にに私をこき使ったわけではありませんので、リクルートさんに、その手の罪はないかと思われます。念のため。
私は今でもリクルートという会社が大好きなので、ちゃんとそこは表明しておこうと思います。