橿原教室 福田です。
実は今 入院生活を送っております。
モデルナワクチンの1回目を接種してから8日後、いわゆる『モデルナアーム』を発症。
翌日には足元から蕁麻疹が出始め、全身にアザが広がり、夕方に口の中に違和感を感じるので見てみたら 大きな血豆のようなものが
ボコボコと出来ていました。
友人の多くが「すぐに病院へ」とアドバイスをくれたので、普段の私なら そのうち治るだろうと考えがちですが 直ちに病院を探すことにしました。
けれど簡単ではありませんでした。たらい回し状態で5つの病院とコールセンターを行ったりきたり。結局現在の病院で受け入れ可能となった時には すでに深夜1時を回っていました。
軽い気持ちで、点滴を受ければ帰れるだろうくらいに思っていましたが 血液検査の結果
【 突発性血小板減少性紫斑病 】
通称ITPという 自己免疫疾患
難病指定の診断をいただくことになってしまいました。
おバカ行動を起こした抗体が 血小板を攻撃し、血を固める役割をする血小板の数値は 通常30万以上あるところの1000まで落ち
「今転んだりしたら死んでしまうレベル」と言われ 即入院となったしだいです。
講師として日々レッスンをさせていただく者として、いつも体調管理には十分気をつけているつもりでしたが、この突発的な事態により 多くの生徒さまにご迷惑をおかけすることになってしまったことは本当に悔やまれます。
入院は2〜3週間と告げられた時は頭の中が真っ白になりましたが
すぐに気持ちを切り替えて
順番に生徒さまにご連絡を入れさせていただきました。
その返信のどれもが深い愛情に満ちていて
レッスンの再開を心待ちにしてくださる様子が嬉しくて
歌だけでなく、人として繋がっていられているのだなぁと感動してしまいました。
たまにレッスンそっちのけで
日常の色々なお話を生徒さまとさせていただくことがあります。
他愛のない話から とても深い話まで。たまに一緒に泣いてしまうこともあるくらいです。
近すぎず 離れすぎずの存在だからこそ 年代問わず話しやすいこともあるのかもしれませんが、心の内を聞かせていただけることは よりその方を近くに感じることが出来て 嬉しいものです。
今後は日常に色々制限もかかり、今までと同じようなパワフル感ではいけないかもしれませんが
たくさんの生徒さまから こうして深い愛情をいただけていることに感謝し
今後の自分が皆さまのために役に立てることをしっかりと考え 学び
これからもつかす離れず楽しくレッスンしていきたいと思います。