むかしむかし、ゾウとアリがいました。
ゾウがアリに言いました。
僕は君より大きいし、力持ちだから絶対に負けないよ。
そう言って、大きな岩を鼻で持ち上げました。
それを見てアリが言いました。
僕は君より小さいし、器用だから絶対に負けないよ。
そう言って、落ちていた一枚の木の葉に綺麗な模様を描きました。
ゾウが言いました。
そんな模様を描いた葉っぱなんて何も役に立たないよ。
僕の力の方がすごいのさ。
だって、道を邪魔する岩や木を退ける事ができるんだよ。
アリが言いました。
そんな岩や木を退ける事なんて役に立たないよ。
僕の器用の方がすごいのさ。
綺麗な模様を描いてみんなを楽しませる事ができるんだよ。
いつまでたっても競争を終わらせないので、神さまが心配してやってきて言いました。
ゾウさん、アリさん聞いてください。
なぜ競争を終わらせないのですか?
ゾウとアリが言います。
私の方が優れているという事を認めないからです。
私の方が優れているという事を認めないからです。
神さまはそれを聞いて言いました。
ぞれぞれに優れている事があるので、
それを競争したところで決着はつかないよ。
お互い、相手の優れている事を認めて協力してごらん。
そう言って、大きな岩を指さしました。
ゾウはその大きな岩を砕いたて、積み上げました。
アリはその積み上げた岩の間に模様を描いた葉っぱを次々と挟みました。
それを見た神さまが言いました。
見てごらん、協力することでこんなにきれいな作品ができたよ。
ゾウとアリが作った素敵な岩の塔は、
たくさんの動物見に来るほど素敵な作品となりました。
めでたし、めでたし。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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はい、自作昔ばなし第二弾です。
今回はゾウとアリを主役にしました。
それぞれの優れている所を尊重し、
共有すれば、遥かに良いものが作れます。
競争をやめ、共有することの大切さ、
そんな事を伝えたくて書いてみました。
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