ひぐらしのなく頃に業考察 鬼騙し編~祟騙し編 | 相談屋にゅうのブログ

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6年以上前に投稿した「ひぐらしのなく頃」にの考察が未だに閲覧されているのを見ると、本当に息の長い作品だなと思う今日この頃ですが、新作「ひぐらしのなく頃に業」が始まったため、久しぶりにそれに便乗して考察をしたいと思います。

ただ前回と違い、結果がわかっているわけではないので、あくまでも推測になりますが、今までのストーリーのネタバレになりますので、まだ見ていない方はお気を付けください。

 

業考察 ~猫騙し編

 

「ひぐらしのなく頃に業」が新型コロナウイルス感染症防止の関係で3カ月遅れで始まり、「鬼騙し編」「綿騙し編」「祟騙し編」が終了し一区切りとなりました。

過去の作品の流れを汲み新たに「騙し」としてるわけですが、このタイトルをそのまま信じるのなら、何かを騙しているわけです。

何を騙しているかまだわかりませんが、色々考察されている中に、作者の別作品である「うみねこのなく頃」のように、主人公以外嘘をついているというのがありますが、こんな騙しだったらどうしようもないので、そんなことがないと願うばかりです。

 

さて、前シリーズを悪い流れを断ち切り悲劇を回避したかと思ったら、結局別の悲劇へと向かうわけですが、三作終わった段階で気づいたことといえば、あの「雛見沢大災害」がどうやら起こっていないということがわかったということです。

古手梨花が死んだあと、鷹野三四が起こしていたあの作戦ですが、今回に限っては、画策をしていないようです。でもなぜだかわからないが、古手梨花は亡くなっています。

誰が殺しているのか、それとも自害なのか?

 

あと気になる点として、前原圭一がやけに超人化している点です。

綿騙し編ではレナに何十回も刺されているのに生きているし、綿騙し編では牢屋をぶち破り、地下扉のドアをぶち破ろうとして流血するも生存。祟騙し編では金属バットで後頭部を強打され大量出血するも生き残る。

綿騙し編はともかく、あきらかにおかしい状況に、圭一の妄想が入っているのではないかといわれています。

そもそも前シリーズの鬼隠し編では、圭一の妄想で悲劇を生んだわけですが、今回も妄想が入っている可能性があるわけです。

すべてが妄想なんてうみねこの戦人理論を持ち出されたら話になりませんが、騙しといわれているので、騙しがうまく使われているのは間違いないでしょう。

 

この作品を読み解く手法として、前の世界線から読み解くという方法がありますが、今回それを使うと、祟騙し編で詩音は、沙都子のことを実の妹のように想っている描写が描かれています。このことから、綿騙し編では、綿流し編のような詩音と沙都子が対峙することはなく、恨んでもないことが推測できます。

綿流し編での梯子のシーンで、魅音(詩音)は沙都子を呪っていましたが、綿騙し編ではこれが梨花の恨み言に変わっていたため、そのあたりの整合性は合うことになります。

 

あまりにわからないことが多く、黒幕は誰なんだと囁かれていますが、前回黒幕の下っ端であった鷹野三四が、今回は富竹と一緒に逃亡するといったシーンがあったことから、鷹野が誰かに狙われているといったことが考えられ、別の黒幕が暗躍していることが推測されます。

沙都子黒幕説なんてのが巷の噂になっていますが、原作者である竜騎士氏が部活メンバーを悪人にすることは考えづらく、さすがにこれはないと思われます。

 

鬼騙し編のレナ、綿騙し編の魅音?(詩音?)、祟騙し編の沙都子のおかしな行動に何らかの理由があると思いますが、まだまだそのあたりの謎は解明は難しそうです。

レナは父親関係だと思いますが、他はどの関連性か?

 

あと気づいた点として、圭一がどの世界線でも生き残り病院に運ばれているわけですが、どのシーンも頭を保護されています。綿騙し編、祟騙し編はともかく、鬼騙し編で頭はやらていた?

圭一妄想説がかなり有力視されるのもわかりますね。