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相場残日録(元相場師天の日記)

プロの相場師「天」の引退後のブログ、残日録として記していきます。

久しぶりに夕焼け空に富士山が

小太郎が

散歩散歩と催促

んーん まだ暑いと思いつつ 外に出ると

あれ もう月が出ている 満月かな?? と考えていると

なんと今日は中秋の名月でした・・・

中秋の名月って こんな暑い中で眺めたかなあ・・・

と自分の記憶をたどったりしつつ 小太郎散歩へ

散歩から帰ってくると すっかり暮れていました

きれいなお月さま

きれいなお月さま と思いつつ

やっぱり

中秋の名月 こんなに暑かったかな???

との疑問は消えないまま

 

やはり 涼しげな秋の夜に 名月を観たいですよね

 

ちなみに昨年の記事

中秋の名月 | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

松山の坊っちゃん団子食べている (笑)

 

以上

 

司馬遼太郎氏の不朽の名作

坂の上の雲

むかし この記事で採り上げています。

#7日間ブックカバーチャレンジ | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

抜粋

幕末維新を経て成立した明治国家

その明治国家の最大の苦難である日露戦争を描いた

壮大な作品

なぜ アジアで日本だけが西欧の属国とならずにすんだのか

戦前の日本を無条件に礼賛する

歴史修正主義者とは、一線を画する司馬史観

司馬遼太郎は

日露戦争の勝利までの日本のすばらしさを描き

そして、日露戦争に勝利したがゆえに

進歩を止め、太平洋戦争敗北につき進んだ日本

その批判をこの作品に込めています。

抜粋終わり

 

司馬遼太郎氏の主な作品は

中学・高校時代に それこそむさぼるように読みまくりました

国盗り物語・竜馬がゆく・燃えよ剣・峠・

世に棲む日々・花神 等々

しかし、その時 なぜか読まなかったのが

坂の上の雲

明治という近代にあまり魅力を当時は感じなかったのですかね?

なので これを読んだのは、サラリーマンになってからです

仕事に余裕ができていた30代後半に読んだのでは

という記憶が

読み始めると、猛烈にはまり 

全8巻の文庫本を一気に読み上げました。

それ以降 今でも 気に入ったシーンは 繰り返し読み返しています。

 

その坂の上の雲を原作に

15年くらい前にNHKが3年間にわたり

スペシャルドラマとして放映しました

スペシャルドラマ「坂の上の雲」 - NHK

これが 現在 再放送されています。

なぜか その時ドラマ観なかったのですよね

なんでだったのか 覚えていませんが

 

今度はじっくり 観ましょう

おそらく

日本人が最も輝いていた時代

明治維新から日露戦争まで

私は 個人的にそう考えています。

 

その理由は

国家を挙げて人材を登用するために

優秀な人材には おかねがなくとも 

登用される道が用意されていたこと

具体的には 無償の高等教育機関があったこと

小説 ドラマを見ると それがよくわかります。

国家の指導者たる政治家

彼らが一番それをわかっていたのですね。

 

今の日本に、

もう一度日本が復活するには

実は一番必要なことなのでは

個人的にはそう思います。

自由な教育の機会均等

 

ということで 今回は 

この壮大な ドラマ 存分に楽しみましょう。

 

以上

 

 

朝起きて リビングから外を見ると空は秋っぽい??

ベランダに出ると

暑いけど 確かに風は秋

でも やっぱり暑い・・・

小太郎が 休日の朝にすみませんが

そろそろお散歩行かないと

暑くなりますよ と催促 (笑)

ということで お散歩へ

気温は高いけど

風は確かに秋ですね

小太郎もこころなしか楽しそう

でも暑いので

ネッククーラーで暑さ対策 これは用心です

散歩していると

ふと ツクツクホウシの声が

今年は ほとんど聞かなかったですね ツクツクホウシ

ツクツクホウシ | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

3年前は8月12日に鳴いていたなあ

夏休みが終わる という嫌な気持ち=ツクツクホウシ

だったとの記憶が (笑)

秋が遅くなっているのか・・・・

しかし

暑い・・・・・

 

以上

 

自民党総裁選で解雇規制のことが話題になっていますが

一般的なイメージとして

今はだいぶ崩れているでしょうが・・・・

パートナーシップ雇用で

終身雇用+年功序列賃金 

組織の歯車として従順に過ごせばそこそこいいことがある

これが旧来の日本の雇用体系。

 

