「来月から留学するので悪い所を全部治してください」と来られる方があります。

ほとんどの場合、穴があいていれば、詰めて「終わりました」ということで

お帰りいただくのですが、「留学中に痛くなった。どうしてくれるのか」

と言われたら困るなあー、と思う歯が何本かあります。

まず根尖病巣と言って、歯の根に炎症を起こしている場合。

治療は5、6回かかることが多いので、治療を始めると1ヶ月では

治らないこともあります。歯科医師が徹夜でもしたら、早く治せるならいいのですが

あいにく、人間の身体というのはある程度時間をおかないと治らない部分があるので

そういうわけにもいきません。

歯を抜く必要があるような場合などは、抜いた所の粘膜が固まるのに1ヶ月かかります。

欧米では、費用はかかりますが、ほとんど日本と同等かそれ以上の治療を

受けることができるので、留学前に来られる方が

「外国で治療するときの費用が心配」という方には

「そういうのも勉強のうちですから、必要な場合は外国で治療を受けて

日本の歯科治療の良さ(?)を知ってください」とお願いしています。