第三章 ガスライティングの手口 

 第一節 準備段階


 組織犯罪としてのガスライティングは、地域住民が徒党を組み、組織的に嫌がらせを働くもの、ママ友軍団が気に食わないママ友に集団で嫌がらせを浴びせるもの、職場ぐるみで一人の従業員相手に総出で嫌がらせを働くもの、といった比較的少人数の人間が結託し、グループを作って行っているようなものから、宗教団体が信者を大動員し、被害者と面識のない信者達を使う事で、被害者が犯行の立証をし難くなるようにした上で、入念に計画されたガスライティング行為を組織的に連携して実行し、そのような行為を数か月間、あるいは数年以上にも渡って行うといった、極めて高度に組織化された真正の組織犯罪まで、幅が非常にあります。

 前者の場合、後者のような高い組織性、綿密な計画性はないのですが、後者が行うガスライティングの一部が丸被りしているような感じになりますので、後者の手口を理解すれば、ガスライティングの実態を理解できます。

 ここでは後者のような組織犯罪に的を絞って、解説して行きます。

  第一節の1 被害者の個人情報を徹底的に調査する


 被害者の幼少期の友人や知人とその頃を知る人達。

 小中高校時代の友人や知人とその頃を知る人達。

 大学時代の友人や知人。

 職場の同僚や上司。

 行きつけの店があるんならそこの店員など。

 とにかくその人物の事を知る人間から徹底的に被害者の個人情報を聞き出します。

 目的はより効率的にガスライティングを行う為です。

 マニュアルにあるように『この基本となる情報によって、あなたはターゲットのライフスタイルを研究することができ、ターゲットの怒りと混乱を誘発するための最善の策を練ることが出来るのです。基本情報の他に、ターゲットの詳細な人間関係を知っておくことが助けになります。ターゲットはどれくらい家族とうまくやっているのか?友達とはどうか?同僚とはどうか?ターゲットのことを知れば知るほど、攻撃方法は多く見つかります』という事です。

 被害者の趣味、嗜好、性格、どんなテレビ番組を見ているか、どんなアニメや漫画を好むか、好きな異性のタイプ、付き合った異性の名前、利用しているネット掲示板やSNSのアカウントなど、あらゆる情報を取得し、丸裸にします。

 また、この際、被害者には確認しづらいような内容の、被害者の悪評を吹き込んでおいて、彼らが被害者と距離を置くように仕向ける下準備も行われます。

 ガスライティングにとって大敵なのは、加害行為の情報を持つ者の中から、被害者に加勢し、被害者を助けようとする人間が出る事だからです。

 その芽を摘む目的で、このような行為が行われます。

 第二節 具体的な嫌がらせの手口

  0-1.通称・監視小屋システム


 宗教団体による組織犯罪としてのガスライティングが実行される場合、被害者宅は常時監視されています。

 監視小屋システムとも言われ、以前は被害者宅を監視できる賃貸マンション、賃貸アパートなどを借りて、そこから出入りを監視していた、とも言われています。

 現在は、被害者宅の前後左右斜向かいの家の住民に監視させて、被害者宅が集合住宅なら、真上の部屋との下の部屋、両隣の家の住民にも監視させる手口を取っています。

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 薄気味の悪い話ですが、夜間は、被害者宅の遮光カーテンから漏れる室内の光が何時頃までついていたかを確認する事で、何時まで確実に起きていたのかを把握し、何時頃に家のカーテンが開いたのかを確認する事で、起床時刻まで把握し、室内から漏れる様々な音から、在宅かどうかを確認し、被害者宅の壁や床が厚くない限り、大抵の家は、会話がある程度、外にまで漏れますので、その会話の内容すら、盗み聞きされているという現状があります。

 プライバシーが全くない状態に陥るという事です。

 また、そのような活動をしているので、被害者が出かける時になれば、それすらも室内から漏れ出る音などでわかるわけです。

 そうした被害者の情報は、SNSに投稿され、近隣住民達がその情報を共有するという、不気味な事が行われています。

  0-2.被害者の情報は全てSNSに記録され、加害者間で共有されている


 非常に重要なので、覚えておいて欲しいのですが、被害者の位置情報は、全てSNSに記録され、全加害者間で共有されています。

 ただ尾行や監視をして、位置情報を記録するだけでなく、誰と会ったか、どのような会話を交わしたのか、どこの店に立ち寄り、どのような商品を見て、何を購入したのか。

 これらも全て調べられ、SNSに記録されます。

 信じられないでしょうが、例えば、コンビニで食べ物を買ったとしたら、何を買ったのか、その詳細すら店員から聞き出して、SNSに記録するのです。

 完全にストーカー行為ですし、薄気味悪い事この上ありませんが、実行犯達にはモラルが一切なく、善悪の判断もつかないので、平気でこういった事を、上からの指示で実行します。

 ガスライティングや嫌がらせを実行する際、加害者達はSNSを駆使し、組織的に連携して行うわけですが、この位置情報の共有があるからこそ、有効で合理的にガスライティングが実行されている現実があるのです。

  0-3.本格的な手口の解説に入る前の注意点


 これから紹介する手口は基本形です。

 手口を実行する際のパターンは崩してくる可能性もありますし、書かれている方法と寸分違わずに実行してくるとは限りません。

 ガスライティングの特徴は、ガスイティングとして成立する行為であれば原則なんでもよいという点にあります。

 手口は紹介にある通りでも、実行時の細部が異なるという事はごく普通にある事です。

 ですので、ここで紹介しているものは基本系だと考えて下さい。

 また、最後の方でも触れていますが、組織犯罪としてのガスライティングで、電磁波攻撃、思考盗聴、音声送信といったテクノロジー犯罪が行われている事実はありません。

 そもそも、この犯罪の目的は、被害者を精神障害者にでっち上げる事が目的です。

 その為に、わざと目を見つけたり、睨みつけたり、すれ違い様に罵る言葉を囁いたりするわけであると同時に、そのような行為を人海戦術で行えるのであれば、目的は達成できます。

