14.真理の扉 〜因果応報 徳積み〜 | 桜咲くらんど 〜真理の扉〜

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お朔日の神々様からのメッセージや真理の扉として宇宙の真理をお伝えしています

14.真理の扉 〜因果応報 徳積み〜



神『目には見えないカルマという愛の仕組みは前回、説明したね


今日は、因果応報の絶対的な宇宙の法則について、もう少し説明しようと思うんだ』


私『うん、お願いします!』


神『因果応報は、宇宙の愛の仕組みだから

老若男女、全ての人に平等に働く


お年寄りだからとか 子供だからと免除されることは一切ないんだ


愛から離れれば困難・苦難 また病気として現象化し自分に還る


その起こることは、愛から離れた者が、愛を学ぶ為の、愛そのものの出来事だから


その困難を取り去ることが愛ではないんだ


神は、その人が必ず乗り越えられると信じて見守っている』


私『困難・苦難は不幸でなく愛なんだね』


神『そうなんだよ! その人の心が愛に戻れないと病気や困難、苦難が起こり続けるから


苦しい歩みが続くことになる


だから、もし君が、その人の誤ちに気づいたなら厳しくても伝えてあげることが本当の愛なんだ


伝えても理解してもらえなかったり納得できない態度を取られたりしても


決して伝えたことは無駄ではなく 気づく為の種となり いつか必ず花開くことになるん


それは3年後、5年後かもしれない


だから本当に大事な人なら気づいたことを伝えてあげることが大事なんだ


それが本当に愛のある人だよ

愛の反対語は無関心とも言うからね


大人になるほど注意をしてくれる人は少なくなるんだ 君も大人になっても注意してくれる人を大事にしてね』


私『注意してくれる人は、本当に大切な人なのね!』


神『そうだね!


甘やかすことが優しさや愛ではないってこと


本当の愛の優しさとは、強さや厳しさがあってこその優しさなんだ


甘やかすことは、糖尿病の人にチョコレートをあげるようなもので、その人の為にはならない


それは共依存になり、その人の歩みの足枷に繋がるカルマとなるんだよ


甘やかすことは 大きなカルマになることを覚えておいてね!』


私『なるほど 確かにそうよね!』


神『本当の愛、優しさとは、嫌われても注意をしたりチョコレートを取りあげて節制(自立)させることなんだよ


真剣にその人の為になることを考えれば、どう行動するのが愛なのか分かるよね』


私『その人の要望に応えることだけが愛にはならないってことよね』


神『その通り!甘やかさず自立させることが愛だからね!


それから 今までは悪いイメージの因果応報だったけど、良いものが巡る因果応報もちゃんとあるよ』


私『それは嬉しい!やったー』


神『良い巡りになる秘訣は、それは 徳を積むということ』


私『徳を積む!?』


神『そう! 徳を積むことは、良いカルマになり因果応報として自分に還る仕組みなんだよ


人は死んだ時、お金も肉体も何も持っていけないけど


徳は、貯めれて、そして来世に持っていけるんだ 徳は魂の貯蓄なんだよ


だから、世の中や周りの人の為になる行いをして 徳を積むことは、マワリテメグリ自分自身にしてることになるんだよ


前にも話したけど、皆んなは、魂の上では、元々一つだった だから あなたは私、私はあなたなんだよ』


私『そうね!周りに徳積みしてるようで、自分を大切にしていることになるのね』


神『その親切は、いつかどこかで誰かから巡ることもあるよ』


私『わぁ!それは楽しみだわ 宇宙の創造主さんからのプレゼントね!』


神『君から創造主って言葉が出るなんて!


それで 話しを戻して


徳は、陰徳と陽徳があり、陰徳は誰にも知られず感謝されずに善い行いをすること


陰徳が、人に知られたり感謝されると 陰徳より価値が下がった陽徳になるんだ』


私『陰徳の方が断然いいわね!』


神『そうなんだ!だけど 世の中には、良いことをすると すぐに ひけらかしてしまう人も少なくないんだ』


私『う...私も褒めて欲しくて気づかれるようにしてたかも』


神『陰徳を知れて良かったね!』


私『あ、ところで 例えば、どんなことが徳積みになるの?』


神『仏教で お釈迦様が伝えてる教えがあって


徳を積むには、まず一つ目は、体施(たいせ)と言って


掃除やゴミ拾いやボランティアなど、身体をつかって、人や世の中のために奉仕すること


特に女神様がいるトイレの掃除は、かなり徳が積めるよ!


それにトイレは直感も降りてくる場所だから、そこを綺麗にすることは、とても大事なんなんだ


2つ目は、物施(ぶっせ)と言って

お金を寄付したり、物を与えること


3つ目は、顔施(がんせ)と言って

笑顔で人の心を和ませたり癒すこと


4つ目は、念施(ねんせ)と言って

人の為に祈ること


5つ目は、法施(ほっせ)と言って

教え導くこと、例えば この真理の扉を人に伝えたり、人を真の幸せに導くことや言葉で励ますこと...


