道祖神巡り(戸塚区再訪) | 道祖神と第六天を巡って

道祖神と第六天を巡って

神奈川の道祖神とその周辺の第六天を巡っています

2012年03月03日巡礼

今回は、地元横浜市戸塚区の
近場なのに、訪問していない場所
訪問したのに撮影を失敗した道祖神
を巡ります

まずは徒歩で近場に
とぼとぼ歩いていると

何か有りそうな、雰囲気で竹林に突入


有りました、鳥居の奥に石祠
横浜市戸塚区舞岡町713-1付近


石祠にしてはアンバランスですが
例によって銘は無し、分かりません
先に進みます


今回のルートは寄り道だらけに

目指すは東峯八幡宮
中央に山が有り、けれど道は無し
途中、撮影ミスした

舞岡長泉寺下の道祖神に立ち寄りました
横浜市戸塚区舞岡町3492
この日に撮影し直した画像を
道祖神巡り(港南区丸山台~戸塚区舞岡町)
で差し替えています
我ながらインチキです

次は

戸塚区舞岡町の第六天
横浜市戸塚区舞岡町366
前回来た時は、このブログの別テーマ
第六天の意味を知らず、右下の双体道祖神の

撮影に終始していました
ここは立ち入りが出来ず、撮影もズーム
ただし、道路からも撮影も不能
民間企業の駐車場に御断りをしての撮影です
ここも、この日に撮影し直した画像を差し替え
詐欺です

今回は何とか裏から入れないかとチャレンジ
裏側の圓福寺の山入るも


仏像に阻まれ?断念しました
「ここら先お前の来るところでは無い」
確かに不法侵入になりそうです

諦めて、道を引返し
東峯八幡宮に向かいます

直前の短いルートです

たった200mで15mの比高
予想外の上り坂でした
実際は参道途中から入りましたが
戸塚駅方面から来た場合の順序で紹介します
(記憶が薄いの、間違っていたら御容赦を)


上のルート地図の左下
東峯八幡宮参道入り口です(一の鳥居?)
戸塚区では一番長い参道です、多分


その鳥居の手前両横に石塔
右側に


・文字庚申塔


・青面金剛庚申塔
青面金剛さんがモデル立ちしています
左側に


これは、歌(詩)碑、深入りしません


・青面金剛庚申塔
たまに見掛る、青面金剛さんが宙に浮くタイプです

参道の奥に進むと
右側に


・文字庚申供養塔
お供えはミカンでしょうか


・青面金剛庚申塔
合掌手以外の四臂はペラペラ
石工の力量が‥‥
でも嫌いに成れません
多分、左側と思いますが


・青面金剛庚申塔
全く趣が違うのですが、珍しく連続して
三猿無しです
境内上段に登る手前、右側に


大量の石塔
左側から


・文字庚申供養塔
八角形に丸い笠
この形状は今のところココだけ
そして「守夜庚申供養塔」の銘
これもココだけ
その右隣りも独特です


四角柱に
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
聞いたこともない神様です


天照大神は別として
埴安媛命(はにやすひめのみこと)
これも聞いたこともない神様です
今までにない、独特の領域に入った感じです


・青面金剛庚申塔
これも個性的な青面金剛さん
ショケラと二童子以外は揃っていますが
摩耗もあってか本体に比べて小ぢんまりと
邪鬼を踏みしめる、足が内股で短く細い
石垣の角に


石祠二基と不明の石塔
余りの石塔の多さに、個別撮影なしでした
良く見れば銘が見えるのに


・文字庚申供養塔
これも見たことも無い形状
笠は後載せにしても、四角柱自体が変です
この右の石塔は、怠慢で撮影無し
飛んで次は


「天満大自在大神」
大げさな銘ですが、単なる天神様です



「秋葉神社」


・不明の石祠
石祠は普通に銘が無く不明です


わくわくしながら、拝殿に


東峯八幡宮
横浜市戸塚区吉田町1263
法人社登録名は
八幡大神 (はちまんだいじん)
鉄筋コンクリート造りに、興ざめです
=================================
≪御由緒≫
永久2年(1114)当地累代の名主、渡辺三左衛門が勧請したもので、創建の地は当町中打越であったが、昭和2年9月現在地に遷座した。現在地は俗称「八幡山」。旧鎌倉街道に近く、遠く富士の霊峰を望む高台で、境内に椎の古木(周囲4.6米)がある。「白旗の椎」と呼び、源義家奥州下向の際、ここに休憩したと伝える。本殿は安政5年4月の改築、拝殿は昭和41年4月の竣工。 