 宗教団体が行う場合、教団の活動として信者を動員すれば、ただで人を使えるわけで、安上がりに実行できます。

 そうした点ではお金のかからない犯罪だと言えます。

 そんな犯罪にわざわざお金が掛かるテクノロジー犯罪等を行う動機も合理性もありません。

 被害に遭っていると感じた時、この中に出てくる手口の幾つかが当てはまるようであれば、本当にガスライティング被害に遭っている可能性が出てきます。

  1.尾行や監視、付き纏い


 以下、その1~その4が、全て実行されます

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   その1 定点監視


 宗教団体が大規模に、そして組織的に尾行や監視、付き纏いを働く場合、先程も説明しましたように、事前に被害者の情報は全て収集されています。

 その為、出勤時、退勤して自宅に戻る際のルート、行きつけの店に行く際のルート、何曜日の何時頃にどこに出かけるのかといった情報は、全て把握しています。

 ルート上に存在する民家や店舗に自分のところの信者がいれば、その信者を、また非信者の宅に、被害者の悪評を吹き込んで、監視されて当然の危険人物であると思い込ませて、監視に協力させます。

 毎日同じ人間が監視していると、露骨な監視となり、証拠が残ってしまうので、曜日ごとの担当を決めて、監視実行犯が毎日監視しなくていいような態勢が整えられています。

 住民間トラブルが発生した、近隣住民によるトラブルの場合だと、決まった曜日に決まった家の人間が監視してくるような事が多く、監視しているのがバレバレだったりするようです。

 また、監視されていることに気づかせる目的で、家の前にわざとらしく立ち、スマホを構えて、歩道側をじっと観察するような態度を取らせる事もあります(特にやりすぎ防パト)。

 よく知られる手口として、ルート上にコンビニがある場合、コンビニの前で監視者を待機させて、被害者がコンビニ前を通過するのを確認する、というものがあります。コンビニの前に何人も人を配置するといった被害報告例もあります。

 この手口の変形として、大きな駐車場があり、喫煙スペースがある店舗などがあると、そこで煙草を吸うふりをして待ち伏せて、被害者が店舗前を過ぎ去るのを確認後、連絡を入れて、車に乗って帰宅するといったものもあります。

 コンビニや店舗の喫煙スペースを利用して行われるこの手の監視行為は、その1とその2の中間型だと考えて下さい。

 これもよく知られている手口ですが、被害者が使用するルート上に、ハザードをつけた車両を故意に停止し、わざとらしく見せつけるといった行為も行われます。

 パターンを崩してくる事もあるので、必ずしも同じであるとは限らないのですが、手口としては、必ず、決められた場所で、かつ、被害者の視界に入る場所に、そのような車両を停める、というやり方をします。

 行われている目的は、監視に気づかせる事、『第三章 ガスライティングの手口 第二節 具体的な嫌がらせの手口 16.同じ事を執拗にやり続ける』の実践等が考えられるものの、正確なところは不明です。

   その2 通行人を偽装した監視


 歩行者やジョギングをする人、自転車で通り過ぎる通行人を偽装して、何度も何度も信者達を前方から歩かせて、被害者とすれ違わせます。

 これには監視の意図もありますが、常時、付き纏う事によって、また、その事実を被害者に認識させる事によって、精神的苦痛を与え続けるという効果があります。

 一人になる事が常時ない状況に置かれれば、プライバシーがない状態になり、蓄積するストレスも、非常に大きなものとなります。

 すれ違わせる頻度は、二十mに一人とか、距離で表せればその程度ではないかと考えられますが、とにかく、執拗にすれ違わせる点に特徴があります。

 また、変形パターンとして、背後から、足音が聞こえる程度の距離を置かせて尾行させる(五mから十mくらいの距離)、向かいの歩道を気づかないように歩かせて監視する等の手口もあります。

   その3 車両による監視


 これは一部では有名になっているもので、大勢の信者達を動員し、道路に車を走らせて、執拗に監視と付き纏いを繰り返すというものです。

 被害者やその家族の誕生日、生まれた西暦の年、被害者にとって思い入れのある記念日等、または加害行為を働く宗教団体にちなんだ数字などのナンバーを取り付けた車両で実行します。

 被害者が車での付き纏いを受けている事に気づかせる目的で、このようなナンバーの車両を用いていると言われています。

 仮に被害者が一度外出した際にすれ違う信者の車両を、三十分平均で十台程度とすると、会社や学校の行き帰りに往復で一時間×五として五十台。

 休みの日に付き纏わせる車両を二十台くらいとしても、九十台の車両を用意できれば、重複者を出さずに車両による監視・付き纏いが可能です。

 また、宗教団体が行う嫌がらせの場合、先程から指摘していますように、地域住民や被害者の知人、友人らを協力者として巻き込んでいます。

 信者達自身が自分の友人や知人に声をかけて参加させた人間もいるわけですから、この程度の台数であれば、非常に簡単に揃えられるのが実情です。

 それに万が一、尾行や監視、付き纏いを受けていると被害者が訴えても、信者達も近隣住民達も、この地域の人間である為、偶然だと反論されれば、それ以上、追及する事は困難です。

 この種の行為を行う場合、SNSで情報交換と情報の共有、連携をしている事から、その証拠が見つかれば、それら行為があった事を証明できますが、その為には内部告発者が必要になります。

 言うまでもない事ですが、そのような都合のいい人間が出る事などあるはずがない為、結局、この手の被害を受けると、被害を受けた側は泣き寝入りせざるを得なくなります。

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 また、その4とも関係しますが、4で解説している手口とは別に、被害者が家の外に出ると、信者が車を走らせてきて、道路上ですれ違い、そのまま走り去る行為を、外出の度には執拗に行ってくるという手口もあります。

