絶対に犯してはならない心理療法士/治療家の罪 | アフロな毎日☆

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赤裸々に、微笑ましい日々。 …だったらいいなぁ。 アフロヘアーではないけれど、アフリカンな心持でいたい、トーン・コミュニケーター「あき」の野生なアレコレ☆ ジャンベ+ヒプノセラピー+仮面心理学。東京・浅草の心理サロンSOULKNOCKより発信中。


そのメールを読んだ途端、

全身の毛穴が震えるほど

怒りが込み上げました。


トーン・コミュニケーターの

SOULKNOCKあきです。


こんなに腹が立ったのは

本当に久しぶりです。


なんでしょうか、6月に入って

振り返り月間というか、

背筋のネジを締められるような

衝撃的なできごとが続いています。



先日、クライアントから

過去に受けたことのある

セラピーについてお聞きしました。


トラウマを取る施術をする治療家に

何度か治療を受けた後で


「あなたは難しいから

これ以上できない」


と言われたそうです。



なんと酷いことを!


それは絶対に言ってはならない。


本当に、血が沸騰したような

燃える怒りが爆発しました。



その方は、自分にはもう

成す術がないのだと

パニックになったそうです。


そうですよね。

この人ならトラウマを

取ってくれると頼りにして

何度も治療を受けたのに

匙を投げられるだけでも

心理的負担は大きいところ、


「あなたは難しいから」

ですって!!!???

この後に及んで

クライエントのせいにするとは

治療家の風上にもおけない。


それは、絶対に

してはいけないことなんです。



誰にでも「はじめて」がある。


心理の資格を取って

お仕事をスタートさせて

最初から完璧に美しい仕事は

なかなかできないものです。


もちろん精一杯やる。

ベストは尽くす。


それでも力不足で

期待に応えられないことは

出てきます。


私も何度もありました。



そんな時は、誠意を持って

全力で頭を下げるしかない。


どんなに難しいケースでも

クライエントのせいにすることだけは

絶対にしてはならないんです。


だって、力不足だもの。

心理士の、治療家の、

力が足りなかっただけだもの。

謝るしかない。


あなたは難しいからできない

ではない。

クライエントが悪いなんて

ありえないこと。


ただただ、私の力不足で

これ以上できませんでした。

ごめんなさい。それしかない。


そして、できたら

信頼できる専門家につなぐ。

あきらめてほしくないから。




できないことを

看板に書いてはならないですよね。


みんなその看板の内容を

頼りにやってくるんだもの。


昔エビチャーハンを注文して

エビを入れ忘れられた時に

すんごい腹が立ったこと

いまだに忘れられないよ。

(レベルが低い話でスミマセン)



自分がしてしまったかのように

恐怖まで込み上げて、


次の瞬間には

自分のウェブサイトを

ひたすら読みました。


私も、10年前に

同じ誤ちを犯したことがあるから。


当時は無意識でやってしまい、

それに気がついた時には

クライエントへの連絡手段が

何もなくなっていて、

あの時の方に私は謝れないままでいる。


多分、一生忘れられない。

あの方の存在があるから、

私は二度と同じことをすまい、と

心に誓い続けることができている。



それでも、もしかしたら

無意識のミスがあるかもしれない。

何度もチェックしました。


誤解させるような文はないか

できないかもしれないことを

できると言い切っていないか


怖くて怖くて

何度も読み返しました。



大丈夫だった。


ホッとした…。




私がカナダで

臨床催眠療法士の資格を取るため

勉強をしていた頃に

先生が話してくれました。


「あなたたちは、

自分がどう思っても

クライエントから「先生」と

見られる仕事に就く。

権威を持ってしまう。


多くのクライエントは

権威の言うことは絶対だと思う。

鵜呑みにしてしまう。


あなたの一言一言の影響力は

あなたが思っている以上に

大きなものとして捉えられる。


だから、クライエントに

落ち度があるような言い方は

絶対にしてはいけない。」



こころのお仕事をする以上

すごくすごく大切なこと。


また胸に刻みました。


今回のきっかけとなった

メールを下さった方には、

嫌なことを思い出させて

申し訳なかったですが、


100%あなたのせいではない。

あなたは悪くない。

そう伝える機会をくださって

ありがとうございました!


その治療家がしたことは

(大きく分けて)同業として

許してはいけないこと。


トラウマを扱う

心理療法士の一人として謝ります。

本当に、すみませんでした。








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