こんにちは

オーストラリアから ナチュロパス(自然療法士)のあきこです。

 

 

桜の時期ですね。チューリップピンク

私も

SNSで、日本の桜のお写真を 楽しんでいる今日この頃です。

 

そう、春。

私も5月生まれなので、 大の春好き。

 

ただ、春と言えば 花粉あせる

 

花粉症対策について

意外と 諦めてる方が多いなーと感じたので

今日は 花粉症について その対策について 綴りたいとおもいます。

 

 

診断や治療、医療アドバイスを提供しているのではなく、あくまでも情報提供のみを 目的としております。体調がすぐれない方は、必ず医師または専門家へご相談くださいね。

 

 

 

 

 

  まず、対処法と対策法 

 

花粉症を緩和させたい! 薬なしで何とか 春を乗り越えたい!

という方に 

まずは 簡単な 免疫の仕組をご説明します。

 

 

病原菌やウイルスを見つけると攻撃してくれる

頼もしい"戦士"!!免疫細胞。

ただ、「暴走」しすぎて、過剰に興奮すると、

体の正常な細胞まで攻撃し、

アレルギーや自己免疫疾患を引き起こすことが知られていますビックリマーク

 

Treg細胞の活性化
 

免疫系には 

外敵の排除や免疫系の司令塔など多様な働きをするT細胞、

抗体を産生するB細胞などがあり

それぞれ異なる役割を果たしています。

 

T細胞は

いくつかの種類があり、

免疫を活性化するものと、抑制するものとが存在しています。

この バランス重要 ↑アップ

 

その

T細胞の一種に制御性T細胞(Treg)があり

 

実は 

この Treg細胞の活性が

免疫細胞が過剰に働きすぎるのを抑制的に制御し、

アレルギー反応や炎症反応などを抑える働きを持つと考えられています。

 

ちなみに このTreg細胞は

免疫研究の世界的権威、大阪 大学特任教授の坂口志文博士が 

発見した細胞です。(誇り高き日本人!)

 

このTreg細胞ですが

ヒトの抹消血液や組織に自然に存在してます音譜

 

 

Treg 細胞を人間に例えるなら

 

動揺し興奮している 人に

優しく 声をかけ なだめる 役。

免疫のブレーキ役としても

説明している記事がありました。

 

 

Tレグ細胞は 腸内細菌の一種である

クロストジウム菌の 働きによって、腸内で作り出さ れていることが、

最新研究で明 らかになってきております。

 

ク ロストリジウム菌といっても

これまた 種類があります。

例として、

クロストリジウム-ディフィシルは神経伝達物質を阻害するなど

悪玉菌として有名ですが

 

 

人間の消化管には

無害な共生細菌クロストリジウム属細菌も常在します。

 

ク ロストリジウム菌は、腸内の食 物繊維」をエサとして食べ、

「短鎖脂肪酸」である

「酪 酸」と呼ばれる物質を盛んに放 出します。

 

クロス トリジウム菌が出した酪酸が腸 の壁を通り、

その内側にいる免 疫細胞に受け取られると、

腸内 でたくさんのTレグ細胞を生み 出すことが分かってきています。

 

。。。ということは

これまた ここで

腸内菌や腸活の重要性が理解できますよねニコニコ

 

そう

どうして 花粉症から 

ここまで

深いお話になったのかというと

 

花粉症対策には

やはり 

腸内菌のバランス

そして

腸の健康な働きが重要だということをお伝えしたいから。

 

ですので

リーキーガットという ”腸の漏れや穴”によって

腸のバリア機能がくずれると

上記の クロストリジウム菌の 恩恵も受けらません。

 

なので、 リーキーガットの要因となる

  • 自分に合わない食べ物 (アレルギーや不耐性の食事)
  • 繊維質の少ない食事
  • 化学物質などの環境毒素
  • お薬
  • ストレス
 には、要注意です。
 
 

 

  では、花粉症対策

食事と生活

健康的な食生活を心がけ、主要な栄養素を補給することで、

免疫システムのバランスを整えていきましょう!

