怪我してる間も何もしてなかったわけじゃない。
練習も試合もやりたいけどやれない。
もどかしい毎日。
けど、辞める事は一回も考えなかった。
ただ、復活する日を考えて。
時間が解決すると、昔の先人は言ったように日が経つにつれて出来る運動が増えてきた。
それが嬉しかった。
最初は安静を命じられてたけど、2週間が限界だった。家にいても何もやらない苦痛。
私は暇が嫌い。
気が狂いそうだった。
2週間間が過ぎた頃、僕はバイクに乗ってジムに向かっていた。
ギブスをしたまま。
ジムが空いてる昼間の時間は動かせる箇所をひたすらにトレーニングしまくった。
出来る事は限られてる。
だからこそ、今までに無いくらいやり込んだ。
この時のトレーニングのほとんどはウエイトトレーニング。
当たり前だが、ガンガン追い込みまくり、休養面もしっかりとやったので身体もでかくなり良い感じに仕上がってきた。
下地が出来たのである。
そして、負傷箇所も治癒し始めその箇所のトレーニングも軽度な負荷なら許可がでた。
怪我からのリハビリをしんどいとか、やる気が起きないで余りやらない人もいるけど、僕は違った。
正直言って楽しかった。
動かなかった箇所が動く喜びに加えて、やればドンドン回復していく自分の身体に生き物の凄さを感じた。細く痩せた部分が日に日に元に戻っていく。
可動域に関しては、1週間単位で伸びてきた。
こうなってくるとヤル気もより一層上がってくる。
順調に仕上がって来た時に、怪我をした事によってひとつの副産物がある事に気付いた。
それは心の部分。
試合が決まれば淡々と練習をして、試合に向けて過ごす日々。
その生活をもう何年もやって来てると、どっかにマンネリが来てたような気がする。
けど、怪我でもどかし日を過ごしてた時に今まではやらなかった事をやったり、見たり、知ったり
気持ちが完全にリフレッシュされた気がした。
ホンマに怪我の功名とはまさにコレ。
怪我する前にやってた実戦形式の練習に復帰した1発目はもちろん、息は尋常じゃないくらい上がるし、ラントレも脚がパンパンなるしヤバかった。
けど、なんかめちゃくちゃ嬉しかった。
なんの制限も身体にかけずに暴れる喜びにテンションも上がる。
あとは試合までにしっかり仕上げて相手と向かい合うのみ。
あと1ヶ月ちょいバチっと仕上げます!
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