 これは『第三章 ガスライティングの手口 第二節 具体的な嫌がらせの手口 16.同じ事を執拗にやり続ける』の実践であると考えられます。

 同じく、帰宅時には、被害者が自宅に向かい、自宅が近づくと、遠くから走ってきて、被害者宅前の路上から見えるポイントで、 右左折等をして路地に入って姿を消す、といった監視と付き纏い、尾行を兼ねた嫌がらせも行われます。

 図で紹介しているのはその手口の一つです。

 パターンは幾つもあります。

 この種の嫌がらせを目的としたわかりやすい監視は二台一組で行われるようで、行きの場合はややズレて二台の車両と遭遇する事が多いのに対し、帰りのものは、二台が連なって走っている事が多いようです。

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   その4 出発時と帰宅時の付き纏い(近隣住民によるもの)

    ■出発時

     ●家の外に出た時


① 向かいから車が走ってきて、近くの家の住民で、車を家の前の駐車スペースに停める


② 近所の家の住民が車でどこかに出かけるふりをして、車を発車させるが、観察していると自分の家がある区画を一周だけして戻ってきて車を停める


③ 近所の家の人間が、家の手入れをしているふりや、知り合いと会話している風を偽装して家の前に立ち、家を出たかどうかを監視してくる

 どこかに出かけるふりをして、 家の前の駐車スペースに置いた車のエンジンをかけて車に乗っているが、被害者が外出したのを確認すると、エンジンを停めて家の中に戻る

     ●家に戻ってくる時


④家に向かって歩いていると、前から車が走ってくる。そしてすれ違うとすぐに停まり、近くの家の住民だったようで、車を家に停める

⑤ 家に向かって歩いていると、近所の家の住民が車でどこかに出かけるふりをして、車を発車させるが、観察していると自分の家がある区画を一周だけして戻ってきて車を停める

⑥ 家に向かって歩いていると、近所の家の人間が、家の手入れをしているふりや、知り合いと会話している風を偽装して家の前に立ち、家を出たかどうかを監視してくる

 どこかに出かけるふりをして、家の前の駐車スペースに置いた車のエンジンをかけて車に乗っているが、被害者が帰宅したのを確認すると、エンジンを停めて家の中に戻る

 読めばわかると思いますが、被害者の外出と帰宅を監視しているのです。

 その監視している事実を誤魔化す為の偽装として、このような行為をしているのです。

 また監視の事実を非難された際、被害妄想だと主張する為に、このような行動を計算して取っているものでもあります。

 また、そうして言い訳が可能な体制を取りつつ、そうとわかる露骨な監視する事によって、被害者に付き纏い、精神的苦痛を与え、ストレスを溜め込ませる事も、目的の一つとなっています。

 被害者に証明させる隙を与えない事を目的として、被害者が外出する際には、必ず①~③を、帰宅する際には④~⑥を実行しつつ、それを実行する家を、必ず毎回変えているという点も特徴です。

 被害に遭っている側は、やってくる家が違うだけで、行きには必ず①~③、帰宅時には④~⑥の被害に遭う為、住民グループが悪意から嫌がらせ(付き纏い)を働いてきている事を容易に認識できます。

 証拠を示せと言われても、その現場を動画等で撮影したとして、それだけでは、嫌がらせが行われている証拠としての根拠が弱い為、本気でこの種の問題で加害者達に勝とうと考えた場合、探偵に依頼して、その他の証拠を集めて貰う以外にないのではないかと考えられます。

 ⑦は地図の範囲を広め、被害者宅周辺で監視行為を働く家をピックアップしたものです。

 宗教団体による組織犯罪としてのガスライティングが実行されるような土地は、その団体の信者が暮らす割合が比較的多い地域です。

 信者と非信者の協力者を合わせたら、家の周囲は全員、信者と非信者の協力者となっていて、四面楚歌になっている事は珍しい事でも何でもありません。

 ですので現実にはこの図で書いたよりももっと酷い事になっている方が多いという事を伝えさせていただきます。

 なお、この種の監視の手口は、その1、その2、その4は、地域住民が徒党を組んで働く付き纏い、尾行や監視でも、行われている事が知られている手口です。

 その3の車両による付き纏いに関しても、地域住民らの嫌がらせで行われる可能性はある為、ないとは言い切れません。

  2. 騒音攻撃


 これは有名なので、御存知の方も多いと思います。

 家の前を通りかかったり、通り過ぎると、それに合わせて自宅のドアや窓、引き戸、サッシ等を思い切り閉める。

 被害者が自宅にいる時に、被害者宅の前に車を停めて、思い切りドアを閉める、車のエンジンを空ぶかしする。

 同じく被害者が自宅にいる時に、前後左右の隣屋・斜向かいの家・集合住宅の場合は真上と真下の階に両隣の部屋で、わざと生活音を大きくして、騒音を出して嫌がらせを働く。

 被害者宅の近隣住民が実行するパターンに関しては、毎日同じ家が同じ行為を実行すると証拠が残る為、役割分担がされています。

 具体的には、騒音攻撃を実行する家をランダムに決めていて、かつ、それら攻撃を実行する時間帯も、証拠を記録させないよう、同じ時間帯ではないようにしているのが一般的です。

 外を歩いている時に行われるものも同様で、ドアバンに関しては、攻撃を仕掛けてくる家はランダムです。

 これにはいつ攻撃してくるかわからなくする事で、被害者の精神を疲弊させる効果を期待したものであるとも考えられます。

 ドアやサッシ等を思い切り閉める行為は、ドアバン攻撃等とも呼ばれていますが、恐らくこれは、村八分に由来する嫌がらせが源流なのだろうと思います。

 家の中にいて、窓の外の路地を見ている。村八分の対象になっている一家の人が歩いてくる。すると家の引き戸をこれでもかと言うくらいの大きな音を立てて思い切り閉める。

 ルーツ的には相手に疎外感を与えるタイプの陰湿ないじめ的嫌がらせだったのでしょうが、現代は、音を使用した嫌がらせに変化しているようですね。

 これらの生活音は、生活しているとどうしても出てしまう音という事で、法規制は非常に緩くなっています。しかし、騒音攻撃は他人の精神に最もダメージを与えられる嫌がらせです。

