ソフトランディングかハードランディングか | 相場残日録(元相場師天の日記)

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プロの相場師「天」の引退後のブログ、残日録として記していきます。

今朝のブルムバーグの米国マーケット解説記事から抜粋

【米国市況】底堅い経済指標で株続伸、国債利回り上昇-145円付近 - Bloomberg

「底堅い経済指標で株続伸、国債利回り上昇」

株式相場は米経済がリセッション(景気後退)を回避できるとの観測から続伸して終了。一方、米国債市場では来年の利下げ観測が後退し、利回りが急伸した。

抜粋終わり

明らかに これまでの論調と違います。

これまでであれば

底堅い経済指標で国債利回りが上昇、株は下落

ところが昨夜は逆

マーケットコンセンサスの

金利低下⇒株価上昇

はどこへ行った?? (笑)

まあ、これが本来の(10年前まで?)姿だと思いますが

 

ことの本質は

景気はソフトランディング

そして来年のFRB利下げを織り込んで

金利低下⇒株価上昇を見込んで 

先回りで動いてきたマーケットの動きが 

流石にわれに返り

もしかしたら ハードランディングかも?

との懸念で 金利が下がっても

株価が上がらなくなっていた

 

そんなタイミングでの

堅調な経済指標 だったのでしょうね

 

ちょっと 不思議なマーケットになりつつありますね

方向感がなくなってきています。

 

私は、マーケットを大局から俯瞰すれば

 

中途半端に終わった米国バブル崩壊

そのバブル崩壊の第二幕がいつ開始されるのか?

ソフトランディングならば まだ先 バブルはまだ延命

ハードランディングであれば 第二幕の幕が上がる

この違いだと考えています。

 

ただし、間違いなく言えることは

弾けないバブルはない

 

 

ご参考

利下げで株は上がるのか? | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

バブル復活 | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

ナスダック60カ月移動平均の攻防【2022年10月~2023年1月】 | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

とどめの売り崩しが起きない | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)

 

 

 

 

以上

 

 

さて、ここからどうなるか?