こんにちは。

オーストラリアからナチュロパスのあきこです。

 

ヨーグルトが腸内菌に良い!!

と うたわれている 世の中ですが

 

乳製品が体に与える

不思議

を今日はお伝えいたします。

 

ちなみに私は 乳製品はあくまでも

嗜好品として

楽しんでおります。

 

腸内菌には

自分のその時の状態に合わせた

”プロバイオティックス”

のサプリを摂取しております

 

 

牛乳の問題点

 

牛乳が体に及ぼす問題は聞いたことがあるかもしれません。

 

かたや、

まだカルシウム=牛乳と思っているかたもいるでしょう。

 

いろんな意見はありますが

私が存じ上げる時点で (研究文献から)

 

ダウンダウン

 

① 乳製品の摂取量が多い国ほど 骨折リスクが高い。

②  ホルモン剤投与でエストロゲン過剰=乳がんのリスクが高くなる

③ 乳たんぱく。カゼインの問題 A1 . A2

④ 乳糖を分解しにくいアジア人の体質に合わない

⑤ 牛の飼育環境が劣悪ー 抗生物質の問題

⑥ パスチャライズドされてない超高温瞬間殺菌の問題 

⑦ ホモジナイズドされてる = 摂取量によっては ノンホモのほうが腸に負荷がかからず良いとされる

⑧ IGF-1(成長因子)の問題 (ホルモン投与による)

⑨ そもそも 哺乳類動物で 母乳以外に牛のミルクを飲むのは人間だけ=不自然

⑩ 遺伝子組み換え飼料、牧草の放射能汚染問題

 

 

 

まずは

 

工程過程からの視点

 

大量生産や賞味期限に影響してくるのはもちろん

有用菌や消化にまで

関与してきます。

 

 

パスチャライズドとは、

味や栄養価をそのまま残すために行う

「低温殺菌法」です。

 

 

日本のスーパーで売られている牛乳のほとんどが

超高温瞬間殺菌されているもの。

有用菌まで死滅させてしまうのでは?という問題視があります。

 

低温殺菌法も 良くないのよ!

なにかと ”パスチャライズ”に関して

こちらのセミナーに行くと

とりだたされる 話題ですが。爆弾音譜

(リテラシーが高いんです。。。こっちの人って)

 

ホモジナイズドとは

均質化 なんていう

なれない 名前ですが

 

搾りたての牛乳が出荷されるまでの

工程で

飲みやすく サラサラ感をだすために

生乳に圧力をかけて脂肪球を

細かくすることによりクリームの塊をなくすことをいいます。

 

飲み易さと大量生産が可能ですが、

デメリットとして

  • 脂肪球に包まれていた乳糖がむき出しになってしまうため、早く腸に届き、乳糖不耐症の症状が出やすい
  • もともとの生乳の成分を破壊しているため不自然なものである
と、いわれてます。

 

 

そして 牛乳は

 

分子栄養学からすると

 

カルシウムとマグネシウムの比率が問題

 

牛乳 

カルシウム : マグネシウム 汗

  10    :     1

 

ヨーグルト 

カルシウム : マグネシウム汗

  10     :    1

 

チーズ

カルシウム : マグネシウム あせる

20~30    :    1

 

先日投稿した

骨粗鬆症は牛乳をたくさん飲む国に多い

という

カルシウムパラドックス

関連してきます。

 

カルシウムパラドックスの投稿 はココをクリック

 

 

 

 

リンとの比率もとっても大切ですが、

やはり 

マグネシウムとの比率を

重視

カルシウムとマグネシウムについての詳細投稿は ココクリック

 

 

 

カゼインの議論

 

 

カゼインは生乳を構成するタンパク質の約80%を占めています。(20%はホエイ)