 これが原因で毎年傷害事件が何件も起きていて、殺人事件が起きる事もごく普通にあると言われているわけですから。

 法に抵触しない嫌がらせとして、住民らが徒党を組んで働く嫌がらせでも、好まれて使われる傾向があるようです。

 言うまでもない事ですが、加害者達はSNSを通じ、被害者の情報を、位置情報も含めて共有していますので、だからこそ出来る芸当です。

  3 .睨みつける(見つめる)


 これは日刊サイゾーが報道した記事に出ていたので、言うまでもないと思います。

 被害者が駅のホームに立っていると、面識のない宗教団体の信者が立っていて、睨みつけてきたり、目をじっと見つめてきたりする。

 これは「目を見つめる」「睨みつける」という動作さえ取ればいいので、例えば、被害者が使用するルート上にある店舗のスタッフに依頼して、窓を開けて被害者が来たら顔をじっと見るように指示を出すとか、被害者と信者との間に信号があり、距離も50メートルは最低でも離れた距離にいる時に、指示を出して被害者をじっと睨みつけさせるとか(こうするのは被害者が攻撃してきた場合、何が起きるかわからない為、逃げる時間を稼ぐ意図があるのだと考えられます)のやり方も可能です。

 そうして実際に見つめたり、睨みつけたりしておきながら、「他人の視線が気になる」という精神障害の症状を持っている事にでっち上げるという、構図を知ったらこの上なく馬鹿馬鹿しい、陰湿な嫌がらせです。

 しかし、被害者を精神障害者にでっち上げる上では有効なガスライティング行為であるので、好まれて使用されている現実があります。

  4. すれ違い様に何かを囁く


 これも日刊サイゾーが報じた記事の中に出てきた手口です。

「○○、死ね」とすれ違い様に面識のない信者が囁く。

 知らない人からいきなりそんな風に罵られるわけがないのだから幻聴を聞いたのだろう、という事にでっち上げる目的で行われる行為です。

 被害者が客商売なら、客を偽装して来店して、レジを担当している時に、被害者に対してカウンター越しに「くたばれ」「死ね」等と罵ったりする事も行われています。

  5. 進路を塞ごうとしたり、進路を塞いでしまう


 ネット上の説明を見ていて、これが一番わかりにくいのではないかと思いました。ですので図を描いてみました。

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 1を見て下さい。状況としては、25mくらい離れた距離で、向かいから、こちらに向かって人が歩いてきている状況です。

 こちらは左端を歩いていて、相手も左端を歩いています。

 当然ですが、距離も大して離れていない事から、お互い、相手の顔が見えている状態です。

 2を見て下さい。こちらが向こうに向かって歩いているのがわかっているにもかかわらず、いきなりこちらが歩いている左端に向かって、斜めに歩き出すわけです。

 挑発しているわけでもないのに、いきなりそういった、不自然な行動を取るわけですね。

 3を見て下さい。

 その後、再び逆方向に斜めに歩き出して、こちらから見て右端に当たる場所に戻って歩いてきます。

 これがネットでよく言われている「道(進路)を塞ぐような、不審な動作を取る」というガスライティングです。

被害に遭った側から見ると、酔っ払いが、ふらつく足でおかしな進路の取り方をしているようにも見えます。

 この動作に関しては、被害について語った時、被害妄想の気があるのではないかと思わせる事や、こんな馬鹿な進路の取り方をする人間などいませんので、幻覚を見たり、夢と現実との区別がつかなくなっているのではないかと誤解させる事(=即ち、精神障害を発症していると思い込ませる事)が目的ではないかと考えられます。

 嫌がらせされている事を相手に認識させて、常時付き纏っているのと同じ効果を持たせ、ストレスを溜め込ませる事も目的にしているのではないでしょうか。

 なお本当に進路を塞いでしまうガスライティング行為もあります。

  6. 咳やクシャミを利用した嫌がらせ(条件付けを悪用したガスライティング)


 これもガスライティングとしては非常に有名な手口ですね。

『1.尾行や監視、付き纏い』の項目で、宗教団体が組織犯罪としてガスライティング行為を働く際、徹底した監視と付き纏いが行われる事が理解できたと思いますが、これの最中にやります。

 その2をやる時、すれ違い様に、わざと咳をしろ、クシャミをしろと指示を出すわけです(ちなみにその1の監視役にも、咳やクシャミをするよう指示を出す事もあります)。

 一日のその人の行動を、社会人だと仮定してお話しさせて頂きますと、まずは駅まで歩き、駅から電車に乗り、電車を降りてから会社まで歩くわけです。

 この駅までの歩き、駅内での移動、電車を降りてから駅構内を出口まで移動、駅を出てから会社に辿り着くまでの歩き、その間、すれ違った信者達が、全員、指示通りに咳やクシャミをします。

 行きだけでも10人くらいはすれ違うでしょう。

 ですので1日20人です。

 最初の内は、被害に遭っている側は、風邪が流行っているのかな、とか、花粉症の季節なのかな、と思っているのですが、それが何日経っても終わらない、1週間を過ぎても続いている。

 そうなってくると、被害者は、散々、異常な嫌がらせを受け続けていますので、そろそろ「ああ、これは嫌がらせでやられているのだな」と気づき、強い怒りと憎しみを抱き、精神的苦痛を感じ、ストレスを溜め込むようになります。

 ここまで来たら加害行為を仕掛けている側の価値です。

『咳やクシャミ=嫌がらせ』という条件付けが完了しているからです。

 大体、三週間くらい連続して行って、条件付けができたと考えたら、咳やクシャミをさせるのを止めます。

 そうなると、咳やクシャミが嫌がらせと条件づけられている為、どこかで咳やクシャミが聞こえてくると、嫌がらせを受けているのではないか、と不快に思ったり、怒りの感情が湧くようになります。

