お正月ぶりの実家で
ゆっくりのんびりしています。
トーン・コミュニケーターの
SOULKNOCKあきです。
今日は近くのスパへ行きました。
気付けば魚介類ばかりを注文していて
よっぽど欲していたのだなーと
我ながらビックリ。
エビチリを頼んだのですが、
エビチリって、私の中では
煮込み料理なんです。
エビと長ネギを
ソースというかスープというか、
タレ？でクツクツやって
とろみを出すから美味しい。
で、出てきたお料理がね
写真右上のなんですけど
分かります？
ええ。
まったく煮込まれていないのだ！
エビのフリッターに
チリソースをほんの少し
垂らしました…って感じ。
これは…エビチリではなーい！
と、叫びそうになりました。
でもね、間違いだと言えるか
というとなかなか難しい。
だって、エビもチリソースも
一応入っているからね。
エビチリと言えなくはない。
私の中では全く別物だけど、
別物として、このようなエビチリが
存在しても良いのかもしれない。
まあ、ほぼ言い聞かせながら
せっかくの家族団欒なので
ネタにして笑いましょうか…
という流れにしましたが。
こういうことは
そう珍しいことではなくて。
例えば「お味噌汁」という
ひとつの言葉だけでも、
地域が違えば全く別物。
で、どれもその土地や家庭の味で
間違いではないですよね。
…と、頭では分かっていても
やはりどうしても
自分のよく知っているものを
思い浮かべてしまいますよね。
そして、つい、
「それは違う」って思っちゃう。
思っちゃうもんは仕方ないんです。
「私の中で思い描いていたものとは
違う」のは事実ですから。
でも、思い描いていただけで
相手とそのイメージの擦り合わせを
していなければ、
相手の間違いにはならないですよね。
なのに、店員さんを怒鳴りつけて
トラブルになっている人を
見かけることもあります。
世の中のトラブルの多くは
結局こういう勘違いや思い違い、
前提の違いから生まれているなぁ
って思います。
でもね、そのトラブルこそが
喜びの種になることも
大いにあるんですよね。
自分の意識ひとつで
ラッキーなできごとへ
変換することも可能。
だけど…
ひとつだけ条件があります。
それは、
相手との嘘のない直接対話。
今回であれば、
そのエビチリのレシピを
考えた人との対話。
それさえ可能だったら
多分面白いことに
なったんですよね。
相手を責める姿勢ではなく
純粋な好奇心のみを持って
(↑これめちゃくちゃ大切です)
なぜこのレシピになったのか
を聞けたならば。
どこどこの地域でエビチリと言えば
こうなんですよ〜
とか
ウチではずっとこの味でした
とか
社長に原価を制限されていて
泣く泣くこうするしかなかった
とか
実は仕入れ先がトラブルで
材料が揃わなくて
とか
なんでもいいんですけど、
へー！ ほー！ マジで！？
って会話して行くうちに
親近感が湧いたり
興味や好奇心や知識欲が
満たされたりして、
実際の味が好きかどうかとは
全く違う部分で納得できたり
楽しめたのではないかな。
今日はスパ内のレストランだし
叶わなかったけれどね。
私がご飯を食べに行くなら
個人店や、作り手さんたちと
直接話せるお店を選ぶことが多いのは
そんなコミュニケーションを
お料理そのもの以上に楽しみに
しているからかもしれません。
もちろん、レストラン以外でも
本音で直接対話できることは
平和な関係を作るなぁって
実感する日々です。
「違う」で止めちゃうと
ぶつかり合ってしまうけれど、
その違いを楽しめたら
世界はどんどん豊かになりますよね♡
【SOULKNOCK あき】
「本当の音色」で自分自身と
深くつながり、優しい関係を育む
トーン・コミュニケーター@浅草
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