下巻を読了しました。
この本を手に入れたのは5年前だったんですね
この10年は仕事が忙しすぎて不健康でもあったし、囲碁どころじゃなかったですね。
https://ameblo.jp/soukyu99-15/entry-12482053259.html
古い誠文堂新光社の「現代の名局」の復刻版です。
発行は日本囲碁連盟でISBNや定価の表示がないです。
ヤフオクで手に入れましたが、この日本囲碁連盟ってなんなの?
高川格は好きな棋士の一人。
布石は特に難しいことをやらず攻めは特に厳しいという感じは受けないのですが
ずっと続くのが印象的です。
下巻は上巻に比べ布石にも厳しさと地の辛さが出てきています。
本因坊戦は現代では持ち時間8時間ですが、10時間と表記されています。
には本因坊戦は持ち時間を事前に交渉できる制度があり高川さんは13時間欲しかったと書いてありましたが
このころは10時間に固定されたのでしょうか。
本因坊戦のほかに、本因坊戦を奪っていった坂田に対して日本棋院選手権での三連勝、
十段戦、呉清源との3番勝負(3番すべて高川勝ち)、
第七期名人戦で当時名人本因坊の林海峰から名人を奪うところで完結しています。
譜分けは6譜ぐらいで中には14譜で詳細な解説がついている局もある。
全体的に解説はあっさりめです。