 また、この条件付けを悪用して、例えば騒音攻撃を働く際、実行犯の信者らに、わざと「わざとらしい咳やクシャミ」をさせる事で、故意に騒音を出している事実を理解させ、被害者を苦しめる事などにも用いられます。

 これなどは極めて悪質な、心理学を悪用した嫌がらせであり、最低最悪の行いであると言えるでしょう。

  7. 片目ライト、片目ブレーキランプの車で付き纏う


 これも『1.尾行や監視、付き纏い』関連で、その3を夜間にやる時に実行します。

 ヘッドライトやブレーキランプの片方を意図的に接触不良状態にした車両を使用し、執拗に付き纏うのです。

 ちなみにヘッドライトやブレーキランプを思い切り掌で叩くとつく程度ですので、人為的に軽い接触不良状態にしているだけです。

 これはストーカー行為が行われている事実を被害者に確実に認識させる効果を期待して行われているものと考えられます。

  8. ハイビームを浴びせる


 7と同様、これも『1.尾行や監視、付き纏い』関連で、その3を夜間にやる時に実行します。

 被害者が仕事を終えて帰宅している途中であれば、使用するルートは、普通は同じですから、車を先回りして停車させる事が出来ます。

 また、会社帰りでなかったとしても、外出時刻と曜日、室内から漏れ聞こえる会話等から、行き先とルートは大体推測が付きます。

 そこで車を先回りさせて、被害者が現れたら、ハイビームを照射するのです。

 何もないところに車を停めて照射した場合、証拠を押さえられると言い逃れ出来ない為、パターンを変えて照射する事も行われているようです。

(例えば被害者が通過するコンビニの駐車場に車を停めて、車道側にヘッドライトが当たる形にして、被害者の出現を待機する等)

  9.ありえないところでありえない行動を取らせる


 閑静な住宅街で、通勤・通学時間帯以外だと、静かで人が路上に誰もいないような場所ってありますよね。

 そういう場所にいきなり高齢者が現れて、立小便をし始めたらどう思うでしょうか。

 そんな事を見たと言っても、誰も信じないか、信じたとしても、認知症の老人が、トイレと間違えて用を足したと思うだけでしょう。

 こうした「ありえないところでありえない行動を取らせる」、そしてその姿を被害者に見せつける行為も、ガスライティングとして実行されています。

 これも行われる目的は5と同じです。

 即ち、被害について語った時、それを聞いた第三者に、被害者には被害妄想の気があるのではないかと思わせる事や、こんな馬鹿な事をする人間などいないので、幻覚を見たり、夢と現実との区別がつかなくなっているのではないかと誤解させる事(=即ち、精神障害を発症していると思い込ませる事)が目的ではないかと考えています。

 もしも組織犯罪としてのガスライティング被害に遭っている時に、芝居がかったおかしな行動を取り、派手に映画かドラマの中にでも出てきそうな行動を取る変な人達が出てきたら、これが行われている可能性を考えるといいでしょう。

 仮にその場には大勢の人が居合わせたとしても、そういう経験を何度もして、被害について語った時、その事を話せば、それが全て本当の事であろうが、その一つ一つには他の目撃者がいて証言が出来る状態であろうが、話を聞かされた第三者からすれば、証言ができる人が大勢いるという話を信じる事は出来なくなるので、結局、頭がおかしくなったのではないかと、誤解する事になると思われます。

 そこまでの事を加害組織側が仕掛けてくる時には、何らかの事情から、かなり追い詰められた状態だと考えられますが、これが行われる基本形は、そのようなものだと考えて下さい。

 ちなみにこれが、ネット上では「ストリートシアター」等と呼ばれている行為の、本当の目的と手口です。

  10.就労妨害、退職(解雇)工作、昇進(昇任)妨害


 職場で被害者の悪評を広める事で、被害者が職場に居辛くなって、退職するように仕向ける退職工作。

 被害者が辞めないなら店を利用しない等と不買運動などをちらつかせて、解雇を迫る解雇工作。

 会社幹部に根拠のない中傷を引き込んで、被害者が職場での昇進や昇任が(会社側の意向で)停止させられてしまう昇進(昇任)妨害。

 解雇工作や退職工作の結果、職を失った被害者が求職活動をすると、ストーカー行為をして、面接を受けた企業・事業所等を特定して、被害者の悪評を企業や事業所に吹き込み、採用しないように工作する就労妨害などがあります。

 これはガスライティングでなく、純粋な嫌がらせであり、また、被害者を経済的に追い詰めて、困窮させる事と、その事でも精神的苦痛を与え、追い詰める事が目的であると考えられています。

  11.中傷拡散攻撃


 被害者の職場や居住する地域で根拠のない中傷を拡散し、故意に悪評を立てる嫌がらせです。

 この根拠のない中傷の拡散攻撃は波状攻撃で幾度も行われます。

 最初の内は、その噂は本当なのかと半信半疑だった人達も、徐々に拡散された根拠のない中傷が、裏付けも取らないまま、既成事実化して行き、事実だった事にされてしまいます。

 「あいつだったらやりかねない」という心理状態に陥った人達が、根拠のない中傷を信じてしまい、被害者の事を危険人物や要注意人物だと認識するようになります。

 あるいは、宗教団体の策略として、被害者に地域住民や職場の人間達が、激しい憎しみと憎悪、怒りを持つように仕組んだりもします。

 結果、被害者は孤立し、白眼視される事で、どこに行っても生きた心地のしない状態となり、外出しているだけで強い敵意に晒され、嫌がらせも受ける事から、強い精神的苦痛を感じるところまで追い詰められます。