こんなことなどが 徳積みになる行いだよ


私『うむうむ 色々あるわね』


神『そう!徳を積むことを知ったなら


周りの人達への 愛に基づいた真の親切を 


誰にも褒められなくても  

誰にも知られなくても 

見返りを求めずにすること


それが 陰徳であり 本当の優しさ、本当の親切なんだよ


その真心でする行いが、徳積みになり


徳を積むことは、人に褒められることが目的ではないからね』


私『はぁ〜本当にそうね!人に褒められる為にするのは本末転倒よね』


神『宇宙の法則(愛の法則)でいうならば

徳積みは〝陰徳〟である方が 〝大きな愛の貯金〟となるんだ


私『人に褒められないけど、神様はちゃんと見ていて 褒めてくれているのよね それを想うだけで充分だわ』


神『素晴らしい!伝わっていて嬉しいよ!


せっかくの〝徳積み〟なのに誰かに知ってもらいたいや見返りを求めるなどの意識から行動すれば


〝支配欲〟や〝承認欲〟が働いてしまい


それは愛ではなく自分可愛さの〝エゴ〟や〝欲〟になってしまう 


そのようなものがあったら例え親切でも

〝徳積み〟は叶わないんだ』


私『とても もったいないわね』


神『そうだね! 例えば、表向きは、挨拶や良い行いをしたけど、相手から挨拶が返ってこなかったり


ありがとうの感謝を言われなくて、後で怒りを向けて裁いたりとね


ありがとうや感謝を求めたり

〝やってるのに〟がつく そんな心なら 


カルマになるから やらない方がいいぐらいなんだ』


私『真心や愛は見返りを求めるものじゃないのね』


神『そうさ 親切をひけらかしたり見返りを求めれば、逆に貯金どころか、借金というカルマに繋がるということ


家事や育児など、私ばっかりやってるのに って思わなくてもいいんだよ


神様はちゃんと見てるから イライラでなく、やらせてもらってると 


逆に捉えて大変でも楽しんでやった方が、徳積みが出来る仕組みなんだよ!』


私『つまらないや苦しいと思うことでも なんでも 楽しむのことは大切なんだね!』


神『皆んなの魂が何を喜ぶか


陰徳の〝魂貯金〟〝神様貯金〟が無意識に行動できれば一番いいよね!』


私『うん!』


神『徳積みも 良い行いにばかりに注目されるけど


実は、周りに迷惑をかけない心がけも徳積みになるんだ マイナスをしないということ

(マイナスというのは、エゴや  わがままなこと)


エゴを緩めて調和を心がける働きかけは、人との関わりが調和になり自分の幸せにも繋ぐだけじゃなく


周りの人やその場のエネルギーをハッピーにする尊い姿であり徳積みになるってこと』


私『徳積みだから良いことをするばっかり思っちゃうけど、マイナスをしないことも大切なのね!』


神『そう!魂貯金も大事だけど借金をしないことも大事ってことさ!


そして ここで徳を積む上で、とても大切なことを伝えるよ!


それは自己犠牲をしないこと

これが一番大事なんだ!


人に親切にする時も一緒だから覚えていてね


皆んな、親切は、やればやるほど良いと思っているけど、そうでない場合もある』


私『どういうこと?なんで?』


神『それはね、自分の身体が疲れてたり時間がないのに、人に求められるままにやらないこと


物施ならお金や物など自分に余裕がなく 与えるものが余ってないのに与える必要はないこと


余裕がないのに過剰にするでもなく不足でもなく中庸の調和でただ出来ることをする それが愛の姿だよ』


まずは、真に自分を整え幸せにすることが、何より一番 大事なことなんだ』


私『なるほど そういうことか!』


神『親切は良い行いとはいえ、人の要望に全て応えることが愛で、断ることがエゴという訳ではないんだ


これを勘違いする人がとても多いんだよ


全ては、中庸の加減 そして調和のバランスがとても大事なんだよ』


私『心が苦しくなるほど、自分を犠牲にしてまで する必要はないのね!』


神『それが凄く大事だから覚えといてね!


自分が余ってるものや 幸せである心、姿

それをお裾分けする それだけでいいんだよ


それが魂の喜びであり徳積みであること


自分の身が壊れてしまえば、徳積みも長くは続かない


だから自己犠牲しないこと、それが長く続けられる秘訣だし、自分や周りの人の為になり


皆んながずっと笑顔で幸せになるんだよ

親切も短距離走でなく長距離走でね


他人に自分が振り回されないこと

自分が周りを振り回さないことがとても大切なんだよ』


私『はい!』


神『それから 昔の人はよく〝お天道さんが見ている〟って言ってたんだよ


それはね 人に知られなくても、神や宇宙は、ちゃんと、その人の行い、その心を見ているということなんだ


人が見てないから悪いことをするのでなく

人が見てないからこそ良いことをするんだよ』


私『神様は、全て見ててくれてるのね!』


神『そうだよ 宇宙の情報網はとても凄いんだ 何億人の人達の行いを何一つ見逃さないのだからね


宇宙のスーパーコンピューターのネットワークみたいなものさ』


私『凄い!』


神『だから因果応報は、偶然ではなく


不公平もなく過不足もなく必ず巡る愛の仕組みなんだ


お天道様は見ている!ってことを忘れないでね!』


私『なるほど 誰も見てないからこそ、こっそり良いことをするのが大事なんだ!』


神『そうさ!徳積みをして、これからたくさん魂貯金をしてね!


では今日はここまでにしておこうね!

また次回ね!』



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