それに引き換え ジョブ型雇用で

個人主義・能力主義

できる奴はどんどん稼げる実力主義の厳しい雇用状況

これが外資系の雇用体系

 

為替ディーラー時代

同僚の3割くらいの人材は外資系に行きましたかね

成功した人しなかった人両方いますが・・・

私も、実力主義の外資系の働き方に興味はありました。

外資への転職を少し意識したことはありましたが

結局 転職はせず

 

その理由は

まず あまり英語ができなかったこと

大学入試の英語のあとはまともに英語を勉強したことなかったです

為替ディーラーになってからは

地獄のような日々で

英語の勉強どころではない

まあ くそ度胸で ビジネスに支障がない程度には

なんとか英語を使っていましたが

 

二つ目

実は これは大事なこと

外資系に勤務するとても仲の良いディーラー仲間がいました

彼から 言われました

「天ちゃんは絶対外資行かない方がいい」

なんで?? と聞くと

「みんな誤解しているけど

外資は邦銀以上にウェットでコネと人脈の世界だよ 誰についていくか、誰の下にいるかで ほとんど会社での扱いが決まってくる。

上司のご機嫌を取るのも重要な仕事

そんなことは 天ちゃん無理だよね」

そうなんだ と外資の実態をまじまじと認識しました。

外から見るのとはずいぶん違う世界だなあ と

改めて認識したのを記憶しています。

これは 絶対に無理だ

そう思いました。

 

為替ディーラー時代

私の後輩が 先輩を頼って転職しました

その先輩は 転職してある外資系で為替本部長

そこへ行くと

まあ 止めませんでしたが・・・・

 

ところが その外銀で政変が起き

その先輩は 更迭されました・・・・

何があったのかは わかりませんが

そしてその後輩

最初の出勤日に

先輩ではなく 別の上司になった人から

「ところで 君 どうするの??

 〇〇さんいなくなっちゃったよね」

彼は、仕方がないので しばらくはそこにいましたが

ほどなくして やめた と聞きました

これが外資なんですね。

 

この点は みんな 誤解しているとおもいます。

外資が よくチームごとよその会社に移るのは

こういうことですね。

本邦企業以上に ウェットな コネと人脈の世界

もう 笑っちゃいますね

 

以上

 

 

 

金曜日のニューヨーク市場

0.5%のFRBの利下げを織り込む動きに

なので金利低下

しかし、0.5%の利下げが必要なくらい

米国経済は悪い 従って株は売り

とはならず

0.5%利下げを好感して株は上昇

少し前に見た

ソフトランディングシナリオ 復活

 

なんだかんだ言って マーケットが望んでいるのは

バブルの継続

 

さて 来週はどうなりますかね・・・

 

以上

 

私が参加しているスタートアップ企業が

トリニティ・テクノロジー株式会社 | 「超高齢社会の課題を解決し、ずっと安心の世界をつくる」のミッション実現を目指す、フィンテック・エイジテック企業です。 (trinity-tech.co.jp)

東京経済の「すごいベンチャー100」 2024年 

に選出されました。

「すごいベンチャー100」2024年最新版・全リスト 環境が激変する中で伸びる未来のユニコーンはここだ | 特集 | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

 

光栄なことですね。

ライフエンディングサービスを提供する会社なのに

なぜ金融???

という気もしますが・・・・

 

金融機関との提携がすごいと話題だから?? (笑)

ご参考

提携金融機関30へ | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

 

全員が来る上場を目指し一丸となって頑張っている

その中に自分がいる喜び

還暦過ぎてこんな経験ができるとは

幸せですね

ご参考

続・たった一人のミッション | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

少し抜粋

金融機関と認知症対策の信託業務

私は、まだ誰もこの分野に着目していなかった

8年前に業界初のサービスを創った人間です。

そしてそれ以来

ずっと提携業者として・また銀行の内部で

この分野に携わってきました。

日本で、私よりこの分野に詳しい人はいない

そう断言できます。

抜粋終わり

 

以上

 

昨夜のニューヨーク市場の動き

予想に若干届かなかった弱めのCPI

大幅利下げはないと踏んだマーケットは

少し前の利下げ=株高 

の相関関係から まずは 株売りで反応

しかし、

最近のトレンドである

良いニュースは(株にも)良いニュース

を思い出し

一気に安値から買い転換

結果として大幅高

それを受けて

日経平均も 一気に+1,200円高

まあ そんな動きですね。

 

