日経平均1,000円安でどうなることかと思えた日経平均
個人的には、今日はあまり下がらないだろうなと考えていたので
強烈な買戻しで 少しだけマイナスで引けたのにも
驚きはありません。
その理由は
ここから 円高があまり進まないと思われること
なぜなら
ポジション調整をもたらす
投機筋の積みあがったポジションがないから
ご参考
ドル円161円の今後 | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)
少し抜粋
しかし、重要なことが一つ
相場は需給
買う人が多いか売る人が多いかで決まります
投機筋は利益確定のためには反対売買が必要
長い時間軸で見れば 売りと買いはチャラ
一方 日銀は この局面では 円を買うことしかしません
しかも 巨大な金額で
介入は 明らかに短期的な需給に影響を与えます。
要するに、介入は確実に効果はあるということ
その事実を踏まえ
ここから投機筋がどうするか??
ちなみにIMMの統計では
2022年10月の151円水準時の1.5倍の
円ショートポジションが積みあがっています。
そして そのポジションを4月末の介入で
あまり落としていません。
おおきな動きというリスクからは
投機筋の円ショート巻き戻しによるドル円急落
抜粋終わり
具体的には 160円⇒140円の
急激な20円の円高をもたらしたのは
大きく積みあがっていた 投機筋の円ショートポジションの解消
しかし、
今そのポジションは すべて解消され
いわんや 逆に少し円ロングになっています。
これでは 急激な円高は
なかなか起こらないでしょうね。
今 円のフローは 貿易収支は赤字=円安要因
個人投資家の盛んな外国株投資=円安要因
と 二つのフローでの円安要因があります。
これを相殺して 急激な円高に持っていくのには
相当な投機筋の円ロングポジションの積み上げが必要でしょう
今そこまで 急速に
投機筋が円ロングポジションを積み上げますかね??
金利差から
円ロングは持っているだけでコストが発生するポジション
以上から 今 急速な円高のリスクは少ないと考えます。
ということは 8月の令和のブラックマンデーのような
円高+株安の 負のスパイラルは起きないのでは??
ただし だから日本株が下がらないというのも疑問
悪いニュースは(株にも)悪いニュースというコンセンサスが
出来たマーケット(これが当たり前なんですが・・・)
米国景気が悪化すれば 日米ともに 株価は 落ちるのでは?
ご参考
W月足首吊り線の暗示 | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)
悪いニュースは悪いニュース | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)
以上
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