道祖神巡り(湯河原町)その1
の続きです
前回分は、久々の編集で3日も掛かってしまいました
さて、福浦から吉浜へ西に移動
海沿いの道に下りると
福浦漁港
防波堤には釣り人
釣りがしたい!
再び国道135号に出ます
向かうは吉浜の小道地蔵堂
その手前、吉祥院の境内右側に
石塔3基
左から
・六十六部供養塔
・日月三猿庚申塔
見えませんが、三猿ありです
小道地蔵堂に到着
境内手前右側に
道祖神と力石
吉浜東の道祖神
湯河原町吉浜1
・伊豆型丸彫単身座像道祖神2体
材質から頭部はオリジナルの様に思えます
力石2個(奥にも有ります)
四拾貫で150kg
境内奥右側は単なる石仏なので割愛します
境内奥左側
これは全く分かりません、初見です
一見、双体道祖神の変形にも見えますが?
・文字宝篋印塔
宝篋印塔の形ではなく銘のみ
これは不明、異字体でもう無理
・三界萬霊塔
以下省略
不得意の分野なので編集解説に疲れました
最後に案内板をチェック
個人的には、宝篋印塔ともかく
どうでも良い、力石
道祖神はどこへ?
次は、吉浜の素鵞神社へ向かいます
吉浜中の道祖神
湯河原町吉浜1049
・伊豆型丸彫単身座像道祖神7体
前列
大きさは様々です
後列
これも頭部は後世のものでしょう
この多くは真鶴有料道路の工事に伴い、
海沿いから遷座したそうです
『神奈川県の道祖神調査報告書』より
次は吉浜の風間不動へ
国道135号に戻り、さらに西へ
吉浜西の道祖神
湯河原町吉浜1346
・伊豆型丸彫単身座像道祖神
ここから、吉浜稲荷神社へ移動です
国道135号沿いの吉浜郵便局で右折し
最上寺への路地に入ります
吉浜稲荷神社の道祖神
湯河原町吉浜1483
・伊豆型丸彫単身座像道祖神
おばさんがモデルの様な表情
石祠群
石祠には銘が無いことが多く、殆ど不明です
次に向かうのは吉浜原
稲荷神社横の道を上れば行けそうですが
最上寺で寸断されている可能性もあり、
来た道を戻ります
(実はそのまま道で行けたのですが、
持参した地図では詳細不明で)
新崎川沿いに行くことに
正面の橋で右折し坂道へ向かいます
白鷺さん、悠々としていますね
ガレージの様なのは屋台小屋
階段の上に
さらに、一段上に
・伊豆型丸彫単身座像道祖神5体
まずは左側2体
頭部が欠損
自然石が載せてありますが、
コンクリートで作るよりはまだ自然です
(コンクリートは石より劣化が進みます)
今まで見てきた湯河原の道祖神は、
頭巾が多くて確認出来ませんでした
中央は
風化が少なく、形状もスリムなので、
意外と新しいのではと?
右側2体
判断は難しいですが、風化が進んでいるものの、
特に違和感は有りません
ここの道祖神は少なくとも、近年の遷座はないとの事
『神奈川県の道祖神調査報告書』より
次はこの日最後の、門川へ移動します
門川の道祖神
湯河原町門川249
・伊豆型丸彫単身座像道祖神6体
左側2体
これはコンクリート製頭部!
良かれと思って作ったのでしょうが、
下手な造作がかえってマイナスです
中央2体
これも微妙ですが、コンクリート製ではなさそうです
ただ鼻は補正か?
右側2体
これは中央と同じく、鼻を補正か?
ここの道祖神は、何で布で覆っているのでしょう
異様です
この日の道祖神巡りは、これにて終了
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オマケ
ホテルに向かう途中に
1本だけ桜が満開
この辺は早咲きの河津桜が多いのですが、
それにしても、早すぎます