やはり マーケットの大多数の人たちは

これで 米国株バブルは崩壊した

とは 考えていないでしょうから

押し目は買ってきますね

例のエヌビディアも上に飛んでいますね・・・

 

さて さて この相場 どうなるか

面白くなってきました。

 

以上

 

 

 

2001年9月11日 今から23年前

アメリカ同時多発テロが発生しました。

 

ちょうど帰宅した私は、

一機目が突入して黒煙が上がっていたWTCビルに

2期目が衝突したのを目撃しました。

テレビにくぎ付けになっていた家族に

状況を把握していなかった私は

「これ何かの映画??」

と聞いたのをはっきりと覚えています。

まさか現実に起こっていることとは・・・・

 

情報が錯綜していて

たしか11期の航空機がハイジャックされている

とニュースで伝えていました

(本当は4機でしたが)

 

当時、年金基金の一任勘定の運用マネージャーでした

マーケットはパニック売り

ポート的にはITバブル崩壊からずっと株式のアンダーウェイトを

維持していたので、仕事的には困ることはありませんでしたが・・・

 

もう あれから23年なのですね・・・・

全ての犠牲者の方々と そのご遺族に

今日は 哀悼の意をささげて

黙とう

 

以上

 

 

 

 

昨日 在宅勤務をしていて

ふと 窓の外を見ると

きれいな 雨柱

相模原から八王子の方でしょうか

雨雲レーダーで確認すると

真っ赤 時間当たり80ミリの雨のようです

本当に地域限定のゲリラ豪雨

日本も 熱帯気候ですね

 

小太郎と急いで散歩 雨が来る前に

異常気象が 当たり前になってきましたね・・・

どうなるんだ この気候変動

 

以上

 

日経平均1,000円安でどうなることかと思えた日経平均

個人的には、今日はあまり下がらないだろうなと考えていたので

強烈な買戻しで 少しだけマイナスで引けたのにも

驚きはありません。

 

その理由は

ここから 円高があまり進まないと思われること

なぜなら

ポジション調整をもたらす

投機筋の積みあがったポジションがないから

 

ご参考

ドル円161円の今後 | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

少し抜粋

しかし、重要なことが一つ

相場は需給 

買う人が多いか売る人が多いかで決まります

投機筋は利益確定のためには反対売買が必要

長い時間軸で見れば 売りと買いはチャラ

一方 日銀は この局面では 円を買うことしかしません

しかも 巨大な金額で

介入は 明らかに短期的な需給に影響を与えます。

要するに、介入は確実に効果はあるということ

その事実を踏まえ

ここから投機筋がどうするか??

ちなみにIMMの統計では

2022年10月の151円水準時の1.5倍の

円ショートポジションが積みあがっています。

そして そのポジションを4月末の介入で

あまり落としていません。

おおきな動きというリスクからは

投機筋の円ショート巻き戻しによるドル円急落

抜粋終わり

 

 

具体的には 160円⇒140円の

急激な20円の円高をもたらしたのは

大きく積みあがっていた 投機筋の円ショートポジションの解消

しかし、

今そのポジションは すべて解消され

いわんや 逆に少し円ロングになっています。

これでは 急激な円高は

なかなか起こらないでしょうね。

 

今 円のフローは 貿易収支は赤字=円安要因

個人投資家の盛んな外国株投資=円安要因

と 二つのフローでの円安要因があります。

これを相殺して 急激な円高に持っていくのには

相当な投機筋の円ロングポジションの積み上げが必要でしょう

 

今そこまで 急速に 

投機筋が円ロングポジションを積み上げますかね??

金利差から 

円ロングは持っているだけでコストが発生するポジション

 

以上から 今 急速な円高のリスクは少ないと考えます。

ということは 8月の令和のブラックマンデーのような

円高+株安の 負のスパイラルは起きないのでは??

 

ただし だから日本株が下がらないというのも疑問

悪いニュースは(株にも)悪いニュースというコンセンサスが

出来たマーケット(これが当たり前なんですが・・・)

 

米国景気が悪化すれば 日米ともに 株価は 落ちるのでは?

ご参考

W月足首吊り線の暗示 | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

悪いニュースは悪いニュース | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

 

以上