「あなたの歯科医院にどんな特徴をもたせるのか」
これは院長の好みの問題です。
「好み」と言っても、単なる好き嫌いではなく
「業務として続けていくに値すると感じられることは何か」
私の場合は、「お金や時間をかけても治療したいという患者さんが
喜んでくれることをしたい」というのがありました。
重度の歯周病の人が、半年も通院して安定した状態になったときは
喜ばれました。開院初期にそういう治療をした人が何人かは
30年通っておられます。
「他の歯科医院で『歯周病は治らない』と言われて
あきらめていた」人たちですから、うれしかったようです。
普通に、スケーリング、SRP、FOPしただけです。
通常の治療をしただけで
「あんたの所は、徹底的に治療するんだね」と患者さんから
いわれましたが、地域性ということをこの頃は
知りませんでした。
いい話なんですが、こういう人は、極めてまれ。ほとんどの人は
治療の途中で来なくなったり、せっかく最後まで治療しても
メインテナンスを受けずに、また「痛くなったら来る」
というのを繰り返します。時間と労力が無駄なので
最近は、初期治療だけしています。
歯周治療の患者さんがたくさんくれば、保険で経営も
可能かもしれませんが、地域性やスタッフが安定して
いるところでなければできないようです。
ただ、歯周治療に限らず、保険治療全体ですが
きちんとできないと、いざとなると自費の
患者さんの信用も失うことになりますから
手抜きはできません。
仮封がはずれて、患者さんが来院するようなことが
たびたびあるようではまずいですね。
CRや根治した後、痛くないとか、予約時間を
歯科医師側が守るとか基本的なことは
大事です。