  12.人間関係破壊工作


 組織犯罪としてガスライティングが行われる場合、執拗な付き纏いと嫌がらせで、被害者にストレスを溜め込ませ続けて、精神的に追い詰めたり、精神的な苦痛を与え続ける事によって、苛々して怒鳴ったり、大声を上げたり、暴れたりするように仕向けます。

 当然ですが、このような精神状態になれば、周囲の人間との正常な関係の継続と構築が困難となり、口論になったり、手を上げてしまう事なども現実に生じますので、人間関係が破壊される事になります。

 また、11と関連しますが、加害団体である宗教団体にとって、最も恐ろしいのは、加害行為を知る人が被害者に味方をして、ガスライティングの全貌が露見してしまう事です。

 ここまでお読み頂けたらわかると思いますが、こんな異常な事をした加害団体や加害者達の事を、社会は絶対に許しませんし、存在そのものを確実に拒絶すると考えられます。

 身勝手な話ですが、加害行為を働いている宗教団体側からすれば、ことの露見は教団存続の危機に直結しているのです。

 被害者の味方になる人物を出さない為にも、11を徹底して行い、被害者の全ての人間関係を破壊し、被害者がその土地に、友人も知人も誰一人としていない、孤独で孤立した状況に追い込むのです。

  13.転居強要工作


 宗教団体がガスライティングを働く場合、その目的は、邪魔者の排除です。

 ですので転居強要工作も活発に行われますし、10、11、12を行う目的の一つは、当然、転居させる事でもあるわけです。

  14.自殺強要工作


 この話も13と関連する話です。

 邪魔者の排除である以上、転機をさせるか、自殺に追い込んで殺してしまうか、この二つのどちらかという事になります。

 宗教団体が行う組織犯罪としてのガスライティングには被害者を自殺に追い込んで殺害する目的でのガスライティングが必ず含まれており、精神的な苦痛を与え続けて、鬱病を煩わせる事によって、被害者が自殺する可能性を高めたり、また、そのような状態になった被害者に対して、自殺の引き金になりそうな言葉(自殺や死亡という文字や言葉)を見聞きさせて、自殺を誘発しようとするような、卑劣で異常な行為を行った事等も、過去の被害報告例から判明しています。

  15.ネットストーカー


 加害団体側は準備の段階で被害者のあらゆる情報を持っている為、立ち回り先の主要掲示板も、SNSも、またSNSのアカウントも、文章の癖すらも見抜いています。

 その事を利用して、ネット上でも粘着質に絡みつき、例えば、被害者に変な渾名をつけて、その渾名に対する悪口雑言を複数の信者で行わせてネットリンチを働いたり、相手の精神を少しでも疲弊させよう、絶望させて自殺に追い込もう、苛々してブチ切れて、殺人事件や傷害事件を起こし易い精神状態に追い込んでやろうと、躍起になってネットストーカー行為を働くのです。

 これに関しては完全に精神的虐待行為に当てはまりますし、また、ガスライティングが当てはまる内容も含んでいる為、ガスライティング行為の一つと見てよいでしょう。

  16.同じ事を執拗にやり続ける


 例えば、1を実行するにしても、必ず同じ車と外出時に一度は遭遇させたり、毎日、同じような付き纏いを受け続けさせる事で、同じ景色を執拗に見せ続ける。

 そうする事によって、相手にストレスを溜め込ませ、周囲が気づかない手口で、精神的苦痛を与えるといったテクニックも、これらのガスライティング行為の中では実践されているようです。

 これは「付き纏われる事からくる精神的ストレス」を利用したものだと考えられますが、残念ながら、自分の立場からは、これに関しては「こういう手口はあるよ」という事は知っていて、詳しい話までは出来ない為、参考意見と考えて下さい。

  17.煙草を使った条件付けのテクニック


 これは独立させずに6に含めてもよかったのですが、わざとらしく監視する際、煙草を吸っているふりをする、というものがあります。

 煙草も条件付けによく使われるもので、初期の頃などは、ガスライティングで嫌がらせだったり、虚偽の情報を流す際に、わざと虚偽を流した人物に煙草を吸わせる等をさせます。

 そうして煙草=ガスライティング要員という条件付けをやった後で、露骨な監視をする信者に煙草を吸わせ、その姿を被害者に見せつける事で、煙草=監視という条件付けも行います。

 用事でどこかに出向くと、わざとらしくタバコを吸っている人間がいて、監視が行われている事に気づいたり、あるいは被害者が使用するルート上に煙草の残り香を残す事で、監視の事実に気づかせたりします。

  18.仄めかし


 敢えてこの項目を最後に持ってきました。

 これは有名ですので、触れるまでもないと思いますが、露骨な仄めかしの情報がパピマミというサイトから記事として配信されていますので、それを貼ります。

『家を出た瞬間に目の前にいた人から「昨日の晩ご飯はシチューだったでしょ」と言われ、恐怖を感じました。その場からすぐ離れたのですが、他にも周囲の視線を感じることが多くなって……。次第に外出することができなくなり、プライベートが失われてしまいました』(30代女性/事務)

『不注意でお風呂場で転んだことがあったのですが、翌日家の前にいた2人組が「風呂で転ぶと痛いよな」…と会話をしていたんです……。直接話しかけられたわけじゃないけど、自分に関係あることで、偶然とは思えませんでした。しかも似たようなことが異常な頻度で起こるんです。気になって自宅を調べてみたら、盗聴器が出てきました 』(30代女性/主婦)

 

 被害者から盗んだ個人情報を使用して、その個人情報を、言葉で仄めかしたり、動作で仄めかしたりして、相手に嫌がらせを働く。

 これが仄めかしと呼ばれるガスライティングです。

 爆サイで掲載された「コンビニ店員がニヤニヤした」という話や「ジャイアンツの話をしろと言われて指示に従ったら客が驚いていた」という話も有名ですよね。

 その他、例えば、被害者が自宅で何か物を燃やしたら、住宅街の路上で、野焼きなどする人間が絶対に出るはずのない地域で、一斗缶てせ野焼きをする姿を見せつけて、仄めかしをする。

