道祖神巡り(横浜市都筑区川和町、勝田町)その3 | 道祖神と第六天を巡って

道祖神と第六天を巡って

神奈川の道祖神とその周辺の第六天を巡っています

2011年12月23日巡礼

道祖神巡り(横浜市都筑区川和町、勝田町)その2
の続きです
そもそも、一日で廻るには厳しいルートで
しかも石塔類が多くて、三回に分ける事に成りました

都筑区大棚町龍福寺から南下し
同勝田町杉山神社へ向かいます


ルートは、歩いていて退屈な中原街道
杉山神社への道に入ってやっと雰囲気が


勝田杉山神社
横浜市都筑区勝田町1247-2

「村社杉山神社」

杉山神社拝殿
右は境内社の稲荷社
一段下の境内、右側に

不思議な光景
奥が

・塞神
道祖神ですが、丸石を三つ重ねた様な
見たこともない形状です
平成四年再建
元の道祖神が見たいと思い、境内を探ると

コンクリートで上部を復元した形状
これが元の道祖神かもと?
どんど焼きも行われて


力石です
これは持ち上げられないでしょう

次は、筑区東山田町を目指します
杉山神社に来た道を戻り
勝田橋を渡ると、北側の坂の上に


地蔵尊
地蔵菩薩が六道を自由に巡って、
あらゆるものを救済するのですが
※天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道
右の看板は

「こども110番のいえ」
御堂は確かに家に見えるのですが
相談されても、何も言えないので、困惑顔
なので、勝手に困惑地蔵と名付けてみました

中原街道の坂を上り、大棚のバス停から
綱島行きのバスで移動


道中坂下バス停で下車
そののまま、第三京浜に向かって歩きます

第三京浜ガード手前
左側に

東山田町の道祖神
横浜市都筑区東山田町1426
左は

・文字庚申塔
右は

・単体道祖神
延享元(1744)年 
日月が有りますが、他の庚申塔の特徴は
有りませんので、道祖神と判断しました
(茅ヶ崎市芹沢中の谷の道祖神にも日月有り
道祖神巡り(茅ヶ崎市芹沢~行谷)その2 
彫像の石塔類で、仏では無いのは
道祖神ぐらいです

道中坂下バス停の方に戻り
西側

東山田町公民館への階段

上に石塔

・地神塔

ここにも力石

・石祠の稲荷社

道中坂下バス停から道中坂下交差点へ
中原街道を右に行くと

鎌田堂

地蔵尊

平治の乱で敗れた源義朝と共に
東国を目指して落ちた、鎌田政清です
途上、尾張国野間内海荘で長田忠致に
騙し討ちに遭い、主従共々殺されました

左側に石塔石仏
残念ながら、全て仏像や墓誌でした

元の「道場坂」からからの呼名でしょう
これにて、この日の巡礼はお終い
道中坂下バス停から小杉駅前行きバスで
帰宅となりました

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実は大熊町までを表題に入れてましたが
次回の最終地でした、勘違いです

次は都筑区川和台~大熊町の巡礼です
半分、続編みたいなものです