プチストレスを感じるできごとが、いくつか重なり、

ちょっとイライラしていたので、

長男に、ハグをしてもらった。

いつもなら、それで終わるんだけど、

小学生になったことだし、たまには弱みを見せるのもいいかなと思い、


「ありがとう。ママなんか、かなしくってさ~」と言ってみた。

「なんで?」

「なんかイライラするんだけど、そういう自分がやだなって思って・・」

と、言っていたら、なんとなく涙がわいてきた。

うっすら程度だけど、息子が見逃すはずはない!


すると!!


「ママ、自分のことだめって言っちゃだめだよ!!!」


「えっ?」


あ、そういえばアタシよく言ってるわねえ、そういうこと・・・



「泣いてばっかりいると、妖精や神様が幸せの魔法をかけてくれないんだよ」


・・・ん、そんなことアタシ言ったっけか?


????

という顔をしていると。


「シンデレラに出てくる魔法使いのおばあさんが、

泣いてばかりいると幸せになれないよって、言ったもん」


は~、そうだね~、ほんとにそうだ!


そうだった。そうだった。


私はいつも長男から学ばせてもらっている。

いつもいつも。ほんとにありがたい。


「いつもママに色んなこと教えてくれてありがとう」。と口にだして感謝したら、
得意満面の笑顔になった。


ほんとに長男には、教わることばっかりだ。

ちなみに、次男からは癒されている感じ。

長男にそういうと、

「癒されてるって何?」

あ、そうよね・・・。


「笑わせて、元気にしてくれる感じかな?」


「パパは?」


「パパはいつも守ってくれるんだよ」と言ってみた。


守るって表現はちょっと違う気もするんだけど、ま、いいか。


夜にお風呂で


「心の掃除」の上手い人下手な人 (集英社文庫 (さ28-6))/斎藤 茂太

¥500
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という本を読んでいたら、最後の方に、

「家族がいるということだけで、あなたはツイている」とあった。


ほんっとにそうだ~。と思いつつ、


お風呂から出てビールを飲もうとしたら、

ネイルが浮いてきたのと、二枚爪なので、プルトップが開けられず、

夫に開けてもらった。


当たり前と思ったら、当たり前だけど、

そのことがしみじみありがたく思えてきたことが、嬉しかった。


単身赴任を終えて、一緒にいる時間が当たり前になってきていたところで、


神様がくれたギフトに、あらためて気がつかされた瞬間だった。

私は本当にツイている。

神様にも魔法使いにも、息子たちにも夫にも両親にも感謝だ~。


さあ、大音量のいびきの合唱の中に飛び込んで寝ようっと。