今日も暑かった静岡です、幸いに風が強かったので日陰に入れば快適な陽気でしたよ

種無し金柑ぷちまる



この種無し金柑ぷちまるは3倍体品種ということもあり、種が入りにくいのが特徴です。甘味も強く食べると美味しいんですよ

ただ、一つ問題があって花は沢山咲くのですが結実性があまり宜しく無いんです

金柑は1番花~4番花辺りまで時期をずらして何回か咲き、果実が一番大きいのは1番花なので何とかして1番花の結実性を高めたいのですよ…(-ω-;)
考えてみれば自然の摂理は種を作り子孫を残すことですから、元々が種無し品種というのは結実性が悪くても仕方無いのかもしれません

タカさんは色々調べてみました…
すると、徳島県の研究報告に金柑ぷちまるの結実性向上がありましたよ

それによると、金柑ぷちまるはニンポウ金柑(よくある種ありの金柑です)に比べて結実性が劣るが、出蕾時~満開時までに側枝への環状剥皮処理または満開時にジベレリン300ppmの散布で、結実性をニンポウ金柑並みに向上させることが出来るとあります


ということは…
時は来た!


早速実行あるのみです!
植物の枝は簡単にまとめると外側から表皮、続いて栄養が通る篩管部(ふるいかん)、そして一番中心は水が通る導管部(どうかん)で構成されています。
環状剥皮は枝の篩管部(ふるいかん)のみを鋭利な刃物で剥ぎ取り、根に向かって流れようとする栄養の流れを遮断することで、花や果実への栄養供給を一時的に増加させ結実向上や着色促進を促す技術です。

遮断されるのは栄養のみですので、根から吸い上げた水分は剥皮した部分より先に行き渡り枯れることはありません。
ただし、剥皮した部分には乾燥予防と傷口再生(人間でいう肉が盛る)のために、必ず接ぎ木テープやビニールテープなどを巻き保護をしないといけません、これをしないと樹が弱り最悪枯れます。
そりゃそうですよね、根が育つ為の栄養を一時的に断ち切るはずがずっと断ち切れば根が衰えてしまいますもんね。
今回は傷口には接ぎ木テープをしっかり巻いて保護しました。

合わせてジベレリン300ppm液も散布です

普段ぶどうに使うジベレリン小包ですが、ぶどうでは25ppmで使うので1包を水2リットルで溶かします。今回は300ppmですので、水は…
たった、170mlですと…

それだけの量しか散布液が作れません(ジベレリン小包を増やせばいいんですが、高いのであまり増やしたくないというね

噴霧器を使って一気にサーッと簡単に散布して即終了でしたσ(^_^;
さて、効果がどうなるやら…(;^_^A
続いてはレモン

果実がピンポン玉サイズになりました。


レモンも年に数回にわけて、時期をずらしながら開花してきます。

今年、鉢数を倍にして増産に励んでいるブラックベリー



収穫が始まりました


採り貯めて冷凍




ブラックベリーのジャムは濃厚なコクがあって最高に美味しいんです。
今回は一年分のジャムを賄う計画で増産しております(≧▽≦)ジャムって買うとなると結構高いですからね~(笑)


番外編を3つ…
まずは白冬瓜からσ(^_^;


拳サイズから手のひらサイズへ一気に肥大しました。早い!そして水と肥料を食います(・_・;)

お次は丹波系ヤマノイモです

ネットに茂り始めました(≧▽≦)

最後はスイカ

スイカ?いつ植えたっけ

植えた覚えはございません私…

先日、犬の散歩中ふと気づいたら足下にスイカがいたんですよ

庭の片隅で野良スイカ



種も捨てた事ない場所になぜかスイカが自生しています。おそらく鳥の糞が原因なんじゃないかな?
よく今まで草刈り機に刈られず、肥料も水も無い環境で生き延びてきたもんだと感心しました。奇跡的なスイカです(;゚д゚)

早速、刈られないように目印の支柱を立てて施肥と水やりをしました。
接ぎ木が一般的なスイカなんですが、実生苗でどこまでいけるんでしょうか?
野良スイカの今後の成長も楽しみです

勝手に色々なものが自生している庭ですが(鳥の糞が原因)さすがにスイカの自生は初めてですわ…(-ω-;)
それではまた~(ゝω・)