看病生活でいろんな学びを実感する今日このごろ、
ついでに社会も学ばせていただいています。

夫の体は日に日に自由になっていく中、
いまの私の業務(?)は転院のための準備。

もともと救急病院なので、
どちらかには移らなくっちゃいけない。

息子の保育園や私の仕事のことなど、話し合った結果、
福岡ではなく、神奈川の自宅近辺の病院へ移ることを決め、
毎日のようにソーシャルワーカーの方と
打ち合わせをしています。

転院するったって、
飛行機に乗れるようになれば、なんとかなるでしょ~
とお気楽に考えていた私ですが、
車椅子の夫を無事連れ帰るべく、
ひとつひとつの段取りをチェックする必要があるんだな~。

ありゃー、あれもこれもせねば~。

看病している妻だと思うと、
なんだか面倒な作業ですが、
段取りとか調整なので、
仕事モードで考えると結構楽しかったりもします!

担当のソーシャルワーカーの女性は、まだ若く、
飛行機での転院が初めてで、不安そうではあるけど、
他の経験者の方に話を聞くなどして、
とてもがんばってくださってます。

そんな彼女を見ながら、こっそり
「これがあなたの中の事例になるのよ~がんばって~」
と、励ましたくなったりもして・・。

いや、彼女にだけでなく、私にとっても同じ、何事も勉強ですな。

移動のための、車椅子のレンタル方法や輸送方法をどうするか。

車椅子はレンタルせずに、介護タクシーを使うとしたら、
空港についたら航空会社の車椅子を借りることになるので、
その受け渡しをどうするか。

金額や手間隙、連絡方法などを調べていく中で、
空港の仕組みや航空会社の事情、
病院の都合など、社会の仕組みというか、
豆知識的なものがちょこっだけ増えた気がします。

自分にまったく関係なかった情報や知識が、
突然とても重要になる瞬間。

それはいつ来るかわからないんだわ~。
何事も知っておいて損はないね、ということも実感。

なので、今度どなたかが同じようなことになったら、
何でも聞いて~、と言えるようにがんばりまっす。

いや、怪我したり入院したりは、
しない方がいいに決まってるんだけどね(苦笑)。