序章
第一節 はじめに
創価学会は昔から組織的に嫌がらせを働く事で知られているカルトです。
ネット上では「創価学会から嫌がらせを受けていると主張するのは統合失調症」といった書き込みがよく見られますが、そうした書き込みをしているのは、恐らく、学会員だと考えられます。
というのも、実際に脱会した方を知っているから断言できますが、この創価学会という団体は、昭和30年代や昭和40年代頃には、脱会者とその家族に対する嫌がらせを働いており、この団体が嫌がらせを働くというのは、今に始まった事ではないからです。
世間的には1991年11月に当時宗門であった日蓮正宗(※創価学会は元は日蓮正宗の法華講=信徒団体の一つだった)から破門された為、創価学会を脱会して日蓮正宗に残ろうとした元学会員ら約2300名に対し、組織的に常軌を逸した嫌がらせを働いた事で社会問題化し、その事実を週刊文春に取り上げられて詳細が知れ渡った事で物議を醸したわけですが、脱会者
敵対者に対する嫌がらせは、この騒動が取り上げられる遥か以前から行われており、また、嫌がらせの凄惨さも、この時のものが突出していたわけではなく、実際には、昔からそのような事が行われていました。
この頃から始まったという誤解があるのは、単に世間が興味を示さなかっただけの話です。
当然ですが、世間の人達の多くは、創価学会が組織的に嫌がらせを働いている現実を、実際に目撃したり、知り合いが行っているのを知っていたりするわけですから、「創価学会から嫌がらせを受けていると主張するのは統合失調症」などという馬鹿げた事を言うわけがないのです。
その為、冒頭で、このような言動を取っているのは恐らく学会員だろうと指摘したのです。
ただ、世間の人達は、創価学会が組織的に嫌がらせを働く事は知っていても、その手口までは知らない、という人が多いです。そこでこの記事では実際に手口について解説して行こうと思います。
また創価学会の嫌がらせは、尾行、監視、付き纏い、仄めかしなどの典型的なストーカー行為から、些細な嫌がらせ行為、そしてガスライティングと呼ばれる悪質な精神虐待系の嫌がらせ等から構成されており、手口自体は私が作成した『組織犯罪としてのガスライティングについて考える』という記事で紹介したものとほぼ同じです。
手口の詳細に関しては、そちらをご覧下さい。
第二節 ガスライティングは一部の国では違法=犯罪
※『組織犯罪としてのガスライティングについて考える』をお読みの方
は、この部分は読み飛ばして頂いて結構です。
ネット上では、ガスライティングという言葉を使用する人達の中に、少なからず精神障害者が含まれると考えられている現状がある為、未だに「ガスライティングという言葉を使っている人達は、精神障害者で、その内容も被害妄想だ」という言説が罷り通っています。
しかし、ガスライティングは現実に存在するだけでなく、イギリスのイングランドとウェールズでは、適用条件等の制限はあるものの、違法化されていて、違反者には最長で懲役5年を科されるという、決して軽くない罪として扱われています。
その事を伝えている記事を引用します。
また、統一教会問題を追い続けているジャーナリストの鈴木エイト氏が、ガスライティング被害に遭った事実を告白しています。
当該記事を引用します。
実行犯が取り押さえられた時に抗弁できるように、鈴木エイト氏宅のドアノブでなく、近くの手すりに菓子入りの袋をぶら下げる。
鈴木氏は誰からのものかわからないので目的を考える。
しかし、目的は実行犯、並びに、指示を出した者にしかわからない為、考えても正解に辿り着くことはない。
答えがわからないと不安なので、恐怖心も出るし、苛々するし、犯人に対する怒りも込み上げてくる。
そうして精神が擦り減らされる。
このケースに関して言えば、恫喝の意味もありますが、答えの出ない問題を考えさせる事で、鈴木氏の精神をすり減らす事も、目的として行われているものと考えられます。
お菓子に関しては、10分くらいで消えていたという話もあり、どちらが本当かは存じませんが、消えていたとすれば、尚更、ガスライティングの色合いが強くなります。
何故なら、そこに菓子を入れた袋があった証拠がなくなれば、鈴木氏に対して、犯人や、犯人側の人間が、「そんな菓子を入れた袋、本当にあったのか?」と誤った情報を与える事で、精神的に虐待を加える事が可能になるからです。
同時に、証拠を回収する事によって、犯人が誰なのか、わからなくする効果もあります。
組織的に行われるガスライティングの典型的な事例と言えるでしょう。
何故、この話を最初に持ってきたのか、ですが。
まず、ガスライティングは被害妄想などでなく、現実に存在する悪質な虐待行為である事実を知って頂きたかったからです。
取締法があるとなれば、流石に、この嫌がらせ(犯罪)が実在する事を、誰しもが理解するでしょう。
また、鈴木エイト氏のケースを紹介すれば、組織的なガスライティング被害が現実に存在する事実も理解する事がより容易になります。
このような陰湿な嫌がらせの被害に遭っている人達が、日本には結構な人数存在すると考えられます。
言うまでもない事ですが、このような組織的ガスライティングが一部の団体によって活発に行われている以上、加害団体にとっては、ガスライティングという言葉を使用する人間や、被害を訴える人間は、邪魔な存在です。
そのような人間は、精神障害者であり、存在しない架空の嫌がらせである、という事にしておかないと不都合です。
その為、ネット上でこの話題をすると、すぐに「被害妄想だ」、「精神障害だ」と言い張る人達が必ず現れるわけです。
そのような言動を取る人物の中には、少なからぬ割合で、加害団体からの指示で投稿しているネット工作担当者が含まれていると考えられます。
組織的ガスライティングは、相当気持ちの悪い犯罪で、手口を聞くと、被害妄想や精神障害者の妄想を想起させる事も多々あると思います。
そもそも、特定個人を精神障害者に捏造する為に行う虐待行為なので、そのような手口になるのは当然なんです。
従って、この虐待行為(犯罪行為)が現実に存在する事を理解した上で情報を読み込まないと、精神障害者が被害妄想で語っているものだと、勘違いする恐れが出てくるのです。
だからこの話を初期の段階でさせて頂きました。