さいたまW624



やっとお彼岸を過ぎて涼しくなってきましたね。今年の埼玉北部の殺人的暑さは異常でしたね。暑すぎて蚊もセミも少なく中年オヤジは虫の息で、良く干からびないで生きていました🍁


Youtubeでナイターオートレースを見ながら徐々に悪さを進めて行きます。今回は小ぢんまりのサイズにしました。





もう製作する仕様が決まっている場合は、その仕様分を入れておき、大まかにパイに馴染ませておきます。

一番左ですと上と下に緩い螺旋を伸ばせばセンターローディングに、

左2番目は、これまで通りの普通の給電部強化仕様になっています。

トップはイメージでポコっと被せてあります。直ぐに合って良い感じまでこぎ着けたのですが、うーん。ポカして動かしてしまって1.2。直ぐに戻せるだろうと思ったら甘かったですね。何かがダメです。ちょっと放置してから後で頑張ってみましょう。


そして右の方、オヤジは億劫者で楽してたので、今回はもうちょっと手を入れてみます。

これは金欠で良いグラスを買えない人向き(私向き)良く言えば節約志向です。

私:やっぱし手汚さねえと、いいもんは出来ねえんだよなーと言いながら、ただの買えない金欠野郎の独り言です。お財布に優しいのはFBです。


別に手は汚れなく、ただ塗膜をペーパーで取り除くだけの手間です。

適当に面倒臭くせーやと一発目に40番の粗さをカマして粗削りでガリガリ研いでいきます。

粗いので引っ掛かりが良い(笑)最初のへら竿は塗膜は一層だけでした。別のへらは二層だった。色々みたいですね。肉は薄めなのでちょっと注意します。

ヘラの他(渓流?)大体2層になっているみたいです。良くわかりませんがそんな感じ?表面を研ぐと白か灰色の層が出て来て更に砥ぐと本体が出てくる。車やバイクのサフエ&塗装みたいな感じ。

程良く下地が出てきたら空シゴキでパイを整えて行きます。番手を変えて本体の肉を削り侵食しない程度で仕上げます。塗膜は薄いので40番80番位で殆んど良い感じになっていくと思います。最後に大まかに120番位で仕上げてみました。肉痩せに注意します。

特に作る予定は無かったのですが、他の竿は、どうなっているのか?とペーパーかけていたら増殖してしまっただけです。

色々書いていますが、お好みにしてください。というだけです。くだらなくてスミマセン。



いずれにしてもホームセンターでペーパーを買ってきて何百円の世界で、やるのは自分の手間だけですから最低でも現状維持・変化無しで、アマチュアなら効果が期待出来るのであれば手を動かせという事なのでやってみます。効果が出て違いのわかる男、マンダム野郎になれれば良いのですが。いつもただ面倒臭がってしない。この根性を改めないと何事もダメなんですよね(汗)



どうせなのでオヤジは、もう一発手を入れます。これからが今回の本丸🔥





右の方は表面処理をして運用周波数分を軽く巻き付けてある状態。

今回は左がノーマルに毛が生えたストリートカム位とすると塗膜を剥がした方は、レーシングカムのオニギリハイリフト仕様でドーピングを効かせた給電部強化処理仕様にしてみます(大げさ)強化方法は私の構想で3〜4種類思い付きます。
今回はパターン1

コンセプト:給電部から入った物はロス無く今迄よりも更に全て上に抜け切るイメージにする。


まず削ったロッドの表面をお好みの表面加工処理後にお好みの運用周波数分の巻入れをします。

ベース中通しからドーピング給電部を製作し結合します。トップ金具2接点目は今迄よりも抵抗の下がる方法での結合に変更します。



調整式で本当にやるのであれば最終的にはトップは旋盤で銅の丸棒を調整棒が下がらないようにして肉抜軽量化して作ります。2接点目はトーチが入れられませんので銅+銅の結合。市販金具は合金+銅の異種結合します。最後に酸化処理になると思います。

圧入や螺子の隙間は浮いていますので全て融合で埋めます。


3接点目は芋ネジですね。

今回のトップは前回の宿題部分のこれらを使用します。





一応付きますが、ロウ付けで、かなり進行形的に苦戦が続いています。汗

酸洗い後に磨きで容量を微調整して仕上げてから酸化防止処理をしてみました



前回の続きで残骸2の調整時のプチ小話2的な事をしますと、知っている方はスルーして頂いて、芋ネジの締め方でもSWR値が変わることがあります。(過去に実際あった)


理由:接点・接触部分で導通に関係があるからです。


締めすぎるとナメるので注意ですが

強化時は対角やハの字で押しを増やして2つの回転数を見ながら合わせて均等締めします。(本当はネジはあまり良くはない)が棒を挿し替える、この部分は仕方なく、今のところ他にも良い方法は思いつきません。







触っただけで動くのでシュミレーションや他の参考例を見ても何の意味もありませんので調整は自力で頑張るだけです。調整は慣れと言っても、やっぱりハマって難しい時は難しいんですよね(・_・;)




巻入れの長さはパイやテーパー角の問題は関係なく自分の仕様で計算して入れた長さの範囲で調整して、そこを煮詰めて絶対にセッティングを出します。簡単そうですが誤魔化しが利かない部分です。

(性能や帯域を考慮する場合は尺取り・パイ・テーパー角は考えます。)必ず最少接点で仕上げます。


仕様にもよりますが、ハイバンドなら巻きっぱなしでフルカバー。7MHz辺りでも、やはり仕様で、帯域は上下10キロづつの合計20KHz〜合計30KHzはとれると思います。

それ以上は無理でしたので空芯にしてみました。


最後のポイントは絞りを入れてのロットへの抱き着きになります。

共振しても直ぐには仕上げずに、何日か掛けて絞りを入れて緩みを殺して完全にパイに抱き着いた状態にします。銅線は伸びるので再度微調整後に、なるべく抵抗が下がるようにトップ金具と結合固定します。パイに抱き着けば抱き着く程、密着して動かないのでFBです。


それでは、良いヘリカルライフをお過ごし下さい。


おわり。


1.8MHz空芯モービルも観てね。