さいたまW624 



こんにちは。初級7MHZ編です。

大昔電話級の免許を取りに電車に乗って晴海まで行ったのを思い出します。晴海の試験会場の前にはHFの大型空芯コイルを付けた車が何台も来ていてた。カッコいいなーと観ていた。空芯軍団は子供の受験の送り迎えに来ていたのだった。因みに試験室で机の横に座った女の子に歳を聞くと小学校3年生と言っていたのを覚えている。問題は丸暗記で来たとの事。私も10代で若かったが、試験後の帰りに上野のガード下で一杯引っかけて帰った🍺😆

空芯が迫力があった印象があったので大昔、1度は真似事で作ってはみたが性能が、なんとなくパッとしなかったのでボツの記憶がある。

そして以前にハイバンドのヘリカルアンテナは出来て7メガにも挑戦してみたが、当時はまだ腕が無く上手く行かなくて迷路にハマり傘立てに放置プレー断念の過去もあります😭

7メガは帯域も広くなりましたし上も下も出たいので必然的に調整棒仕様にしました。


①7Mhz 走る仕様 約115cm

使用感:仲間とは一応交信は出来たが、まだ長期スパンでテスト不足の為不明。

本体は昔ローバンド構想でジャンクで入手、養生テープ手持ち、熱収縮チューブ手持ち、圧着端子手持ち、調整ネジ100円以内、エポキシ樹脂手持ち。










10mFMの仲間A氏が東北北海道へ移動するとの事で急遽7Mhzを作った。だいぶ以前には腕がなく挫折した経験がある(´;ω;`)リベンジ🔥

昔、周波数不明とのことで入手したアンテナを改造して使用することにした。以前測定した時に、大体10Mhz帯前後で共振していると解っていたので、その上下付近の海外短波放送局を聴きながら走っていると非常に受信が良かった。コンディションも良かったのかもしれないがズバ抜けていた感がある。

やはり一波長、規定量巻いてあり同調しているアンテナは耳がいい。これ重要。

早速被覆をハイでみた。コンマ5程度で密巻きが綺麗に入っていた。最初に調整棒の無い状態と付けて最大調整時の値を測って調整幅を覚えておく。フルサイズ巻いてあるとわかっているので下の部分まで入っている密をほぐしていき絞り調整可能な作業領域を確保していく。

測定しトップ部分を少しづつカット&測定。

調整棒無で8Mhz台のおいしい所で下から熱収縮チューブを被せていく。(容量環が効いている為)熱収縮チューブを被せる度に調整棒無しと有り(最大調整時)の値を確認しておく。調整シロをメモっとく。

素人の私の場合だとハイバンドと同じ様にエンドの周波数変化が少ない場所、中段辺りの腹、シビアに変動するトップ、と三段階に分けて測定して被せた。

完成。気になる帯域だが調整機能で7MHz全域どこでも出れるが50Ωで最良点SWRベタから1.5の範囲は下は10khz 上は20khzとれる仕様になった。合計30Khz

ローバンドは波長が長いので特に他の周波数で共振する可能性があるのでアナライザーでゆっくり探る。

結果:手持ちのVU残骸調整棒を入れ替えて何だか良くわからないが❓28.5Mhz一点だけベタで出れる仕様になった😀長さも手頃でちょっと使うのにはFBではなかと思う。勝手に良しとする。

ハイバンドで磨いたウデは無駄にはならなかったのかもしれない。苦労は報われました😭



②7Mhz走れる仕様 約164cm

使用感:仲間とは一応交信は出来たが、まだ長期スパンでテスト不足の為不明。

竿中古100円、ベースコネクター2500円程度?、調整金具5〜600円程度、銅線手持ち、調整棒手持ちカット、養生テープ手持ち、熱収縮チューブ手持ち、銅箔テープ手持ち。



手持ちで、もう一本作ってみる。(笑)ちょっと長めにした。

7Mhz全域、上も下も出たい想定なので調整機能仕様にする。

銅線カットの長さを間違える(・_・;)

絞ちゃえば足りるんべ世話ねーやと進めるが、やっぱり実際はアウト。

足りなくトップ側へ全開に絞りきっても足りないので銅箔を巻いて調整棒を入れる。(不足分を補い対応する)

帯域だが最良点swrベタから1.5の範囲は下は10khz 上は20khz、合計30KHzになった。50Ωピッタリ。前回とすっかり同じ。




③7Mhz走れない仕様 約185cm 実績無


寸胴20パイにコンマ5程度のポリウレタン銅線、Vp20、MP10ボルトオン仕様。

一波長巻き若干のツメと絞り調整で直ぐに合ってしまう。

先端をぶった斬りMP8部もピッタリボルトオン

寸胴仕様は直ぐに合ってしまったので3.5Mhzにしてみようと極端に長い1mのアルミ棒を入れると2.5Mまで下がったので半分に切り50cmで3.5M帯に問題無く同調になった。