 

① 食物アレルギーや過敏症など、自分が反応するとわかっている食品は しばらく取り除きます。

② お砂糖とグルテン、乳製品を控えるか しばらく除去する

③ アルコールや発酵食品はヒスタミンを多く含むので避ける(興味があればヒスタミンを多く含む食品で検索してみてください)

④ 起床後 コップ一杯の白湯やお水を摂取

⑤ 上記で説明した 腸内に酪酸を増やす(食物繊維を意識して摂取する)

⑥ 抗炎症作用のある食事を心がける (緑黄野菜、ナッツや種、オメガ3の魚、良質なタンパク質、ハーブやスパイスなど。(または、地中海式ダイエットを参考) 

⑦ 定期的に ファスティングをする (16時間~24時間)* (糖尿病など)持病や疲労がある方は 専門のかたとご相談してから実施ください。

⑧ 十分な睡眠

 

 

 

サプリや栄養素

 

① ケルセチン、ブロメライン

② プロバイオティックス (ビフィズス菌、乳酸菌、マルチ菌株)

③ βグルカン (キノコ類などに含まれる-冬虫夏草、霊芝、Turkey tail (カワラタケ) など。

④ その他 下記の栄養素

 

B12:ストレスは体内のビタミンBを使い果たし、症状をさらに悪化させる可能性があります。B12に関する研究では、アレルギー症状、特にくしゃみ、鼻づまり、鼻水などを軽減することが示唆されています。

B-コンプレックス:Bコンプレックス、特に葉酸として知られるB6は、炎症を調節してアレルギー症状を抑え、アレルギー発作を減少させる働きがあります。ある研究では、喉の収縮を抑え、鼻にたまる粘液を減少させることが示されました。

マグネシウム マグネシウムは、天然の抗ヒスタミン剤であり、肺への気道の収縮を和らげる魔法のミネラルです。その鎮静効果は、身体と気管支をリラックスさせ、ヒスタミンの放出を低下させます。

セレン セレンは強力な抗酸化物質で、ストレスから細胞を保護し、体内の炎症を調節することができます。

ビタミンC ビタミンCも天然の抗ヒスタミン薬で、ヒスタミンの放出を止め、いったん放出されたヒスタミンを体内で早く分解させる働きがあります。ヘスペリジンと一緒に摂取も相乗効果あり。


ビタミンD:ビタミンDが少ないグループでは、アレルギー性鼻炎の発症率が高くなることが分かっています。ビタミンDは、免疫機能を含む体内の多くのプロセスや代謝に不可欠です。また、アレルギーに見られる炎症と喘息を抑える働きもあります。

ビタミンA:こちらも免疫機能に欠かせないビタミンです。鼻腔からの粘液の排泄を促進し、花粉やアレルゲンを体外に排出するのを助けます。


NAC:NACはN-アセチルシステインの略で、抗活性酸素グルタチオンの前駆体でもあります。気道の粘液を排出し、気道に詰まった花粉を体外に排出するのを助けます。

海外では 水で溶かしたNACを 鼻のクレンジングとして 利用する人も多く、効果があると人気です。( エビデンスとしてはまだ、研究がなされているようです)

 

 

 

まとめ:

いろいろと 述べてきましたが

花粉症になるきっかけや原因は人それぞれです。

できるのなら、分子栄養学を取り入れている専門クリニックで

ご相談されるのを おすすめしております。

 

もちろん私も

オンラインでの 個人コンサルを

承っておりますので

下記の公式ラインに登録して

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References

Asthma, allergy, and responses to methyl donor supplements and nutrients. (n.d.). PubMed Central (PMC). https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4004707/

The role of vitamin D in allergic rhinitis. (n.d.). PubMed Central (PMC). https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5410413/

β‐glucan supplementation, allergy symptoms, and quality of life in self‐described ragweed allergy sufferers. (n.d.). PubMed Central (PMC). https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3951572/

(n.d.). Medizioni – Comunicazione Medico – Scientifico – Farmaceutica. https://www.medizioni.it/wp-content/uploads/2020/09/FEst-3_2019-Viscoflu_eng.pdf