我為す事我のみぞ知る~日出ずる処百花繚乱Remix -3ページ目

日本アカデミー賞



いやいやぁ~

遂に来ちゃいましたかこの日が↑↑

心待ちにしていました日本アカデミー賞!

にしても最優秀主演男優賞はオダギリか加瀬亮に取って欲しかったのに(泣)

『東京タワー』は持ってるし、『それでもぼくはやってない』は借りてみたんですけどね?

マジすげぇ演技だったのにさぁ~

いやしかし、今年も良いって思った!

来年も楽しみだ


これにて了

高校生編⑤


過去をさかのぼって出す答⑱
















覚えてる事と言えば、その日は自分の中で『少しでも自分のチームが負ける』ってことを考えない。よぎらせないことだった。そのため『必ず勝つ。勝ってインターハイに必ずいく』ってことだけを念じていた。
大会1日目、個人戦があったが俺は2回戦で涙をのんだ。他のメンバーも初戦で敗れていった。
大会2日目、いよいよ団体戦が始まった。

















俺は高総体前の練習、練習試合は、自分の思う剣道ができず、チームに迷惑ばかりをかけていた。だから心の中で、『こんな調子じゃ高総体も負けてしまう。最後の試合だから誰も責めはしないだろ』と投げやりな気持ちを持っていた。

















だけど、何かが俺を奮いたたせた。
多分それはこの高校3年間の『俺の剣道』だと思えた。
勝った試合もあれば負けた試合もある。その一試合一試合が、俺をここまで育ててくれた。いや、小学1年の頃から始めた俺の剣道が、ここまで、今日まで俺を守り育ててくれた。
















恐れるものは何もなかった。















ベスト16。
相手は手強いチーム。
団体戦は5対5。タイマンで競っていき、5試合中、勝者の多い方が勝ちとなる。
この試合、俺は5番目。最後の砦だった。
俺に回ってきた時、チーム共に2対2の同点だった。














俺は、昔からここで勝負が決まるっといった試合で、ホントに勝率が低かった。
いつもの俺ならプレッシャーに潰され、弱気な試合をしていただろう。俺だけど、その時は違った。
前にも述べたが、『必ず勝つ。勝ってインターハイへ!』
これだけを頭の中に叩きこんで、プレッシャーを追い払っていた。


試合開始。
相手は体格もたくましい。名前も県下では知らないやつはいないだろう。2分間くらい、お互いの譲らぬ攻防が続いた。













しかし、
















勝負は一瞬だった。
俺がスッと前に出た。
すると相手の面が俺目掛けて攻めてくる。
ここだ!
俺は本能で相手のコテを打つ。

















俺のコテを打つ音が響いた。
まずは1本先取。
そして2本目。これも一瞬だった。
両方とも面へ飛んだ。


これで勝利チームが決まる!


続く。


高校生編④



過去をさかのぼって出す答⑰























高校に入学して5月くらいに、宿泊訓練と言って2泊くらい、施設で同じ学年のやつと生活するってベタな行事があった。まぁそのおかげで、俺もたくさんの友達を作ることができた。
入学当初は『あれ?友達ってどう作るんだっけ?』みたいに悩んでいた俺だけど、友達に作り方も何もなかった。
自分から心を開けば相手もそれに答えてくれる。今でもそいつらには感謝している。

























そして段々と自分のキャラをクラスでも出せるようになってきた。
問題は部活の方だった。



















先輩も1人しかいないせいか、自分勝手が多かった気がする。サボるってことは決してなかった。だけど、練習の時に上手くいかなかったり、負けたりしたらすぐカッとなって、その時の感情を表に出して、部員のみんなはもちろんのこと、先生にガミガミ怒鳴られたり、時にはぶん殴られたりした。
この3年間、部活の先生2人は真っ正面から俺、いや部員に向き合ってくれた。
この先生2人には今でも感謝・尊敬している。
















高1の時はやはり試合でも負けっぱなしだった。勝てるチームにも負けて、何度も落ち込んだし、先生からも呆れられた。だけど部員のみんなと共に励ましあいながら少しずつだけど強くなっていった。


時には朝5時起床でまだ薄暗い中、6時に学校に着き、朝練開始の7時まで一人で練習した時もあった。
夜メシもどんぶりメシ3杯食べるって目標を立て、実行していた。
筋トレもやったし、強いチームの試合をビデオに撮ったやつを毎晩見て研究していた。それを見ることが楽しみになるくらい『剣道』に没頭した。




















最終目標は高3のインターハイ県予選での優勝。県予選まで時には勝つ、時には負ける。を繰り返し、時がすぎた。


















舞台は高3の6月、インターハイ県予選を迎える!!