画像は3.5メガ エレメント無しだと7メガの1λの巻きっぱなし


3.5メガの1λは何処かにしまってしまい行方不明なので、また機会があったら作ってみる。




3.5Mもできるとわかっているので

さらに1.8の160mバンドまで足りない分を計算して巻きパワーアップしてみる🔥最初に7メガの線径が太かったのでどんどん巻きしろの余裕がなくなっいく。

調整シロが無くなる(;・∀・)

アナライザーで測る。針はバンザイ。

俺はバカなのか❓笑

ちなみに、これがその画像。1λボツバージョン⤵




④極太7Mhz走れる仕様  本体部全長約105cm+調整棒

トップ約21パイエンド約26パイ 非常に重いです。(作ってみたかっただけ)


タックルベリーで5、6本買った時に唯一、100〜300でなく高い竿を買ってしまった1本。綺麗だった。奢ってしまった。私の観たところ繋目が多いタイプだったので極太仕様と細身スリムの2本が作れると踏んだ。スリム部分はローカル局に分ける。

コロナ放電防止を兼ねて適当に容量環を作る。

高速カッターやサンダーでカットバリ取り。

ロウ付けが上手くいかないので溶接してみる。

取り敢えず形にしておき後で削って磨くなりにする。



最近は太い方が迫力があっていいので

一番下のエンドを活かすには逆転の発想でエンドをカットして竿の中へベースコネクターをぶち込む😆

取り敢えず10メーター用に、随分昔に買ってあった2mm銅線を巻き何メガにするか構想をふくらませる。10メーターなら上に引張ってこれで終わりだが、つまらないので7メガにする。

ここでいきなり細い線だと見た目もショボイので18メガ極太時の残り1.4mmを合体させた。メーカーも色も違うがご愛嬌。

銅線同士をロウ付けしようと思ったが容量環での己の技量不足が露呈してしまった為に不本意ながらハンダにした。と言うかトーチで銅線を炙り始めたのはいいが、被膜は一瞬で溶けるしタイミングが判らずビビリが入ったのだ。なさけない、温度調整を自分でもちゃんとしろと言う話。銅線同士をグラインダーで斜めに若干長い距離カット。接地面をとる。大きめのコテで両方を長めに熱し合体!引っ張っても絶対に取れないのを確認して、思いっきり引っ張り絞りながら巻き付けを継続する。本当は接触抵抗が増えるのでNGだが、遊びとして良しとしちゃいます。

線径が太いのでかなりの握力を要する。絶対に緩まないように絞りを入れながら養生テープで止めて進んで行く。

ナイターオートレースを観ながら更に絞り込む。


測定する。

①トップ金具無しの巻っぱなしで目標そこそこでSWRベタ50Ωを確認。

②金具を頭に付けて被覆を剝いてある部分を金具に強く押し付け仮固定して測定。SWRベタ、50Ω確認。

③容量環を付けイモネジを締めて測定。SWRベタ、50Ω確認。



ハイバンド編でも記載しましたが、調整機能なしで熱収縮チューブを被せて目標周波数でピンポイントにインピ50ΩでSWRをベタに合わせられる絞り調整の腕があれば7メガも3.5メガも問題無く対応出来ると思います。

ローバンドの容量環直付結合の2接点仕様をチューブ一発で決めるのが一番難しいと思います。

巻きっぱなし1接点が出来ると調整式3接点が出来る様になり、最後に2接点も出来る様になります。

本ちゃん組み込みに入ります。

当たりまえですが①をクリアーしていると後もオッケーになります。①がダメだと全部ダメです。

先に進みます。



金具のイモネジを対角線上にネジを切って押しを増やした。

若干厚めのスポンジをコンパスカッターで丸く切り詰めてエポッキシで水混入防止。

さらに金具の内側の調整棒の穴を銅板で埋めてエポッキシで防水処理をする。調整棒は下には下がらない。全部で4箇所防水仕様で絶対に水は入らない。

金具はグラインダーで削りドリルで穴を空ける。

1.4mmの銅線の先部分を若干長めにカッターで被覆を削ぐ

アンテナ本体をタオルで包みバイスで咥えて銅線の先端をラジペンで曲げ咥えて金具の穴に引っ掛ける。

金具と銅線をコテで長めに熱し接地部分を全て結合させ面接点面積を増やす。

今回は違法イレブンの様にデデンと線径を魅せる仕様に仕上げるので熱収縮チューブは使用せずに絶縁ワニスを塗る。結合部の酸化防止も兼ねます。測定する。調整棒&容量環を自分の使用領域分を作る。私の場合3〜4本でカバー。雨でも関係無く抜差し可能、FBです。一波入魂の方は関係ない部分です。

値を測定する。以上。おわり。




極太パート1の気になった点を改善して、そのうちパート2を作ろうと思う😆

1.8Mhzヘリカルアンテナも観てね。