高木祥一九段著 日本囲碁連盟刊

ISBNがついていない、通販のみの書籍と思われる。こんな本があるんだね。

 

秀策が18~21歳の頃の対局10局が収録されている。

 

大ヨセ以降の鉄壁さはこの頃からすでに出来上がっているのが見て取れる。

攻めながら中央にポコッと地ができてしまうのが面白い。

 

この巻の後半は安田秀策、桑原秀策から本因坊秀策に名前が変わり、

最後はお城碁デビューを飾る。

 

高木祥一九段の棋譜解説は個人的にはかなり好きで、

剛腕丈和」や「方円新法」は名著だと思う。

秀策名局選集は面白いがこの2冊には及ばないかな。

棋譜解説よりもエピソードが多くてせっかくのスペースがもったいない。

A4判で棋譜が大きく見やすく視力の弱い自分にはありがたい。

 

 

 

 

 

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