カルト警察

 この国は既に、まともな国ではありません。
 カルトに支配された国家。カルト国家と呼んで差し支えないでしょう。
 カルトに警察が牛耳られているのです。
 統一教会が自民党を乗っ取り、その事によって、間接的に国家支配していた実態は、明らかになってきていますが、創価学会もまた、『統一教会問題で機能不全を露呈した国会』という記事で指摘したように、この日本という国を実質的に支配しているのです。
 これは陰謀論ではありません。現実の話なんです。この国は、【血の大晦日が起きて、ともだちと友民党が日本を完全掌握し、カルトによる支配体制が確立された】のちの日本が舞台である映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』と全く同じ状況に陥っているのです。
 同映画の中では、ともだちの野望を満たす上で邪魔者となる人間を、警察官が殺害するシーンも出てきますし、ともだちの計画を実現する為の駒として、警察官がテロリストとして動き回るシーンも出てきます。警察が完全にともだちの私兵化していて、ともだちの為に動いている描写もあります。
 警察と創価学会との間に、あそこまで極端な一体化があるのかどうか、私にはわかりかねますが、反面、幾らなんでもあそこまで酷い事になっていないだろうと断言する事は、私には出来ません。
 理由は、朝木市議が自殺に見せかけて殺害された事件が30年近く前に起きている事、矢野絢也氏が創価学会から組織的な嫌がらせとストーカー行為を受けた件で、犯人が誰一人として逮捕されていない事、女優の故・清水由貴子さんが創価学会に入信しなかった事が原因で、いきなり警察車両の纏わりつき被害を受けるようになった問題、2013年3月頃より発生した埼玉県越谷市の嫌がらせ事件で、越谷警察署の対応が、明らかに創価学会側に配慮したものとなっており、被害者を守る意思を一切示さなかった現実、等々があり、その他、先述の通り、仏敵や敵対者に対する嫌がらせを働く事を目的とし、創価学会と警察が共謀し、ストーカーに捏造して告訴状を受理するケースがあったとされるような疑惑もある為です。
 仮に朝木市議の万引き事件が、ただのでっち上げでなく、最初から癒着する警察と創価学会が共謀して捏造した悪質なでっち上げ(犯罪)であったとするならば、警察は約30年前の時点で、カルトと共謀して無実の市民を犯罪者にでっち上げる組織犯罪を働いていた事になりますので、裏で警察が何をやっていたとしても、おかしくない事になります。
 警察に関しては、最悪の場合、一度、解体が必要かもしれません。
 映画とは違い、血の大晦日などという物騒なテロ事件は起きてませんし、友民党という政党による支配もなく、自民党と公明党による連立政権が(民主党政権のほんの一時を除けば)数十年続いている状態の為、見えにくくなっているだけで、あれと全く同じ状況になっているのです。
 理解し難いなら、政権交代が起きたところを想定して下さい。
 政権党は立憲民主党・国民民主党・維新の会です。この組み合わせはおかしいと言われるなら、立憲民主党と国民民主党の連立政権、あるいは、維新の会の単独政権でも構いません。
 公明党は自民党と共に下野しますが、政権党は、公明党と創価学会を攻撃するでしょうか。公明党と連立を組む為の創価学会に対する脅しをかけている場合を除いて、です。
 立憲民主党・国民民主党・維新の会の三党は、安定した票があり、強力な組織(選挙時の人手になる)を持つ創価学会を、本音では喉から手が出る程欲しいのです。特に立憲民主党と国民民主党は、創価学会や公明党と政策が合い、組みやすい相手なので、維新以上にその感情が強いでしょう。
 可能なら連立を組みたいと考えている政党や、その政党の支持母体のカルト教団を攻撃する事など、ありえない話です。
 つまり、創価学会は、公明党が下野としたとしても、与党から攻撃されないという事です。
 これが何を意味するか。
 政権とは無関係に、支配体制が継続する、という事です。
 これが国家を支配していると言わずして、果たしてなんなのでしょうか。
 しかも、これも前述の記事で触れたように、仮に政権党が創価学会の利権構造・支配体制を解体する意向を示し、着手したとしても、その成就には、10年や20年はかかるのです。創価学会側からの反撃や攻撃もあると考えたら、それがどれだけ困難な事なのかは、言うまでもありません。
 創価学会の存在をここまで強大なものにしてしまい、政権交代が起きたとしても、支配体制が安定的で、そう簡単には覆らないという異様な状況を作り出してしまった原因は、間違いなく、自民党にあります。自民党がもっと公明党や創価学会に監視の目を光らせて、利権構造の構築や警察の私物化等の問題を起こさせないように、あるいは、止めさせる方向で動いていたら、こんな事にはならなかったのかも知れません。
 ですが、後の祭りです。
 学会員達が、組織的に、尾行や監視、付き纏いなどのストーカー行為を働いたり、被害者の被害妄想に見えるよう、偶然を装った悪質な嫌がらせを執拗に繰り返したり、ガスライティング行為を粘着質にやり続ける事で、仏敵を自殺に追い込もうとする、犯罪を起こさせて潰そうとする、精神障害者にでっち上げて社会的に抹殺しようとする、遠方への転居や退職を強要するといった異常行動を平然とやってのけるのも、創価学会がカルトで、学会員達がマインドコントロールされ、正常な判断がつかなくなっている事もあるのでしょうが、警察が創価学会の一部門化し、創価学会の先兵として、嫌がらせに参加したり、嫌がらせを黙認し、取り締まらない姿勢を示している事も、確実に原因の一つであると考えられます。
 私たちの暮らす日本は、創価学会というカルトに支配されたカルト国家なんです。この事実を正しく認識し、この状況を如何にして打破していくのか、国民一人一人が考えるべき時を迎えています。

蛇足

 大した話ではないのですが、学会員達の中の一部は、未だに、創価学会の国教化を目指していたり、ここで書いたような創価学会による国家支配の実態を正しく認識した上で、それを肯定的に捉えたり、また、故に「それが気に食わない奴は出て行け!」と、公然と言い放つ傲慢な者も大勢います。
 そんな危険な学会員達を抱えるカルト教団が国家を支配している現実があるという事に対し、危機意識を持つべきです。これがどれだけ危険な事なのかは、説明するまでもないでしょう。