牛乳に含まれるカゼインには、いくつかの種類があり

最も一般的な形態は2つです。

A1ベータカゼイン。

北欧で生まれた品種の牛の乳には、

一般的にA1ベータカゼインが多く含まれているようです。

ホルスタイン、フリジアン、エアシャー、ブリティッシュ・ショートホーンなどがこれにあたります。


A2 β-カゼイン。

A2 ベータカゼインを多く含む牛乳は、

主にチャネル諸島や南フランスを原産地と する品種に多く見られます。

ガーンジー種、ジャージー種、シャロレー種、リムーザン種の牛が含まれます。

 

 

現在のほとんどの乳製品には、

A1とA2の両方のタンパク質が含まれていますが、

A2牛乳にはA2ベータカゼインだけが含まれています。

A1ベータカゼインは含まれていません。)

A1ベータカゼインは体に害を与えると言われており

A2ベータカゼインの方が

安全であるとする研究や論文が数多く出てきています。

 

とはいうものの

この2種類の牛乳をめぐっては、

いまだ、議論がなされています。
 

牛によって違う??

この2種類のカゼインはどうやってできたのかというと、

 

数千年前、

このA2タンパク質が特定の品種の牛が

変異したのがきっかけと言われてます。

 

もともとは A2カゼイン保持族(笑)の牛さんの中に

突然変異によって

現在でいう A1ベータカゼインとして知られている形態を

作ってしまったんですね。汗

 

そしてA1βカゼインの牛は

体内で A2とは 異なる働きをし

炎症性ヒスタミンの前駆体である

ヒスチジンという物質をもっています。

 

A1タンパク質を分解すると、このヒスチジンから

今度はBCM-7という厄介な物質を

生産します。

このBCM-7が炎症性ヒスタミンを放出を促進するんですね。
 

 

その結果

 

消化不良の原因を起こす。

症状は、腹痛、腹部膨満感、消化不良、呼吸困難など。

ちなみに、乳糖不耐症A1型β-カゼイン不耐症は、しばしば混同されますが

簡単に説明すると、

 

乳糖不耐症は牛乳に含まれる糖分が原因。

A1乳蛋白不耐症は牛乳に含まれる特定のA1型蛋白が原因ということになります。

 

(BCM-7からヒスタミンが大量に放出される)

 

こちら オーストラリアでは A2 ミルク が売られていて

とっても人気です。

 

 

 

② 1型糖尿病のリスク

 

1型糖尿病は、一般的に小児に発症し、

体内のインスリン不足が原因とされています。

子供の頃にA1ミルクを飲むと、

1型糖尿病のリスクが高くなるという研究結果もあります。

 

 

 

 

 

 乳幼児突然死症候群(SIDS)

 

乳幼児突然死症候群(SIDS)は、

1歳未満の乳幼児の死因の中で最も多いと言われます。

 

SIDSは、原因がはっきりしないまま、

乳児が予期せぬ死を遂げることと定義されてしまいますが

 

BCM-7(A1βカゼイン)がSIDSに関与しているかもしれない!

と推測する一部の研究者もいます。

ある研究では、

睡眠中に一時的に呼吸が止まった乳児の血液中に

高濃度のBCM-7が検出された!と発表されてます。

 

 **β-カソモルフィン-7BCM-7)は、A1β-カゼインが消化される際に放出されるオピオイドペプチド(タンパク質)です。

 

 

心臓病を引き起こす可能性

A1ベータカゼインは、傷ついた血管に脂肪の蓄積を促進することが

研究で明らかにされています。

脂肪の蓄積は、血管を詰まらせ、心臓病を引き起こす可能性がある


 

ということで、

ちょっと 今日は 日本では あまり騒がれていない

カゼインの 深い話が最後になりましたが

 

 

まとめると

 

 

A1牛乳とA2牛乳の健康への影響については、

現在も議論が続いています。
とはいうものの
A1ベータカゼインが

特定の人には

消化不良症状を引き起こすことは

研究で示唆されています。

ただ、A1ベータカゼインと

1型糖尿病や自閉症など他の疾患との関連性については、

まだ証拠が乏しいようです。

まずは、

自分の身体の声を聴いて

牛乳もチーズもヨーグルトも

 

なんか 合わないな~と思ったら

しばらく 摂取を控えてみる価値はあると思います。

 


 

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