道祖神と第六天を巡って

道祖神と第六天を巡って

神奈川の道祖神とその周辺の第六天を巡っています

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2015年03月08日巡礼

湯河原駅からバスで湯河原温泉へ向かいます
公演入口で下車
落合橋に向かって、坂を下るとすぐ



温泉場の道祖神
湯河原町宮上479付近
左が

・伊豆型丸彫単身座像道祖神

膝の部分が厚みがあるので、斜めから撮影
右は

・百番供養塔
西国三十三、坂東
三十三、秩父三十四観音霊場
合計で百番を
巡拝の記念塔ですね


実はバス停は落合橋の方が近いのです
バス停の位置が微妙な距離の場合は
坂の上の方が得策です
ここの勾配は小さいので問題無しですが
たとえ目的地までの距離が遠くても
昇り坂は体力を消耗しますので


落合橋方向から見た、温泉場の道祖神
(ちなみに、落合橋は千歳川と藤木川の合流点に有り、
一般に川の合流地は落合と呼ばれます)

ここから、千歳川沿いに湯河原駅まで歩きます
だらだら下る約3kmです

当然、道祖神を求めて歩いているのですが、
意外な」展開が

かまぼこ屋さんの駐車場に

ありゃ!

・安曇野型双体道祖神
なんで、伊豆型丸彫単身座像に占められている地に?


エクステリアでは無く、本格的です
さらに、駐車場入口反対側にも


・文字道祖神

こっちも、本格的です
商店による建立なので、しかたが無いのですが
伊豆型丸彫単身座像≠安曇野型双体道祖神
建立日も普通は、実際とは別にして
正月吉日または、1月14日です

道を下ると

お店の名前が、ちょっと気になったので撮影
「諸節」
さらに下ると


道祖神巡り(湯河原町)その1
でも紹介した、豆相人車鉄道のレプリカです


復元設計 室伏昇さん
さきほどのお店の「諸節」≒「室伏」
もともと、日本の地名(名字)は漢字よりも
読みが重要です

しばらく行くと


見えてきました


道祖神は三叉路の三角地が基本の場所


宮上の道祖神
湯河原町宮上164
左から


かなり異型で、頭部以外は線で描かれています
その表情は素人作品の様


がっしりタイプのお父さん

座が狭い作りで、子供の様な表情


こちらは、子供の様な表情でもっと悲しげ
この反対側にも道祖神


左から


・石祠(屋根なし)
石祠はいつも何も語りません


・馬頭観世音
湯河原ではこの1基のみ?


・伊豆型丸彫単身座像道祖神


・伊豆型丸彫単身座像道祖神
石工が同じなのか、童顔で憂いの表情です


後ろの、石碑の解説


「室伏翁頌徳碑」
出た!また室伏さん
それと宮上(みやがみ)なのですね

次は宮下に下りて行きます
途中に


室伏製麺!
この先に


五所神社
かなり立派な神社なので、立ち寄ります
けれど、意外と石塔類が無いのも
有りがちな事ですが


出た!室伏亀太郎さん


拝殿も立派です
ここから道路反対側に


明神のクスノキ
今思えば、根元形
道祖神巡り(湯河原町)その3
の古木もクスノキだったのでしょう
少々ウンチク
クスノキから防虫剤の樟脳(しょうのう)が
取れるので、古木として残ります


東海道線のガード手前で左に登ります


しばらく行くと左側に


宮下の道祖神
湯河原町宮下443


・伊豆型丸彫単身座像道祖神
おしゃれですね
赤い布が多いなか、グレーですよ
表情まで渋く見えます

湯河原の道祖神巡りはこれにて終了
湯河原駅に向かいます

それでも、石塔類に関しては鼻が利く様で
あえて選んだ裏道に


はい、石塔有り


・巡拝供養塔
「西国三十三・・・・」
ゆく道に石塔有りです

最後のとどめに


室伏医院

これにて終了です