家のまわりの雪も解けて,いよいよ春らしくなってきました。先日,家の小さな池の覆いを獲ったところ,金魚もメダカも元気に出てきました。そして,少し,池の底のごもくさをはき出そうとタモで掬ってみたところ,いつか,前勤務校の学校池で見たことのある生きものを見つけました。水中にいるミノムシ=イサゴムシです。水に沈んだ落ち葉や小石を体に巻き付けて,上半身だけ出して水底を移動しています。漢字で書くと「石蚕」。
イサゴムシは,昆虫の幼虫です。さて,その昆虫とは…完全変態するそうですよ。
大辞林では…
とびけら【飛螻蛄】
トビケラ目に属する昆虫の総称。幼虫はきれいな水を好むので水質調査の指標となる。幼虫・成虫とも釣りの餌。長野県では幼虫を「ざざむし」と呼び、佃煮にする。シマトビケラ・ニンギョウトビケラ・アミメトビケラなど。
佃煮にされているようだ。今度長野に行ったら食べてみるかな。
以前のイサゴムシの記事につていは,こちら。
・http://suzutano.tea-nifty.com/blog/2013/04/post-64d3.html(初めて見つけた時のこと)
・http://suzutano.tea-nifty.com/blog/2013/04/post-2979.html(絵本について)