7月も下旬となりましたが、新型コロナウイルスの終息はまだまだ先が見えそうにないですね。
茶道の稽古場も、コロナ対策を講じながら徐々に再開されていますが、茶会の開催はやはりまだまだでしょうか
寄付に、大徳寺三玄院の大眞和尚様から頂きました色紙を掛けました
稽古場の床
軸は唐招提寺の団扇まきの折に、而妙斎宗匠がご染筆された団扇を軸に致しております
樫舎さんからは、主菓子として瓢が届けられました
今年は生田神社の献茶や知恩院眞葛庵茶会の月釜、奈良県支部50周年記念茶会の席の道具組を念頭に、ご自作のお茶杓や箱書をお家元にお願い申し上げると共に、長年お世話になっている道具屋さんの計らいもあり、何点か準備も致しておりました。
でも、すべての茶会は延期や中止となりました。
何時に出番が来るのでしょうか・・・春から延期している茶事もまだまだ出来がたく、自宅の稽古場での「茶碗飾」や「茶杓飾」をしてみましょうか
<12代一閑作粒足煙草盆 而妙斎宗旦宗匠在判箱書>
<弘入作 伝来稲妻写 惺斎宗匠箱書>
<即全作絵高麗海老茶碗 而妙斎宗旦宗匠箱書>
茶杓の包み紙を巻いている結び紙、幾度とお教えいただいております。「結び紙は解かずに箱を抜いてください」と、でも茶会の折には社中が知らないまま、解いてしまうことも。結び方は独特で、私には結べませんので気を付けてくださいね。
<猶有斎宗匠御自作 銘佳日>