卒業しました! | たからばこ

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ソトス症候群の息子「ソウ」と歩くのんびりゆっくり幸せな日常を綴ります!

ソウ、中学部卒業しました!



小学部1年生から、9年間通った大好きな学校。


珍しい区立の支援学校のため、中学部まで。



高等部は都立の支援学校に進学します。








9年前の入学式。


このときは、9年通うことが、長いなぁというか、中学部卒業なんてうんと先に思えたけど、



ふりかえると、あっという間だった。



ソウは小さな小さな一歩だけど、


たくさんたくさんその小さな一歩を積み重ねてくれた。



温かくて優しい雰囲気の学校、


歴代担任の先生にも恵まれた。


兄弟に障がいがあって、小さい頃支援学校の行事に度々行って、支援学校の先生になりたいって思ったんだと話してくれたH先生。


きょうだい児だったということもあり、丁寧に寄り添ってくれた。



明るくて、話しやすくて、いつも笑わせてくれたS先生。


今はもう学校を離れているけど、中学部最後の学習発表会、遠くから見に来てくれた。



お友達のお子さんが障がいをもって生まれたことで、特別支援教育を学んだと教えてくれたH先生。


真面目で、優しく、穏やかで、めちゃくちゃ引き出しがあって、本当に熱心に指導してくれた。



真っ直ぐな優しさと、たっぷりな愛情で、いつもソウを信じてくれたA先生。


言葉を持たないソウの、心の声をいつも聞いてくれた。



私がいっぱいいっぱいになった時に、すごく寄り添ってくれたT先生。


協力させてね、いつでも学校はソウとママの味方だから、ソウのために二人三脚でやっていこう、今までずっとママが頑張ってきたの知ってるよ、という言葉にとても救われた。



重度の子もお任せあれといえばS先生。


障がいをもつお子さんを育てていて、いわば同志のような存在で、福祉用品のこと、日常の工夫のこと、色々情報も教えてくれた。


中学部最後の2年間を一緒に過ごしたT先生。


はじめましての時、特別支援の経験があまりなくて、と少し不安そうだった先生、でも、先生の持つ穏やかで優しい雰囲気、熱心さが伝わってきて、不思議と私は最初から不安はなかった。


ソウと過ごした日々を忘れない、と言ってくれたこと、本当に嬉しかった。



3年間お世話になった介助員の先生も、学校にいくとソウの様子や、頑張ってること、できるようになったことを色々教えてくれた。



最後にSTのフィードバックがあって、


本当によくソウをみてくれたことが伝わってきた。


(長くなりそうだから、これは改めて詳しく書きたい)


PT、OTの先生たち、(途中から乗らなくなったけど)バス関係の方々、給食室のスタッフの方々、主事さん、学校の警備の方、真向かいの学校の警備の方、


書ききれないくらい、学校関係の方々にお世話になりました。


デイやヘルパーさんにも感謝。

(高等部も引き続きお世話になりますが)


そして同じように障がい児育児をがんばる仲間に出会い、親友と呼べるような友達もできた。


9年間で、私も、人に頼ることが少しはできるようになり、完璧じゃなくても、完全じゃなくてもいいんだ、と思えるようになった。



ソウがうまれてから、こうじゃなきゃと思って頑張りすぎるというか、頑固になって自分で自分を苦しめていると気付いて、そこを解きほぐすのに時間はかかったし、


なんならまだ完全にほどけてはないんだけど、


色んな人のおかげ、


周りのみんなのおかげ、


これはほんとにいえる。



1人じゃできないもん。



9年間で、親子共々、たくさんの素敵な出会いがあり、豊かな経験ができた。


ありがとうございました。



高等部でもまた良い出会いと、いい経験ができますように。


将来につながる3年間、きっとまじであっという間なんだろうなーー。



ソウ、卒業おめでとう!!