消えない体育会的旧世界の価値観 | 相場残日録(元相場師天の日記)

相場残日録(元相場師天の日記)

プロの相場師「天」の引退後のブログ、残日録として記していきます。

相場にイメージがわかないので

今日は、ちょっと 「雑感」を

 

日大のアメフト部員の暴力的行為が大きな社会問題になっています。

正直 事実は当事者にしかわからないでしょうが・・・

 

報道されていることが、もしも事実だとすれば

監督が「試合に出たければQBを壊して来い」と言ったとか

(これは、別の部員の証言と報道されています)

出場機会が減って精神的に追い込まれていた部員は

それを忠実に実行した・・・・

そして、あの暴力的行為が・・・・

 

もし本当とすれば、許されるものではありません。

 

但し、自分も体育会系部活に長く身をおいていたものとして

解るのですが・・・

監督・先輩の言うことは絶対に服従という

悪しき日本的古い間違った体育会的な体質が

未だ存在することも事実でしょう。

高校野球の暴力事件 名門PL学園はそれで消滅しました。

 

暴力行為を行った部員を、

「そんな間違った監督の指示に従うなんて人間としておかしいだろう」

と非難することは簡単です。

しかし、あの体育会系の独特な旧世界の中では

監督の指示は絶対です。

 

以下 「週刊朝日」からの引用

 

バッターボックスに立った星野君に、

監督が出したのはバントのサイン。

しかし、打てそうな予感がして反射的にバットを振り、

打球は伸びて二塁打となる。

この一打がチームを勝利に導き、選手権大会出場を決めた。

だが翌日、監督は選手を集めて重々しい口調で語り始める。

チームの作戦として決めたことは絶対に守ってほしいという

監督と選手間の約束を持ち出し、

みんなの前で星野君の行動を咎める。

「いくら結果がよかったからといって、

約束を破ったことには変わりはないんだ」

「ぎせいの精神の分からない人間は、社会へ出たって、

社会をよくすることなんか、とてもできないんだよ」

などと語り、

星野君の大会への出場禁止を告げるシーンが展開する。

 

これは、教科に昇格した 「道徳」 の教科書に書かれているもの

 

そして

道徳を教科に昇格させた安倍政権で横行している

間違っていると分かっていても上の指示を盲目的に実行すること。

 

なにか、怖いものを感じます・・・

 

私は、ずっと 体育会的な世界の中にいました。

そして 主将 も経験しました。

しかし、常に 違和感を感じながらいました・・・・

 

最後に 大学の体育会弓道部での出来事

 

毎年、私がいた大学の弓道部では

試合に負けると OBがやってきて

幹部に 坊主頭になって禊をしろと強要する。

この繰り返し、

年中行事で、みんなもうなにも感じなく

当たり前のことになっていました。

 

強烈な違和感を感じていた私は

 

OBに強要されて坊主にする自分がおそらく許せない!

と感じるであろうと思い、

主将になると直ちに頭を丸めました。

 

そしたら、OBからは

「試合をする前から、負けた時のことを考えるとは何事か」

と もう ボロクソに言われました

 

レスリングのごたごた 大相撲の暴力問題

みんな同じですね・・・・

 

本当に、嫌な 事件ですね・・・・・

 

以上