さよならバモス | Sotto Voce

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草花のこと。香りのこと。栃木県日光市周辺のイベントやワークショップのこと。日々のことなど。

愛車バモスとお別れしました。

二年前、冷却水漏れを起こしたあと
小さなトラブルが頻発。

半分は
壁を擦るだの
今市の甚平さんの路地に
うっかり突っ込んで
抜けられなくなるだのという
自分でやらかした不始末ですが(ひどい)。

一番はエンジン回りがなんとも落ち着かず。

昨年夏からは
再度冷却水漏れの兆候。
また修理か、とうなだれていたら
今度は一年点検の直前に
タイヤをパンクさせてしまいました。

なんてこった。

おまけに
スペアタイヤへ交換する際になって
夏中冬タイヤを履いていたことに気づき。

エンジン修理+冬タイヤ購入+点検

うーんうーんうーん。

散々悩んだ末に
手離すことにした次第です。

エンジンをバラして
いくつも部品を入れ替えるというのは
人間で言えば心臓手術のようなもの。

軽のミッション車は少ないし
荷物をたくさん積めるし
バモスはとても気に入っていたのですが
走行距離も13万キロを越えているし、
仕方ない。

ディーラーさん「もうミッションはないですよ」
私「オートマでいいです」
デ「乗れるんですか?」

ディーラーさんの目に
自分はどう映っているのか。

私「それよりお金がないです」
デ「俺もないです」
私「ローン組めるかな」
デ「大丈夫ですよ」

ディーラーさんの目に
(以下略)

私「私ゃ中年フリーターですよ」
デ「・・・審査かけてみます」

・・・30分後

デ「大丈夫です!」
私「まじか、大丈夫かローン会社」

ディーラーさんいわく、
今は正社員で働く人のほうが少なくなったし
栃木のように
車が必需品に近い土地では
リーマン前のような審査基準では
売り先がないのだとか。

で、半分リースのように
車を担保として
審査を緩くしてるとのこと。

危うい世の中になったものですが
そのお陰で
私も車のオーナーであり続ける
チャンスをいただきました。感謝。

つるっつるの冬タイヤとスペアタイヤで
冬を迎えるのは嫌だったので
翌週が雪の予報だというのに
嫌がるディーラーさんに
降ったら乗りませんから、と頼み込んで
タイヤを夏タイヤに代えてもらい、
雪の日は家人の車や電車を使い。

いよいよ15日が納車、という直前に
なんと接触事故を起こしてしまい、
しかも土曜日から雪が降りっぱなしのため
入れ替えを延期し。

最後の最後までお騒がせを繰り返し、
一昨日
バモスオーナーを卒業しました。

入れ替えを決めたあと
あまりにも色んなことがあったので

もしやこいつ(バモス)が
厄を引き受けてくれているのか。

などと
大変非科学的な考えが
脳裏に浮かぶほどでした。

最後は感謝をこめて
隅々まで拭きあげ
(いつもこうしてくれよと
思ったかもしれません)、
春の足音を遠くに感じさせる
晴れた土曜日にお別れしました。

新しい相棒とは
まだおっかなびっくりですが
左手の手持ち無沙汰感に
早く慣れようと思います。

働かなくちゃ。。。

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