大日様を熱く語る〜追記〜 | Sotto Voce

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草花のこと。香りのこと。栃木県日光市周辺のイベントやワークショップのこと。日々のことなど。

 はい。こんにちは。与太郎です。


 大日様の歴史記事を書くにあたって
頭から煙が出る程お勉強致しました。ふぅ。


 大日様の記事内にも、店主が書いた記事

 北条 時子

 店主の記事読んで、
「へー足利に菩提寺があるんだー。
知らないなー。どこかなー」
と思っていたら。

大日様の目と鼻の先にありました(爆)

 小さい時からあまりにも行き来し過ぎてて
お寺の存在自体を風景の一部としか
認識していなかった…(*_*)


 では…ひとまず行ってみましょう。

織姫神社の隣にあり、非常に大きく広い墓地
(店主いわく墓地団地)を管理しております。

 非常に綺麗でよく整備や掃除が行き届いた
気持ちが良いお寺です。

 入りまして左側…すぐに目的物を発見‼️
北条時子のお墓(供養塔)。

 時子姫の死の経緯は、
長いことただの伝承とされていましたが、
昭和6年の工事の際、
鎌倉時代と推定される供養塔が発掘され、
伝承が事実であったと判明。
今現在は
「お蛭子さま」として足利市の重要文化財に
指定されております。


 鑁阿寺には、
時子が飲んだ水を汲んだと言われる井戸も、
今尚塞がれたまま現存しております。

 腹中に虫がわいたために
不義密通を疑われる。
それも、ライバルに仕組まれたふしがある。

なんとも悲しいお話ですが、
当時の権力者近辺ではこういった事が
度々あったのだろうなぁ…と乱世時代に
思いを巡らせております。


 因みに不義の相手と言われた

 思いもよらない嫌疑をきせられ
無実の罪がはれるよう祈願した社
「逆さ藤天神」が鑁阿寺蛭子堂すぐ
裏にあります。


 祭神は菅原道真公。

 「逆さ藤天神」名前の由来は
忠綱が天満宮の社前に刺した藤の枝が
芽をふき、大木になった事からだそうです。

 のちに忠綱は義兼一党に追い詰められ
自害、または斬殺されたとの事。

 
 このお話に関しては、調べれば調べる程
遣る瀬無い内容ですが…

「ああ‼️このお寺はそうだったんだ‼️」
「あんなところにこんな意味が‼️」
と、点が線へどんどん繋がっていきます。

 一度調べたら止まりません。
他の地域の方々に説明出来るくらい
足利の歴史を勉強する気になっとります‼️

 そして…足利尊氏は殆ど足利市に
関係ないな….とは確信出来ました(苦笑)


 長くなりましたが、大日様の紹介で
ございました。諸説ありますので
ご自身で調べて頂くとより楽しいと
思われます。

 以上。足利からお送り致しました。


 (ざばた 与太郎)