 神奈川県神社庁HPより
=================================


境内の由緒書きと同じ内容です


境内の由緒書き

境内社らしき石祠

・石祠(流造)


これは何でしょう

東峯八幡宮の石塔は他に無い造りや
初めて見る、銘が多い、独特の世界でした

次は写真撮影に失敗した
戸塚区名瀬町に、再撮影の為に移動
戸塚駅東口に向かいます

途中、道の左に

吉田町元町の道祖神
横浜市戸塚区吉田町1012
・石祠道祖神
明治三十(1897)年
道祖神巡り(横浜市戸塚区吉田町~東俣野~藤沢市大鋸)その1
で訪れているのですが
東峯八幡宮への道とは知らずに
新発見かと、思わずドキリ

名瀬町には戸塚駅東口バス停から
東戸塚駅東口行きバスで移動
(弥生台駅、緑園都市駅行きも有り)
妙法寺バス停で下車
反対側のバス停横に


・双体神祇道祖神
文政十二(1892)年
横浜市戸塚区名瀬町687-5
道祖神巡り(横浜市戸塚区秋葉町~名瀬町) 
で訪れていますので二度目


目的地までのルート
名瀬道路(県道218号)から脇道に入ります

右側斜面の上の木立に

石塔列
横浜市戸塚区名瀬町1578付近

左から

・二十三夜塔

・青面金剛庚申塔
浮いている青面金剛に邪鬼は見た事がないです
青面金剛さんは下を見て
「ちょっと浮きと過ぎとちゃうか」

左の石塔は銘が薄く読めず
一番右に五輪塔の部位
雰囲気的に馬頭観音かと?

・駒型文字道祖神
「道陸神」銘
石祠(流造)にピッタリ収まっています

無事に再撮影が終わり
次も再撮影の為に、戸塚区品濃町北天院へ
向かいます

妙法寺バス停に戻り、再び東戸塚駅東口行き
にに乗り移動


品濃町北天院までのルート

通勤にJR東海道線・横須賀線を利用しているので
不思議な感じです

相武国境歩き(港南区永作~保土ヶ谷区境木) 
で境木地蔵から、北天院に寄ったのですが
日没間近で、撮影が失敗(フラッシュは不使用)
そして今回の再訪と成りました
JR横須賀線と東海道線の間の三角地


北天院の山門
横浜市戸塚区品濃町1705-1
参道階段を登ります
すると右側に

石塔・石仏多数

左から

・彫像馬頭観音
馬頭観音の彫像珍しいのですが
これは馬らしき動物に跨っているので
分かりました
(像は普賢菩薩、獅子は文殊菩薩)


・不明の石塔
五輪塔と思われるの部位が載っています


・彫像馬頭観音
馬頭ではないし、馬口印でもないので
当時これが何か分かりませんでした
彫像馬頭観音が二体あるのはここ位です
そして本命の

品濃町北天院の道祖神


・双体僧形道祖神
 安永三(1774)年
道祖神」の銘の久々の双体僧形道祖神

一番右は

子安地蔵尊ですがマリア様になって

これで、今回の戸塚区再訪は終了
東戸塚駅に戻る途中に

牛の厩舎

乳牛ですね

昔、横浜市磯子区から、戸塚区に引っ越した時
JR横須賀線から、牛の厩舎見てびっくりしたのを
思い出します

次回も、近場で行っていない所や
再撮影の訪問、港南区・栄区です

---------------------------------
余談ですが

Yahoo!スポットノートは2014年6月19日で
サービスを終了との事ですが
未だに道祖神の所在地や年代の備忘録
として利用しているのですが
既に、地域の絞り込みでも
条件に一致するスポットは見つかりませんでした。
スポットの詳細表示をしても
何も表示しない状態で、機能が使えません
Yahoo!のやる事はデタラメですね
以上、愚痴でした
---------------------------------