【雑感】インターハイ予選の季節 | 相場残日録(元相場師天の日記)

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プロの相場師「天」の引退後のブログ、残日録として記していきます。

今日は、少し昔話を・・・

 

高校生の体育系部活の皆さんにとって

一番重要なイベントであるインターハイ(高校総体)の地区予選が

いよいよ始まる季節ですね。

私が経験した最後のインターハイ予選は1980年6月

いまからもう38年前です。

 

「インターハイ」 という言葉は、今でも

懐かしさ・切なさ・・・いろいろな感情を呼び起こす

私にとって特別なものです。

 

実は、私は「弓道」をやっていました。

 

熊本県のインターハイ予選を間近に控えたちょうど今頃

その前哨戦となる、熊本市の高校弓道大会がありました。

 

その試合で、私の高校は、圧倒的な強さで団体優勝、

加えて、私が個人優勝!

試合の後の盛り上がりはすごく、

「今年は熊本県予選も制して、インターハイに行ける」

という雰囲気。

そのくらい、私を含め絶好調。

 

しかし・・・・・

6月の本番 熊本県インターハイ団体予選

私の高校はなんと、壮絶なぼろ負け!

決勝トーナメント進出などはるかかなたの、

信じられないような的中で予選落ち・・・・

 

あの日の悔しさ、悲しさは 今でもはっきり記憶に残っています。

 

時は経ち、22年後の2002年

中学まで野球少年だった私の息子が弓道を始めました。

父親としては、やはり嬉しかったですね。

 

弓道が学校の看板部活で、非常に厳しいその高校でしたが

弓道の才能は、私より、彼のほうが明らかに上

3年時には主将。

2004年3月の 山梨県の高校弓道専門部が主催で

関東甲信越の弓道名門校を招待して例年行われる

「山梨県近県弓道大会」で

息子の高校は見事団体優勝!

それも、決勝トーナメントでは直前2月の全国選抜3位のK高校

や 全国制覇の実績がある名門校を相次いで撃破での結果。

 

今年は、インターハイ行ける!

と、期待が高まっていました。

私も、自分の高校時代の無念を晴らし、

息子がインターハイに行ってくれたらどれだけ嬉しいことか!

と内心ワクワクしていましたが、

 

父と同じく、本番のインターハイ予選で 惨敗

本人も、さぞかし悔しかったことでしょう・・・

 

それから、また時は流れ 11年後の2015年8月

私は、自分のPCで2015年奈良高校総体の

リアルタイムのWEB中継による 弓道競技を見ていました。

 

画面に映ったのは、

私の長男の教え子と その監督としての長男の姿

母校の教師になり弓道部の顧問に就任した長男の教え子が、

個人でインターハイに出場していたのです。

 

結果は、8位入賞には一歩届かずの ベスト12 まで

しかし、見事な成績でした。

 

親子2代で果たせなかったインターハイ出場

息子の教え子がその夢をかなえてくれたのは

私も嬉しかったですね・・・・

 

息子が顧問をする弓道部

その後、東日本大会と関東大会には出場していますが

インターハイには今一歩届いていません

しかし、

今年は、関東大会に男女団体でダブル出場で

「インターハイ期待できるよ」

と5月連休に帰省した時に嬉しそうに話していました。

 

ちょっとした、昔話でした・・・・

 

以上