鳥になりたいと願う少年 | 虹色の空に金色の風

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私たちは中立なスピリチュアルを行っています。
様々な出来事を分析して、否定も肯定もせずに、その中にある中立を伝えます。

こんにちは

むかしむかし、あるところに、
鳥になりたいと願う少年がいました。

鳥になったら、高く高く遠く遠く飛んで楽しいだろうなぁ。

空を見上げながらつぶやいています。
そんなある日の事、
いつものように少年は空を見上げていると、
空がピカッと光り、神様が降りてきて言いました。

そんなに鳥になりたいなら鳥になるがいい。

言うが速いか、少年は1羽の鳥になりました。
少年は念願の夢が叶い、遠く遠く高く高く飛んでいくことができました。

それから数日がすぎ、神様が雲の上で下界を見ていると、
一羽の鳥が神様の元へ飛んできました。
そして言いました。

神様、私は先日鳥にしていただいた人間です。
どうか、私を元の人間に戻してください。


あれほどなりたいと言っていた鳥になったのに
なぜ人間に戻るのかね?


鳥が遠く遠く高く高く飛ぶのは楽しむためではなく、
生きるためだと知りました。
もう、鷹や鳶に追われる生活は嫌です。
どうか戻してください。


言うが速いか、少年は人間に戻され、
いつも空を見上げていた場所に立っていました。
それから、少年は鳥になりたいと思わなくなりました。
めでたし、めでたし。


どこを見て、自分も体験してみたいと思うのでしょうか?

この「鳥になりたかった少年」の話に出てくる少年は、
単に飛んでいる姿を楽しそうと思ったんですね
鳥は生きるためにしているだけなのに。

これは、少年が空を飛ぶのは楽しいという一方向からの考えを、
鳥に当てはめてしまったことによって起きてしまいました。
多方向から考える。つまり、
鳥はなぜ飛んでいるのか?
という方向から考えれば楽しんで飛んでいるだけではない事が見えてきます。

これから、多方向から考える事が増えていくような気がしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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どうですかね。完全オリジナルのお話でした(笑)
動物になりたいという憧れってあるじゃないですか。
私も小さい頃にそんなことを考えていたんですが、
よくよく考えると、それは人間からの視点であって、
その動物からの視点ではないんですね。
だから実際その動物になってしまうと、
「こんなんじゃない!」
って多分思うんだと思ってこんな話を書きました。

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