 紙のゴミをシュレッダーにかけて出したら、それと瓜二つな紙のゴミを入れた袋を、被害者が使用するルート上に翌朝置いて、ご丁寧にも、裁断した写真と似せたゴミまで混ぜるという再現度で、仄めかしを働く。

 この「仄めかし」と呼ばれる行為は、被害者にストーカー行為を働いている事実に気づかせて、不快にさせる、激怒させればそれでいいだけですので、手口は無数にあります。

  19.被害者に自分を精神障害者だと思い込ませようとする、否定的な言動を取る


 これは通常のガスライティングと同様です。

 通常のガスライティングでも、被害者に対して、加害者は「お前はおかしい」、「疲れているのではないか」、「そんなものは見えなかった」、「幻聴が聞こえたのではないか?」、「気のせいだ」、「被害妄想だ」、「心の病かも知れないから病院に診せに行った方がよい」等と、被害者が自身の正気を疑うように仕向けます。

 また、組織犯罪としてのガスライティングの特徴として、被害者の周囲の人間を協力者として加害団体側に落としておいて、彼らに対し、被害者に「あなたはおかしい」、「疲れているんだよ」、「何も見なかったよ」、「空耳じゃない?」、「気のせい」、「被害妄想」、「心の病かも知れないから病院に行ったら?」等と事あるごとに言うように指示を出しておき、被害者の周囲で、執拗に、被害者がおかしいという言動を取らせるようにするものがあります。

 ガスライティングの場合、特に、語源となった映画『ガス燈』がそうなのですが、本当は夫が物を隠しているのに、妻が紛失したのだと言い張って、妻は物忘れが酷いとか、盗み癖がある等と、嘘を吐いてガスライティングを働くわけですが、実行と嘘がセットになっています。

 外出時、離れた所からわざと見つめる人物を配置する、それでいて被害者がその事を話せば、そういう人物がいた事を知っている癖に、「そんな事やる暇人いるわけないでしょ。偶然だよ」、「気のせい。あんたおかしいんじゃない?」と、被害者がおかしくなっていて、他人の視線が気になっているだけだと嘘を吐く。

 外出時、誰かにすれ違い様に「死ね」と囁かせておきながら、それでいて被害者がその事を話せば、そういう人物がいた事を知っている癖に、「そんな事やる人いるわけないでしょ。あんたどうかしてるよ」、「幻聴でも聞こえたの?」と、被害者がおかしくなっていて、幻聴を聞いたのだろうと嘘を吐く。

 こんな嘘を日に幾つも吐かれ、しかも何人もからそのような言動を取られ、それが何か月も何年も続けば、心をへし折られて、本当に自分がおかしくなってしまったのではないかと思い込んだり、精神的な苦痛から自殺してしまうのは当然の事です。

 こんな行為のやれる悪意の塊は、最早、人間とは呼べませんし、悪魔以外の何者でもないでしょう。

 何をしても否定的な言動を取り、被害者を無能だ、無知だ、と見下すような言動を取り、被害者の人格も否定し、被害者が自身に誇りを持てないようにして、自尊心を砕き、自己評価を下げる言動も、執拗に行われます。

 そのようにする事によって疲弊させ、精神を弱体化させて、判断能力を低下させる事で、マインドコントロールや刷り込み効果の効き目が強まる事を狙っています。

 被害者の精神を支配し、思うがままに動かす事が可能となれば、精神障害者に仕立て上げて潰せる可能性も高まるからです。

  20.犯罪誘発(殺人罪、殺人未遂罪、傷害罪、傷害致死罪[主なもの])


 これは手口というよりも目的です。

 これは11、12の話と関係してきます。

 重複になりますが。

 被害者は地域住民や職場の人間達から危険人物や要注意人物だと認識され、激しい憎しみと憎悪、怒りを持たれており、孤立し、白眼視され、どこに行っても生きた心地のしない状態となり、外出しているだけで強い敵意に晒され、嫌がらせも受ける事から、強い精神的苦痛を感じるところまで追い詰められます。

 同時並行で、執拗な付き纏いと嫌がらせで、ストレスを溜め込み、精神的に追い詰められ、精神的苦痛を受け続け、苛々して怒鳴ったり、大声を上げたり、暴れたりし易い状況に置かれています。

 当然ですが、被害者は、嫌がらせや執拗に付き纏ってくるストーカー、ガスライティングの実行犯達に対して、強烈な怒りと憎悪、敵愾心を抱く状態になっているわけですので、いつ我慢の限界を迎えて、実行犯に殴る蹴るの暴力を振るったとしてもおかしくありませんし、殺意を持って暴行に及ぶケースも出てきます。

 組織的ガスライティングにおいては、被害者に殺人事件や殺人未遂事件、傷害致死事件や傷害事件を起こさせる事で、警察沙汰にして、テレビのニュース番組で被害者の氏名と顔写真、映像を犯罪者として放映させ、新聞の記事として被害者の名前を実名報道させる事、並びに、前科と前歴をつける事や、刑務所に収容する事によって、社会的に抹殺し、再起不能にする事も、その目的の一つとしています。

 非常に恐ろしい話ですが、実際に某カルト教団の信者が言っていた事なのですが、その人物曰く「組織的ガスライティングをやって自殺に追い込まれた人はいない」と教団から聞かされているそうです。

 組織的ガスライティングを実行して自殺者が全く出ないというのは明白な嘘ですので、教団は嘘を教えている事になります。

 同様の事は犯罪誘発に関しても言える事で、恐らく教団側は、この種の組織的犯行を行っても、被害者から反撃されて、殺されたり、殴る蹴るの暴行を受ける事はないと、嘘を教えられているものと考えられます。

 悪質な嫌がらせを働いていたカルト教団の信者が、被害者からの反撃に遭い、傷害事件の被害者になったようなケースは、ごく普通あります。

 実例は挙げませんが、騒音トラブルが原因で発生した近隣トラブル系の殺人事件の中には、被害者がカルト教団の信者だったとされ、宗教絡みのトラブルがあったのではないかという噂が立ったものもあるようです。

