原油WTIが順ザヤに。

昨日、ついにWTIの期近が2ドルぐらいの下げを見せ、サヤが順ザヤに移行した。

相場格言とおり「順ザヤ買うべからず、逆ザヤ売るべからず」である。

世界中がインフレで中国、インド、ベトナムなどはバブルであることに気づいてない。


かつての日本のようにである。

過ぎ去って初めて「あればバブルだったんだ。」と人は思う。

来年はそれが気づき始める年になるであろう。

いい時はそんなに長くないと。


浦島太郎が玉手箱を開けようとしているのに早く世界が気づくべきである。

原油相場を見ると、昔の寺町相場を思い出す。

需要・供給に関係なく資金だけで値を吊り上げ、最終的には

東京工業取引所が仲介に入り、値段のつりあげを押さえようとしたが

約1年も見て見ぬふりをしてきた取引所だけに

「時すでに遅し」であった。


寺町という男は、本当に大量の資金を使って相場をしていたので

取引所としては手数料が入り嬉しくて仕方がなかったであろう。


寺町という男は岡地の会社を使って小豆相場を始めたのが、相場との出会いである。

ど素人の寺町は当時、岡地の部長の支持を素直に聞く人物であった。

期近2本を大量に買い、期先も同じくらい買っていた。

その量の多さに周囲の玄人筋や池場筋、商社が驚き寺町という人物を調べだしたのである。


そしてその結果が・・・





WTIが99ドルに到達して、そこから下落基調であるが、

売り屋も買い屋も「下駄を履くまでわからない」

下駄を履いて「カッタ(勝った)カッタ(勝った)」と鳴くのには

年末の春頃までかかるであろう。


日本のガソリン元売り価格もリッター155円に達し、隣の韓国では

リッターが210円である。

世界の大衆の人々を敵に回し、産油国とオイルマネーはどのように対処するのか?

草食動物をすべて倒せば、肉食動物も死ぬ事をOPECはじめ産油国は理解を示すべきである。

いつか、石油のいらない時代が来るであろう。

石炭と分かれた時のように。