昨日の続きです。
午後からは「名勝旧松波城庭園の保存・活用を考える」というシンポジウムが開かれました。で,そこにも出席。
最初に30分ずつ,4名の講演がありました。
報告:町教育委員会学芸員「庭園の概要」
講演1:尼﨑博正(京都造形芸術大学教授) 「庭園の本質的価値」
講演2:高妻洋成(奈良文化財研究所保存修復科学研究室長)「庭園保存のための環境調査」(右の写真)
講演3:東四柳史明(金沢学院大学教授)
いずれも,専門的な立場から的確なお話を聞かせてもらって,楽しかったです。予備知識がなくても分かるように講演していたので,さすがだなあと思いました。
30ページにもなる講演内容をまとめた冊子も頂いたので,あとで読み直すこともできて便利です。
それにしても,東四柳先生の話は,お笑いもあって,歴史を身近に感じることができます。
そのあとのシンポジウム自体は,なんか話が変な方向に行って困りました。会場からの意見の扱い方を前もって決めておく必要がありましたね。