 教団側は悪意を持って嘘を信者達に吹き込んでいるのでしょう。

 そうしないと組織的ガスライティングを実行させられないからです。

 つまり実行犯の信者達が殺されてもいいと思っているという事です。

 カルトは表向き、信者達を大切に扱っているとか、信者は家族だとかと言っているわけですが、教団幹部からすれば、マインドコントロールされて、教団側の意のままに操る事の出来る信者達は、ただの集金マシーンであり、都合よく使い捨てられる鉄砲玉に過ぎません。

 自分の指示が原因で被害者に殺されようが、どうでもいいのでしょう。

 組織的ガスライティングは、実行犯達が口裏を合わせ、嘘を吐いてしまえば、基本的に証拠の残らない行為ですので、証明できません。

 つまり、仮に被害者が怒りと精神的苦痛に耐えきれなくなり、嫌がらせやストーカー、ガスライティングの実行犯を、殺害してしまう事件、殴る蹴るの暴行を加える傷害事件が発生したとしても、その犠牲となった人物がカルト教団の信者である場合、真相が表に出る事はないという事です。

 被害者がどんなに組織的ガスライティングの被害を訴えても、カルト教団は実行犯となった信者達に口止めをし、口裏合わせの指示も出して、徹底的に組織的なガスライティングを働いた真相を隠蔽します。

 組織的ガスライティングの知識がない警察官達は、被害者の言動から、被害者を精神障害者であると勘違いし、精神障害者がその症状故に起こした犯罪であるとして処理しますから、被害者は何もかもを失うわけです。

 その警官が実行主体のカルトの信者や、警察署自体がカルトと癒着している場合には、隠蔽に加担します。

 カルトの信者達も馬鹿ではありませんから、殺人事件や傷害致死事件にまで発展してしまった以上、教団が組織的ガスライティングを働いて重大な結果を齎した事実が世間に知られてしまえば、教団はカルトに認定され、自分達も異常者や危険人物として社会から扱われると理解します。

 表面化すれば自分自身が社会的に破滅してしまうわけで、教団側の口止めと口裏合わせの指示に従うわけです。

 過去に発生した精神障害者によるものとされる殺人、殺人未遂、傷害、傷害致死事件のうち、何件くらい存在するのか見当もつきませんが、ガスライティング被害者が犯罪誘発の被害に遭った結果、起こしてしまった事件が少なからず含まれているものと考えられます。

 無論、ストレスが原因で発生する犯罪もありますし、上記で挙げた犯罪以外にも、それらの犯罪を起こしてしまい、結果、社会的に抹殺されてしまうケースは当然あります。

 そうしたケースも含めて、組織的カスライティングを働く加害団体側の目的(人潰しの手口)であると言えます。

  21.個人情報晒し(羞恥攻撃)と個人情報盗(23.1.18[水]追加)


 記述するのをうっかり失念していました。

 これは創価学会の十八番で、ほぼ犯罪行為です。

 例えば、被害者が出社します。ロッカールームで着替えをして、職場に出るような職種だったとします。

 すると創価学会の活動家(男子部員)二名が会社に侵入し、ロッカールーム付近に見張り役を一名配置し、もう一名をロッカールームに侵入させて、被害者のロッカーを物色させます。

 そして被害者の私物を調べ、メモ帳に書かれてある内容、その他、個人情報を、スマホ等で撮影し、情報を盗みます。その情報は多岐に渡り、AKBの追っかけをしていてファングッズを持っていたとか(堂々とファンをしている人は別ですが、隠れファンの場合、確実に、他人に知られると羞恥心を覚えるものですよね)、起業計画に関する重要なメモまで。

 言うまでもない事ですが、完全に犯罪です。

 創価学会は、これは本当にやります。

 実際におもちゃ屋で勤務していた店員の方が、店舗内のスタッフの着替え所に不正侵入させて、上記の手口で勝手に私物を漁られ、メモ帳の内容をスマホで撮影されて情報を盗み出されたり、仕事の研修で出かけた先で、クループワークの発表の為に席を外した隙に、被害者が気づかないように鞄を会場から盗み出し、鞄の中身を物色して手帳の走り書きをスマホで撮影されて情報を盗み出されたケースがあります。

 これらはまだ、2010年代に発生した問題ですので、最近の話です。

 ここから先が不気味なのですが、こうした盗み出した情報を、陰で晒し者にするのです。

 嫌がらせ実行犯の創価学会員達、並びに、嫌がらせに協力している非創価学会員達でその情報を共有し、馬鹿にしたり、笑いものにしたり、あるいは憎悪や怒りの対象にするのです。

 そうする事で、被害者の生活の質を低下させたり、人間関係を破壊したり、自宅のある地域や現在の職場で、生活できないように仕向けます。

 正直なところ、明らかに違法な手段で創価学会員が入手した情報を見て、特定人を笑いものにしたり、馬鹿にしたり、憎悪を滾らせたり、怒りの対象にする前に、そんなものを盗んで晒し者にしている創価学会の異常性だったり、自分が同じ目に遭わされたらどうなるのかを想像し、創価学会に軽蔑と敵愾心、怒りを感じたりしない時点で、心を病んでいると思いますが、残念ながら、世の中には、創価学会が提供する下劣で煽情的な情報に安易に乗っかってしまい、創価学会の思う壷の行動を取ってしまう方も多いです。

 なお、この違法な個人情報盗と個人情報晒し行為は、生活安全警察によるものと考えられている通称やりすぎ防犯パトロールでも同様の犯罪が行われている疑いがある事を記しておきます。

 警察が本当にこんな事をやっているのだとしたら、言語道断であるだけでなく、そんな事をしている警察は、最早、国の治安機関として認めるわけにはいかないでしょう。